毎週火曜日更新! The report of devil breaking "VOCALOID" by kimera! 鬼畜娘きめらちゃんの ミクミクレイパー大作戦! 〜第十二犯〜 隠し刀が登場!? 文=きめら
←左からきめらちゃん、宮西計三さん、森園みるくさん。 |
ヤッホイ! 先日、宮西計三+鈴木峻ライブ@フライングティーポットに行ってきました。
初め全くの初対面だったきめらちゃんは皆様が丁重に挨拶されてる方が宮西さんだとは露知らず阿呆面晒してニヤけてました。だってー、宮西さんの単行本の解説でひさうちみちおさんが書いてた形容で想像してたイメージと全ッ然違うんだもんー。
……ってその解説も十年以上前のか……。
ウヘヘ、しっかりサイン頂いてきましたよー。漫画家さんの生サイン集めが趣味のきめらちゃんです。
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↑これが宮西さんの生サイン。ウッハァ。
しかし宮西さんが書いて下さってる間、ペン先をくるくる回して線を書きながら「あれ〜描いてればなにか形になるんだけどなー」とおっしゃっておりましたが、それは特に何を描こうとゆー思惑もなく、「ペンの走るがままに描いていけば何がしかの形が浮かんで絵になる」とゆー錬金術ですか? ちょっと……脳味噌の中を覗かせて頂けませんか? 宮西センセイの素晴らしい画も漫画も、そうやって生まれたと取ってよろしいのでしょうか。
嗚呼、頂いたサインの数々を眺めていると、「己の道は間違っていなかった!」と趣味の充実さに己の立ち位置を感謝すること山の如しですわ。安いなー、おいらって。テッヘー。
そしてついこの前までヴァニラ画廊で開かれていた個展のポスターが売られていたのですよ! 新渡戸稲造を血涙に変えて 買 い ま ん た。
↑どうだ! クゥウ……何時の間に……メルマガとかやってくんないかなぁ。
毛穴とゆー毛穴から血液噴出しまくりでしたが今を逃して次があるかあああああ! オタクに生活費云々なんぞ二の次じゃああああああ! 言語道断じゃあああああ!
しかもサイン付き! シリアルナンバーまで! くそおおぉぉおおぉぉおぉぉオイシ過ぎるぜえええええええ!!!! マニアにとっては垂涎モノだぜええええええええええええええええ!!!! だが取ったり! この俺が仕留めたり! イッヒヒー!
そう……宮西漫画との出会いは今を去ることまだあるのか知らんが池袋西口に出来たばかりの芳林堂書店漫画専門別館のサブカルコーナーでセーラー服を身にまとったピチピチのオタク少女だった中学校二年生のきめらちゃんが〜キリがないので略〜。
嗚呼! それにしても人生、生きてみるもんだなぁ〜。ナニが起こるか分かったモンじゃねぇな〜。死なんでよかった! ラララー。
肝心のライブですが、鈴木峻さんのサックスから奏でられる高音が、続けざまに鼓膜で弾かれてまるで鼓膜の上で針を回されるような奇妙な音響も加わった、肉体と器官で聞く二重演奏になっていて、さらに鈴木さん自身から放たれる唸るような高音の歌声すらサックス同様の音響効果で、サイケデリックかつフィジカル、とゆう奇妙な体験をさせて頂きました。
また宮西さんの弾くギターのあまりにも細かい旋律は宮西さんの漫画で描かれる点描と寸分違わぬそれで、全身から宮西計三を味わえた気分でした。
一緒に演奏され歌われると、正に異世界。カエルやら蛇やらが性交をしているのか製綱をしているのか生興をしているのか。私が聞いて脳裏に浮かんだのはそんなメルヘンな世界でありました。
漫画家の方に音楽をされてる方は多いと聞きますが、自分は絵と文章のみで音楽とはほぼ無縁でしたが表現の「方法」を数多く持っていれば持っているほど自らのフィールドを広げインスピレーションの肥やしになるのだなぁ、と音楽と絵の関係性を強く感じた次第であります。
てなわけでこの連載も音楽に触れるきっかけになったと思い改めるよい機会だったなと。オホン。
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ところで巷では宮崎駿監督最新作「崖の上のポニョ」が話題騒然でこんなニュースがありましたが。
ポニョ 半魚人(M) ¥2100(税込) 商品コード:575950 「崖の上のポニョ」オリジナルグッズ登場! 人間と魚の間のポニョぬいぐるみ。 ●サイズ(約):130×200×110mm ●素材:ポリエステル (C)2008 二馬力・GNDHDDT |
いやぁ、まいった。イグアナの娘ですね!
