第37講 熟年ケッツの魅力【3】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第三講 小母さん族はええぞ
若い元気な男性の性の相手としては、小母さんこそが一番貴重な存在ですぞ。元気が余って少々乱暴に扱ってもほとんどこわれる心配はなくて良いし、充分な経験を積んでいて味を知りつくしており、事前の準備運動もせずにいきなり突っ込んでもちゃんと応ずる姿勢を備えているし、筋肉もよく伸び、何よりも自らが積極的に参加して快楽を得ようというやる気満々だから有難いのです。
特に経産婦などは度胸も座っているし、少々のことでは驚かないし、色々こちらの方が教え導かれるところが多いです。
ケッツの穴からトローッと私が注入してやった精液を出してぐったりしている小母さんを仰向けに寝かせて足を曲げて開かせ、その間に指を二本揃えてケッツの穴から深く押し込んでやると、さっきピストンで責めまくってやったから充分に拡がり、癖がついていてよく奥まで入って行きますが、さすがは経産婦です。私の指を出来るだけ奥深く咥え込もうとして、「ウンウン」といきみます。
そうすると根元まで入っている指に、グヂャグヂャと白濁の精が付き、示指と中指との間のわずかな凹みの溝を通って精液が肛門から丁度歯磨きのチューブを踏み潰したように、ニュウッ、ドロドロとはみ出して床に溜まります。
小母さんは更なる快感を得ようと、排便する時のようにウンといきんで腹圧を一杯にするのです。そうすると腸全体が下がりますから、直腸は反転して肛門から外へはみ出そうとし、S字状結腸や下行結腸といった直腸より奥の部分が肛門の方に下がって来て、指先はS字状結腸の粘膜を撫でているのです。肛門からの距離からいって普通は届かないそんな奥までが指の腹にさわるのは、経産婦なればの技巧です。
そうやって直腸のまだ先の方まで指が入り、指の腹で撫で廻し掻き回してやると、文字通り野太いハラワタの快楽が得られるのです。小母さんはピクピクと身体を小刻みに引き付けの発作を起こし、同時に五、六秒に一回くらいの間をおいて、背骨を軸にした大きな胴震いをします。
小母さんは今昇り詰めて、更に天界にまで昇らんものと空に足を掛けているのです。指を三本にして餅のアンコをこねるようにあちこちこね廻してやると、今度は震えでは無く、海老が跳ねるような大きな発作が始まり、私の指の第一関節の所が温かく柔軟なものにきゅうっと咥えられたように締め付けられ、キュッキュッと奥へ引っ張り込まれようと、そう、私の指を吸い込もうとするのです。
これは二段締めです。直腸とその先のS字状結腸との間は普段すぼまっており、便が溜まるとそこを押し拡げて下に降りて来るのですが、その境の粘膜が私の指を捕えて締めつけるのです。小母さんは腸の奥まで歓喜に満ちたのです。
キュウッと締めつけられてフッとその力が弛んで小母さんはぐったりと虚脱してしまいました。
そしたらたちまち、荀の皮を剥いたような臭いが一面にたち込め、小母さんのケッツの穴からは私の精液とは別に、全く透明なドロッとした粘液がおびただしく吐き出されて来ました。直腸やS字状結腸や下行結腸は、歓ぶとこんなきつい異臭のする粘液を分秘するのです。精液とはやや違う、苦味のあるきつい臭いで、透明でドロリとしたものです。勿論この液は男の直腸からも出ます。ケッツの穴の快感に男女の差別は無いのです。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
08.08.13更新 |
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