不定期新連載! The dream which Corsetier looks at ....
Session 1 P.C.W x Inbe Kawori★ 「Leather Corset」
corset photo gallery コルセティエの見る夢は 第1回 「レザーコルセット」
男性のコルセット職人を「コルセティエ」と呼びます。フェティッシュ・アイテムとしてのコルセットにこだわらず、様々な可能性を探しながらも、深い伝統と格式に裏づけられたコルセットを模索する新進気鋭のコルセティエ、「Pure One Corset Works」のPureOne氏。そんな彼が製作するコルセットを写真と、PureOne氏自ら語る制作秘話や解説などとともにご紹介する、フォトギャラリー連載の開始です。第1回は読者の方におなじみの写真家・インベカヲリ★さんとのフォト・セッションで、「レザーコルセット」をご紹介します。
|
次回の記事>>>
デザインをする上で何が一番大事か。
その答えは意外と簡単。
「美しい」かどうか。
それだけです。
デコラティブであろうとシンプルであろうと、美しければそれでよいのです。
ただ服の場合、着た時に美しいかどうかと言う問題が出てくるので、非常に難しい。
コルセットに限定すると、着る側と作り手の共感力というのが、普通の服よりも強くないと難しいです。
つまりコルセットは、身につけなくてもそれだけで美しい服。
そういう意味では、靴やアクセサリーに近い物だと思います。
その分、「このコルセットのラインを自分の体に当てはめたい!」という着たい方の強い想いが大事になります。
着る者の身体をオブジェに変える服。芸術品に変える服。それこそがコルセットなのです。
あなたはこの画像を見て、私の言葉を聞いて、あなたの身体を私にゆだねる事が出来るでしょうか。
それこそが、共感力なんです。
“コルセティエ(男性コルセット職人)の芸術品に拘束されたい!”
“私は美しい生きたオブジェとなりたい!”
なってみませんか?
私の芸術品となるために、あなたの身体を私に預けて頂けませんか?
このレザーコルセットには、それだけの魔力があります。
人肌に近いベージュのレザーは、あなたの胸元を艶かしいヌードに変えさせ、着ている者へ熱い視線が注ぎ込まれる事でしょう。
そして、挑発的なブラックレザーは、美しくボディをスカルプチュアします。
シンプルなデザインは、素材を決して殺す事はありません。
挑発的でヌードなコルセット。
今宵、あなたはこの魅力に責められる。
文=PureOne
コルセット製作・スタイリング=PureOne(P.C.W)
写真=インベカヲリ★
モデル=真白
関連リンク
Pure One Corset Works
インベカヲリ★
関連記事
フェティシストが愛する名匠を訪ねて
第2回 コルセットデザイナー Pure One
【1】 【2】 【3】
Pure One 中央大学文学部文学科国文学専攻卒。文化服装学院ファッション工科アパレルマーチャンダイジング科卒。大手テキスタイルメーカーの生産管理にて、有名セレクトショップやパリコレを扱うブランドに多数携わる。退職後、2005年にフェティッシュブランド「SLUMP TRUMP(スランプトランプ)」 を立ち上げる。2006年には、AVメーカー 「ゴーゴーズ」との協力の元、日本で初のアパレルブランドとAVメーカーのコラボレーションシリーズを発表。同年より本格的にコルセットの研究、製作、販売を始める。 Pure One Corset Works http://po-corset.com/ |
インベカヲリ★ 東京生まれ。編集プロダクション、映像制作会社勤務を経てフリー。写真、文筆、映像など多方面で活動中。著書に「取り扱い注意な女たち」。趣味は裁判傍聴。ホームページでは写真作品を随時アップ中。 インベカヲリ★ http://www.inbekawori.com/ |
|
次回の記事>>>
07.10.26更新 |
WEBスナイパー
>
フォトギャラリー