「イグアナの娘」 著者:萩尾望都 ISBN:4091720323 定価:509円(税込) 発売日:1994/06/20 出版:小学館 (c) Shogakukan Inc. 2008 |
なんとポニョは水陸両生のイグアナだったんですよ! 誰だよ! 人魚姫とかぬかした奴ァ! イグアナ姫じゃねーか!
最近ホットなニュースに触れてなかったんでね。タロット占いにも「時代に乗り遅れる」て暗示が出てたんでね。思いついた限りに書いちゃいましたけどね。
さて、先週予告した秘密兵器の話題へと移りましょう。それには少々時間軸を戻して頂いて……。
前回のきめらちゃんがレギュラー出演させて頂いているイベントの終了間際にDJの方からとあるCD−Rを手渡されました。彼曰く、「僕の知り合いが誰だか分からない画像を拾って音楽を作ったらその画像がきめらちゃんだったんだって」と。
んあ? きめらちゃんがナニに見えたとゆーんだ。イグアナか? とゆーイヤミは置いておいて、帰って聞いてみると、デジタルポップな音楽が流れてきました。
きめらちゃんはキライなモノが白黒ハッキリしているので少なくとも不快ではありませんでしたので、有難く頂戴することにしました。
で、そうこうダラダラしている内に、ミクミクレイパーの話が舞い込んできたのです。
初めは「えええ〜、音楽かぁ……桜の花びらを広げてブーブー吹くのは季節行事だけど、リコーダーさえ吹けないに〜」とゆー状態だったんですが、咄嗟にそのCD−Rを思い出して、ああ、自分には隠し刀があったじゃないか!と思い出したのですよ。で、必死の友人づて捜索の結果、発見!
その方はやまのいゆずるさんとゆー方だそうで……
で、その音楽を製作したやまのいゆずるさんに会ってきました! バババーン!
きめらちゃんから「予定があるから早めで三時に新宿駅(はぁと)」と所望して見事に遅刻したきめらちゃん。やっとこさ到着してゼーハーもう乙女とは言えないワキガ臭を放ちながら片手に煙草で辿り着いた瞬間に真っ先に編集部Iさんから「ここ、禁煙ですよ」と手痛いダメ出しをくらう。ウン……分かってました。周りの視線が心なしか冷たいもん。
しかもここ二、三日真っ昼間から外出するのが続いて慣れない紫外線に顔面がアレルギーで鬼の様にひでぇ有様でした。
そんな中、隣にいらっしゃるおっとりとした方がやまのいさんで……すよね……心なしか視線が冷たい……。
そうだよね、折角会う女の子が遅刻でワキガで片手煙草に顔面タマミちゃんじゃあね……ほんまスミマセン(泣)。
場所をルノアールに移して、初顔合わせと挨拶を兼ねた打ち合わせを行ないました。
そこでやまのいさんから出た言葉は「ジブリ作品で何が一番好きか」というものでした。
きめらちゃんは「名探偵ホームズ」が好きなのですが、そういえばジブリ作品というのは「自分の心の原風景」(夢でよく見る風景や、遺伝子に組み込まれた原始の情報であったり)が色濃く反映されていて、それは深い森だというのが定説で言われているけれど、「名探偵ホームズ」では、小さな村に正義と悪がいて、本当に原始的な、「共存のためのコミュニティ」で構成された大自然に囲まれた小さな村で巻き起こるコメディーという設定が気に入っていて、それに、動物を元に作られたキャラクターが何より好きでした。そこはもしかしたら人形より圧倒的にぬいぐるみ好きだった幼少時代と何か関係あるかもしれません。
