第56講 丈五郎の使い方〜応用編〜【2】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第ニ課 丈五郎の使い方
硬い瓶の首を訓練されていないケッツの穴へ突っ込むのはむつかしいことです。
先ずケッツの穴へ胡麻油(ワセリンやコールドクリームやバターでもよし)をべっとりと塗って、指をニ本根本まで押し込み、ひ広口瓶の中を洗うように手首をひねって充分に時間をかけてケッツの穴の紐(括約筋)の内側をコネコネしてリラックスさせ、その指をジャンケンの「チイ」の形に開いたまま抜去し、又指を揃えて入れ、暫くこね廻し、又指を拡げて抜去し、緩むのを確かめて指をさらに一本加えて三本にして中をこね廻し掻き廻し、長時間掛けて四本の指を揃えて人れ、渚の砂に穴を掘るようにその四本指を揃えて平らにして指先を中で曲げて、あちこち回転させて、直腸の中で「オイデ、オイデ」をしてやると、ケッツの紐は油断して緩みますので、さり気なくその手首の抜き差しを繰り返し、慣れた頃を見計らって指の代わりに丈五郎を押し込んでやるとズボッと納まってしまいます。
入れる時の体位(姿勢)は前に説いた胸膝位(四つん這いから頭を低くし胸を床に着ける)と、もう一つは仰臥して両脚を挙げさせたいわゆる乳児のオムツ替えの姿勢です。仰臥させて膝を屈曲させ、両膝を胸に着け、両手を廻して自分の膝の裏を自分の腕で抱かせるのです。
この二つの体位だとケッツの穴が天井を向きますので、丈五郎を突っ込んで覗きやすいし、液体を流し込んでやる時もこぼれません。
訓練の行き届いたケッツの穴の持ち主なら、両足を縛って吊り上げ、倒立させて突っ込んでやると面白いものです。
両足を縛って倒立させて責める時、長い時間かけて責めるのなら、頭が地から離れる程完全には吊り上げず、両肩が床に着く程度にしておく方が安全です。完全倒立(逆釣り)
で長時間そのままにすると頭に血が集まりすぎるので危険(短い間ならいいが)です。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
09.07.08更新 |
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