毎週日曜日更新! あの日“アイツ”を追いかけた 全ての女子たちへ! 「腐った遺伝子」 第17回 文=早川舞 ←『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』 ジャンル:アクション アドベンチャー 対応機種:Wii プレイ人数:1 人 プレイ人数:1人 発売日:2006年12月2日 販売価格:6,800 円(税込) (C) 2006 Nintendo |
あ、いや別にそんなことはどうでもいいんですけど、とにかく本気でゼルダなんか助けてる余裕があるんだったら私を助けてほしい、あーでも私つかまってないし眠ってもないからダメだわ、あー私もガノンにつかまりたいとか、寝ている間に誰かがハイラルの地下神殿に運んでくれればいいのにとか、破綻だらけの妄想ばっかりしていて、ほんとあほでした。
そう考えるとやおいの発明は私のようなバカ女子が二次元コンプレックスに陥らないための自己防衛本能が生み出したものではないかと思ったりするのですが、それはさておき、なぜ突然こんなことを思い出したかというと、海外のコスプレ専門ポータルサイトでまんまリンクなレイヤーさん(アメリカ人)を見つけてリンク熱が俄然再燃したからです。
最近のリンクは画像を見ていただいてもわかる通り、異様にかっこよくなっているんですが、私が愛していた頃のリンクは、微妙に垢抜けていなかったんですね。リンク=ホビット説があったぐらい(オタク極まりない喩えですいません)。でも、それが私には妙にかっこよく映ったのですが、そのレイヤーさんもそんな感じで……ああもうアメリカに行ってナンパしたい。でも当然行くわけないので、スマブラでドンキーコングと戦わせて負けさせて、このモヤモヤを解消することにします。猿にやられちゃうリンク……ああああああもう!!!!!
と、無駄に長い前置きでしたが、コミケレポート第2回。今回はレイヤー(コスプレする人たち)さんたちのレポートです。コスプレがメインではない3日目だったからか(3日目は男性向け=エロ同人誌がメインの日)、思っていたほどの数は撮れなかったのですが、まぁそこそこは……(弱気)。だ、大丈夫ですよね、編集部のIさん(汗)!?
↑サンバルカンのあのメカ(名前忘れた)。お正月飾りがついているのがキュート! 獅子舞みたいに口が開閉する。ちなみに戦隊ものはバイオマンがいちばん好きです。バイオマンから女の子が2人になったんですよね。それが、今までの戦隊もののお嬢様タイプの女子像とは正反対の、わりとちゃきちゃきしている系で、「こういう女子が見たかったんだよ!」と胸がスカっとしたのを覚えています。
↑軍人さん御一行様。マニアではないのでどの人がどの軍なのかとかはわからないけど、かっこいいからいいと思います! ちょうどいい感じに逆光になった。なんか神がかってる。
↑ごめんなさい、何の作品かわからないんだけどドーラー(着ぐるみ)の方。これこそ女装子の究極の姿だろうと思わずカメラを向けてしまいました。文字通り隙がない。すごい。
↑アスカ。足冷たくないのかな。服の作りとか雰囲気とか、コスプレ慣れしてる感じのお姉さんでした。堂々としているっていうか。
↑フェイ・イェン。最近のバーチャロンのバージョンなのでよくわからんけど、フェイ・イェンっていうだけでもうありがたいです。
↑背中にはサターンがついてる。細かい。
全然関係ないけど、今考えるとサイファとかバイパー\x87U(系統)のバーチャロイドってフォルムがすごい女王様っぽい。ハイヒールだし、必殺技の名前がS.L.C.(she's lost control)ダイブだし、意外と打たれ弱いし(装甲が薄い)。そういう女王様いるよねー。
↑セーラーサターンことほたるちゃん。セーラー戦士の中ではいちばん好きでした。こちらのレイヤーさんはほたるちゃんがちょっと大人になったみたいな感じで、かなり「近い」と思った。
そういえば、自分が亜美ちゃん(セーラーマーキュリー)っていう設定でレズプレイをしたがる女装子がいたなぁ。いつかプレイのときにほたるちゃん(もしくははるかさん)のコスプレをするとか言っておきながら果たせなかったわけだが。
↑シュールくん。この方、私がコミケに行き始めた頃からいらっしゃる。多分10年ぐらいはいるのでは……。来るたびに見かけて、何となく安心してた。シュールくんの声、かっこよかったよねー。
↑ストリートファイターご一行様。ベガ様が二人もいる(しかも色違い)ので何だかお得な気分。ごっつぁんです!
↑まさかコミケでクラウザー様にお目にかかれるとは! ジャギ様とカミュも一緒にいてほしかった! 今度対バンして下さい。関係ないけどうちのバンドはよくデトロイトメタルシティを彷彿とさせると言われます。いや、あそこまで激しくないよ。M男を大根で殴ったりはするけど。
しかし残念だったのは、顔まで真っ青にしたサタンマリア(ビックリマン)のお姉さんに人ごみで声が掛けられなかったことですね。蝙蝠のかぶりものみたいなのとか、かっこよかった……。
あと、「写真撮らせて下さい」と声を掛けたうち、ごくごく一部のレイヤーさんは、「キャラクターを知らないならお断り」とけんもほろろで、正直ムカっ腹が立ったりしたのですが、よく考えてみたら自分もそう言って断ったことがあったなぁ。キャラを愛してる人にわかってほしいとか言って。あのとき断った人、すいません。ごめん。
それにしても、知ってるキャラがあまりいなかった。つくづく自分は最近のアニメやゲームについていけていないのだなと再認識。ハルヒとか全然わからないですよ。私もうオタクじゃないんです。
それでは次回は、今回ゲットした戦利品(エロ同人誌)をご紹介したいと思います! すんごいSMSMした内容になるはず! やっとスナイパーっぽいことができるよ(笑)! お楽しみに!
(続く)
早川舞 世界、特にヨーロッパのフェティッシュ・カルチャー関係者との交流も深い、元SM女王様フリーライター。だが取材&執筆はエロはもとよりサブカルからお笑い、健康関係まで幅広く?こなす。SMの女王様で構成されたフェミ系女権ラウドロックバンド「SEXLESS」ではボーカルとパフォーマンスを担当。 現在、フェティッシュ・ミックス・バー「ピンク・クリスタル」に毎週木曜出勤。
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08.02.03更新 |
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