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数カ月にわたってケッツへの儀式洗滌の講義をしておりますが、皆さん充分に理解されているでしょうか? 今回の講義は、洗滌法の中で最も施し易い高圧式洗滌法についての勉強です。初心者でも簡単に出来る方法ですので、皆さんもしっかり覚えましょう。ここで使おうとしているゴムのガス管や水道用などのビニール管は、指で押さえてもペシャンコにならないくらいに硬くて直径も太いものです。
熟練したケッツの穴ならこれしきのものは楽に飲み込みますが、浅学の諸君のケッツの穴は、これらの硬質のパイプを押し付けられたら苦痛に耐えられず、とてもこれを飲み込むことは不可能でしょう。
さて、先端に丸味のある嘴管が付いていないブツ切り状態のホースを、そのままケッツの穴の中にブスッと上手に突っ込むためには、一寸した技術が必要です。それをこれから教えます。
何故入りにくいかには、二つの原因があります。
一つは滑りをよくする潤滑油の必要性で、もう一つは先端を丸くすることです。
このために、脱脂綿かトイレットペーパー(ティッシュペーパーでもよし)を用意して下さい。
この用意した綿花、又は紙を、丸めてホースの先端に被せて、半球型の帽子を作るのです。
そしてこの帽子にたっぷりと潤滑油(先に説明した)を塗りたくって、ヌルヌルにし、ケッツの穴にも十分に塗ってヌルヌルにし、一気に真っ直ぐホースをエイと突っ込めば、アッという間にズルンと這入ります。
ガス用のゴムホースや硬いビニールホースには、医療用のイルリガートルのホースのように、液の流れを止めるクリップは付けられません(クリップでは管が硬くて塞がらない)ので、先ずホースをケッツの穴に突っ込んでおいて、タンクは後で高い所へ置く(吊る)ことになります。
先にタンクを高所に置いてしまうと、ケッツの穴へ入れようとするホースの口から、液が流れ出して止まらないので、挿入が出来にくいからです。
あるいはタンクとホースとを連結せずに、ホースだけをケッツに突っ込んでおいて、高所に置いておいたタンクに、それから連結すればよいのです。別売りの蓋には、液の流出を止める栓が付いていますから、もってこいです。
高所に置いた(吊るした)タンクの下のほうの口に、この栓のある蓋を付け、上になるもう一つの口のほうは、洗滌液を流下さすためには、取り外して口が開いた状態にしておかなくてはいけません。
この口が塞がった(閉じた)ままでは、タンクの液が流下しません。上の口から空気が流入するから、高所の気圧の力でタンクの中の液に圧力がかかって、液の流下が始まるのです。
洗滌液が直腸からS字状結腸にまで充満すると、内壁が拡げられるので、ホースをゆっくり押してやると、ズルズルと三十センチくらいは這入って行きます。およそ一〇〇〇ccも入ったら、ホースをゆっくり押し込んでやりましょう。
ホースの先に抵抗があって、それ以上入らない時は、そこで止めて、無理にそれ以上は入れず、もっと液が入ってから押すと入ります。無理に強く押して腸粘膜を傷付けてはいけません。
洗滌液が大量に入ると、腸内がダブダブになり、勿論直腸も洞穴のようになり、ホースを衡えているのは肛門括約筋だけになりますから、丁度コップの中のジュースをストローで吸っているような形になり、ホースはドウナツのような肛門括約筋の輪だけで支持されていることになります。ストローを吸っている唇が肛門と同じです。
これではホースは不安定で非常に抜けやすく、外れやすくなりますので、尻たぶの肉や、股の筋肉をぴったりと閉じ締めてホースを挟み、抜けないように心掛けなければなりません。
腸洗滌の醍醐味は、途切れずに長い時間をかけてゆっくりとハラワタの中に液をなるべく沢山注入して、腹を河豚のように膨らませることなのです。
(続く)
11.01.19更新 |
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