第36講 卵とオメコと善光寺チンボ【1】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第一講 帰ってからの儀式
登校の時は私が一番後にこの家を出るのですから他に誰もいないので、小母さんを素っ裸に剥いてそのケッツをかかげさせ、栓をブスッとそのケッツの穴へ押し込んで、赤いゴム褌をその大きなケッツへ絞めさせる儀式が出来るのですが、帰りは夕方であり、小母さんの子供たちも皆すでに帰って家におり、他の下宿生もいますので、玄関の床の上で外に向かってケッツを露呈させてかかげさせるということは出来ませんが、小母さんはケッツの穴に一日中嵌められたままきっつい栓を一刻も早く抜いてもらいたくて、もうちびる寸前の小水を足踏みしてこらえているような状態で、その目が「早く抜いて、お願い」と言っています。だから小母さんは私が帰るとすぐ、盆にお茶とお菓子を載せてとんで来ます。
部屋に入るなり小母さんはスカートをめくり上げると、「はあもう駄目、堪忍して早くぅ……」とお尻を振り、早く抜いてとせがみます。
ゴム褌の脇の留め金を外し、小母さんのケッツの穴に刺さっているぶっとくて長い、丁度細手の瓢箪のようなドライバーの柄を、私が一気に引き抜くと、グチュッと湿った音がしてズボッと抜け、腫れぼったく赤味を帯びたお尻の穴の輪の中心に、大根を抜いた後の畑の土みたいに暗い穴がポコッとあきました。
その穴を示指の腹で触れると、ズッキンズッキンと速い調子で脈打っているのが、実によく伝わって来て、今日一日ケッツの穴をこれで塞がれてこの苦痛を耐え忍んで、一人この家で悶々としていたのか、そして八百屋や魚屋へ買い物に行くのにこのぶっとい栓をケッツの穴に咥えて歩いて、さぞきつい刺戟に苛まれたことだろうと、それを思うと何とも気色がよくて、いつの間にかチンボが鎌首をもたげ始めます。
グジュグジュに濡れたケッツの穴に唇を近づけて、火鉢の火種を熾すように、「フウーッ」と吹いてやると、それが余程気色いいのか、小母さんはオメコからタラーッと一筋、又一筋、涙のような透明の喜びの液をたらすのです。
フウーッと吹くのはケッツの穴の中や穴の縁だけでは無く、その涙がタラーッと流れた股の付け根、つまり鼠蹊部も吹いてやるのですが、初めは極く極く微少に、段段強く吹いてやると本当に燠が熾るように歓喜の反応が起こり、すると今度はフーツと吹〜のではなく、ハーッと熱い息を吹き掛けてやると、その温かさにポッカリ開いていたケッツの穴が、やっと気がついたようにキュッと締まり、ピクピク反応を始めます。
そんなケッツの穴へ、今晩のオカズに使う胡瓜や人参やらソーセージを突っ込み嵌め込み、オメコの方にもジャガイモや薩摩芋やトウモロコシを突っ込み解放してやると、小母さんはスカートを直し、そのまま台所へ下りて、長女に手伝わせて夕食の用意にかかり、娘の隙を見て股間で温めたそれらの食材を抜き出して使うのですから愉快です。それを食わされる下宿生の顔が限り無く阿呆に見えて……。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
08.07.09更新 |
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