だから余計にジョージ秋山の「ラブリン・モンロー」を初めて見た時のショックは大きかったのかも。
こと細かく話題を取り上げるととりとめがなくなるので省きますが、とにかくやまのいさんは子供が大きくなってしまったような、モラトリアムの真っ只中の少年のような方で、なんとなく、きめらちゃんはホッとしたのでした。
まだまだ心の交流は必要でしょう。音楽を作る共同作業をナメてはいけません。
互いの「リリカ」(ここで、互いの原風景が必要不可欠ではないでしょうか?)を見せ合い、合わせていくのが、最大の目標の達成のような気がしてなりません。宮西先生のぺヨトル工房から出た復刻本も同名でしたことですし(あ、やっと繋がった)。
というわけで、偉大なプロデューサー登場です!
あー、真面目なこと書いたら疲れたー。
さて、どうしましょうねぇ。
とりあえず先週休んだ分の特訓をいたしましょうか。
今週の目標は30秒以上作りますよ。ウホッ!
今まで作った音源をフルに活用しませう。ロクなもんないけど。
↑ぬうぅ……予想以上にむずいぞ30秒以上って……小ネタが続かねぇ……。
ウッキー! もうヤケクソじゃあぁーーーーーーーーーーーー!!!!
ていッ! ヤッ! どうだクソヤロー! まいったかウンコヤロー!
ハァ…ハァ…で、でけた……。
あ、そうそう、先週撮り忘れたガンダムデスサイズが見つかりましたよ〜。
うへへ、小学生にしては頑張って作った記憶が……(フタをカッパー)。
ギャ、ギャー! 五体バラバラ! ヒィイイィ! グ、グロテスク!
ああ、やっと組み直せた……ウヘヘ、スタジオ撮影楽しいなー。スネ夫の気持ちが分かるってもんよ。ハイ、チー(ズ)
↑ウギャアア! た、倒れたァァァ! 決定的瞬間激写!
こ、怖い……すでにお前がもうニュータイプだよ……では改めてきめらちゃん作・ガンダムデスサイズでどぞー。
↑どうでしょう。苦労が透けて見える感じですね、どの口がリリカだって? ええ、反省してます。
きめらちゃん、まだ音楽には根本的理解が必要みたい。
これだからコツを教えてくれって言ったんだよぅ! 嘘じゃねーよ!
やまのいさん、音楽に関しては醜いアヒルの子のきめらちゃんをどうぞよろしくお願いします。m(;-=-;)m
(続く)
関連リンク
クリプトン・フューチャー・メディア
VPVP
スタインバーグ
きめら 198×年、日本のゴッサムシティ東京の下半身、新宿区某所にてヒリ出される。幼少の頃から数々のロリコン被害に遭遇しながら絶望を繰り返し人生初自殺(小学3年時)するも失敗。後も自殺未遂を繰り返し続け数回病院に叩き込まれ脱走を繰り返す始末も、「しょーがねぇ、もう生えちまった雑草だ」とほぼ人生を諦め潔くなるようになっていたら何の因果か村崎百郎氏プロデュースにより鬼畜娘としてデビュー。仕事の依頼は村崎百郎非公認 HP「鬼畜娘」へメールを。随時募集しております。 村崎百郎非公認 HP「鬼畜娘」 きめらとクレアの交換日記。「家出少女日記。」の世界 イベント活動 ARTiSM:東京アリスFetinism レギュラー出演(ダンサー等) |
08.07.29更新 |
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