第28講 お尻の穴の日照り【3】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第三課 お尻に入れなさい
床に落ちたコルポイリンテルは、何とメロンくらいに膨んだままです。
それを見てびっくりしている私に、先生はそのコルポを拾い上げて手に取ると、
「あはは、君このコルポ、メロンくらいあるから、そんなのがそのままお尻から抜けたら、凄い直径だと思うでしょう。
だけどこれはゴムだから、押さえればこう形も変わるし、ねっ」
と言って両手でそのゴム球を、雑巾をしぼるように掴むと、ゴム球は瓜のように長くなり、直径は小さくなりました。
でもそんな形にするには大変な力が要ります。
両手なら力が強いですが、お尻の穴をおちょぼ口にしていて、強く引っ張られて、いくら
「あーん」
とお尻の穴が負けて大きく開いたからといって、それは大変な難産です。
ゴム球が通り抜ける瞬間、お尻の穴に火の棒が通ったような凄い激痛がして、思わず
「ギャア」
と叫び、眼から火のような熱い涙が吹き出しました。
お姉さんが
「次はお尻でやりたいから洗浄をお願いね」
と言うと、看護婦さんがあの大きな、牛乳瓶くらい太い浣腸器に、ドナンと言うきつい薬液を手際よく二回、お姉さんのお尻に注入しました。
ドナンは私も注入されたことがありますので、あんなきつい薬を入れられて、お姉さんはよく平気でいられるものだと思っていましたら、一分たつかたたぬかの内に、
「はあっ」
と高く尻上がりの悲鳴をあげたお姉さんは、背をよじると、右の掌を自分のお尻の溝に滑り込ませ、自分の手で自分のお尻の穴を押さえて塞ぎながら、背を反らして爪先立って、小走りに部屋をとび出して行きました。
廊下の向こうから、ビチビチー、シャー、と破裂音が聞こえてきます。
やがて戻って来たお姉さんは、大きく肩で息をしながら看護婦さんの方にお尻を差し出して、蒸しタオルできれいにお尻を拭かれて、壁際に立つと、故障したバスを押すように両手を壁につき、両足はピッタリと揃えたまま、膝を少し曲げ、背を反らせてお尻を突き出しました。
看護婦さんが
「ワセリンどうする?」
ときくのに、
「要らない、その子のチンボ、涎が夕ラタラ出てるから、それのヌメリだけで充分よ、あんまりワセリンやコールドクリーム使うと、滑りは良くなるけれど、味は落ちるから、少々きつくて痛みがあっても、何も塗らない方が、生の肌の感触が味わえていいのよ」
と言い、私の方を向いて、
「さあ、いらっしゃい、今度は君のその太いので私のお尻の穴の火照りを鎮めておくれ」
と言いました。
私のチンボは、お姉さんのお尻の穴に食べられるために、その魅力的な双臀の谷間の溝へ、吸い寄せられて行くのでした。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
08.02.09更新 |
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