毎週土曜日更新! オナニーマエストロ遠藤の ぶらりエログッズの旅 第25回 究極の1本を探して 文=遠藤遊佐 ←独り者には寂しい季節よのう。 |
畳の部屋を掃除すると、絶対に陰毛が落ちているのはなぜなんでしょうか。基本的にはちゃんとパンツを履いて生活しているはずなのに……。
朝晩の冷え込みに、毛糸のパンツの購入を考慮中。遠藤です。
さて、身も心も乾燥しがちなこの季節。いつにも増して「新宿アートセンター」さんのカタログに潤いを求めてしまうマエストロ。今日も今日とて商品の物色に余念がありません。
しかも今回は珍しく「こういうのが欲しい!」というブツが決まっているので、カタログを読み込む目にも一層力が入ります。
え? 今回私が狙っているものは何かって? それはですね……。
「究極の1本」! これです!!
いえね、前回のこのコラムにも書きましたように、この間久しぶりに、10年来愛用しているオナグッズ達を総動員したスペシャルオナニーをぶちかましたんですよ。
オナネタはもちろん遠藤の十八番、「海原雄山のフェラ奴隷にされる私」。そりゃもう、すんばらしい桃源郷のようなひとときでした。
『美味しんぼ 100巻』
発行=小学館
雁屋 哲/花咲アキラ
530円(税込)
(C)Shogakukan Inc. All rights reserved.
↑気づけば『美味しんぼ』と共に四半世紀。祝、100巻!
しかし、オナニーが終わりふと我に返ったとき、ベッドの上の惨状を目にして思ったのです。
「これではイカン」と。
最初はローター、Gスポット用バイブ、極太バイブの「バイブ三兄弟」を使って楽しむつもりだったんですけど、一旦風呂敷を広げたらどんどん話が大きくなってきちゃいまして……。気がつけば電マやアナルバイブ、オルガスター、果ては乳首クリップまで飛び出す始末。ごめんなさい、ごめんなさい。誰に謝ってんだかわかんないけど、とりあえずごめん……。
↑これではイカン、という光景。
いくら誰も見ていないからといって、嫁入り前の乙女(三十路)がこうでは、ちょっとビジュアル的にもマズいんではないかと思ったわけです。
さらに、この後の後始末のめんどくささといったら、もうほんとにゲンナリすることこの上ないほど。深夜、オナニー後のぐったりした体に鞭打つようにして、これらのオナグッズを全部風呂場に持っていって洗うんですよ。家人が目を覚ますと大変なので、足音を立てないようにソロソロと風呂場に向かうマエストロ。右手にはバイブが3本、左手にはローター3個。……ドサッ。ああっ、しまった、電マ落としたっ!! 老母が起きるっ(号泣)!!
これまで道具をたくさん持っていることに何の疑問ももっていなかった、というより、道具を揃えてこそ一人前のオナニストだと思っていた私。
だってほら、例えば料理人のことを考えてみてください。彼等は美味しい料理を作るために、まず道具を揃えますよね。包丁ひとつとってみても、魚をさばく時には出刃包丁、さらにその魚を刺身にする時には柳刃包丁。野菜を切るには菜切り包丁を使ったほうがいいし、ジャガイモの皮を剥くにはピーラーがあったほうがいい。
それと同じように、陰核を刺激するときにはローター、GスポットのときにはGスポバイブ、子宮をガッツンガッツンいきたいときには極太バイブを使わなくちゃ埒があかんという気がしてたんですよねー。
でも、さすがにこの惨状を見たらそんなことは言ってられなくなりました。
マエストロは清く正しいパラサイトシングルなのでまだマシですが、ワンルーム一人暮らしの女性だったら、これらのブツをしまう場所だってバカになりません。いやそれよりも、もしある日突然大地震が来たりしたら……。どう考えても防災リュックにこれ全部入れてもってくわけにはいかんでしょう。
これはいっちょ、オナグッズのスリム化をはからなくてはいけません。
考えてみれば、料理人も一流になると1本の包丁で魚の三枚下ろしからジャガイモの皮むきまでやってのけます。
ということは、マエストロもそろそろ「究極の1本バイブ」で陰核から子宮口までをカバーする時期なのでは……???
とまあ、そんなわけで“クリもGスポも奥もコレ1本でOK!”なんていう便利なシロモノがないかとカタログのページをめくっている次第なのでした。
で、そういうことを念頭に置いて見てみると、まず目につくのが「三箇所責め」を謳ったバイブ。さすがに“三箇所に使える”ということをアピールしたものはなかったんですけども、“三箇所同時に責められる”というのは結構種類がある模様。
まあ、“三箇所に使える”も“三箇所同時に使える”も大して違いはないでしょう。いやむしろ三箇所同時責めにしてくれるんだったらそっちのほうがありがたい。
というわけでいろいろと考慮した結果、今回最終選考に残ったエログッズはこちらの2本。
↑「巨大バイブ メガトン」。お値段12,800円。
風貌は殺人級だけど、素材は人畜無害の柔らかさ! クリ責め用の子機もチンポ型で、アナルにも挿入できちゃうというスグレモノ。うーん、そそる。
しかし全長330mm、太さ75mmというのがちょっと……。写真見るとフィストファックもかくやというようなデカさなんですよねえ。しかもこのサイズだと、1本とはいえ3本分くらいの収納場所はかるくとりそう。
↑「トリプルGバイブ」。お値段7,800円。
そしてこちらは、女性たちの理想をカタチにしました! というコピーにグッときちゃいました。その名の通り、尖端のローターが子宮口を刺激し、胴体のコブがGスポットを擦りあげ、おまけに陰核用の舌も装備しているというトリプル責めバイブ。
「自分が欲しいバイブを2人の女性が企画して作った」んだそうです。むう、こっちもいいなあ。
うーん、うーん。どっちがいいかなあ。うーん、うーん。
迷うくらいならいっそのこと2本とも買うべきか(ダメです!)。
【追記】 余談ですが、実を言うと今回カタログを見ていて一番気になった商品はコレ。
ご、ごじゅうごまんえん福袋!
AV撮影現場見学に、SM緊縛ライブのご招待。そして極めつけは「1日男優体験!?」ですってよ。
キ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
お金持ちの方、どなたか試しに買ってみる気ありませんか。アートセンターさんの商品券100万円分もついてお買い得! 100万円分あれば電マが200本買えますよ。
(続く)
「アダルトグッズ(大人のおもちゃ)&マニアックAV オンラインショップ 新宿アートセンター」
http://s-artcenter.com/
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(C)花津ハナヨ |
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛する三十路独身女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(16歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。 遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」 |
07.11.17更新 |
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