第56講 丈五郎の使い方〜応用編〜【3】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第三課 丈五郎での責め方
ケッツから丈五郎を突っ込んだら号令を掛けていきませて中を覗いて見ましょう。
赤い直腸の粘膜がぬめぬめと動いて、呼吸に合わせて、うんといきむと粘膜が外に向かって押し出されて来ますし、力を抜くとハラワタ全体が下垂しますので、せり出してきた分がストンと下がって退いて行き、ポコッと洞穴が開き、うんと奥の穴の中は暗くてとても秘密めいて息づいています。
照明を当ててやると透明な丈五郎なら、瓶の首にしっかりまとわりつく赤い粘膜が鮮明に見えます。
色白の人の粘膜はサーモンピンクですが、大多数は赤黒く、丁度自分の口の中を鏡で映したような色をしていて、別の生き物みたいにぬめぬめしています。
さあ、じっくり覗いたら次は唾液をポトンと垂らしてやりましょう。直腸粘膜は敏感ですから唾液が落ちたら「キャッ!!」と叫ぶでしょう。とてもくすぐったいのです。丁度耳の穴の中か腋の下をくすぐられた時のようにむずむずたまらなくなるのです。
次は柄の長い、油絵や水彩画の筆を奥まで入れて、「スウイスイ、クイクイ」とこすってやると大変なことになります。小便をちびる程くすぐったいのです。
筆を構えてパッと手を離してやると、筆は真っ直ぐ垂直に落ちて行き、ハラワタの奥の内側をノックします。これが又凄いのです。もう耐えられません。筆を引き上げて又ポトンと落とし、それを繰り返されたらもうハラワタが波打って痙攣してしまいます。
そうしたら次は丈五郎の中へ放尿してやりましょう。ジャアジャア、ダダダッと激流が降り注ぎ、温かいのが流れ込んで来てとても心地好いものです。助平男の諸君はあこがれの女性にこうやって尿を注ぎ込まれたらもう感激の一語でしょう。何せあこがれの女神様のお身体の中にあった物が今自分のハラワタの中に注ぎ込まれ我が身の一部に化したのですから。
尿が出ない時はビールかワインを注ぎ込んでやりましょう。ビールなら三本や五本は入ります。
入れたら丈五郎は抜去して洩れ出さないようにケッツの穴をタオルで押さえて塞ぎ、長時間塞いでいると、ビールは炭酸が気化してガスになり、アルコールは適度に吸収されて酔いも廻り、女性なら尻の周りが酔いで赤く染まり、腹がガスで膨らみ、押すとケッツからプープー音を出します。
炭酸を気化してガスを発生させるだけ(酔うのを除き)ならサイダーやスプライトやミリンダなどの炭酸飲料でも面白いものです。
さて、ビールやワインは酒類ですが、アルコールの度が低いからそのままケッツの穴から飲ませてもほろ酔いで危険は無いのですが、日本酒や焼酎やウイスキーやジンなどはアルコールの度数が高いので、これを口から飲むのと同じようにケッツから入れるのは危険ですから絶対にしないで下さい。
腸粘膜はアルコールを吸収しますが、口から飲むより早く身体中に廻ります。それは膜から直ぐに血管の中へ廻るからです。
腸粘膜からの吸収は急激ですから、今の若者の一気飲みと同様で「急性アルコール中毒」になる危険性が非常に大きいので、絶対にしないで下さい。もっともウイスキーや焼酎などでも湯や水で割って薄めて使えば大丈夫なのですが、間違いが起こりやすいので、ケッツから飲ませる酒はビールとワインだけと決めておけば安全です。
丈五郎をセットすれぱビイ玉や豆腐やウドンやバナナや粘土や、小玉やティッシュペーパーやスポンジや、糸コンニャクやパンやバター(マーガリン)やマヨネーズはおろか、ドジョウや蛙まで押し込んでやることも出来るのです。下宿の小母さんにはそういったあらゆる物を詰め込んで悶えさせてやりました。それはとても面白いものでした。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
09.07.15更新 |
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