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Monthly contribution gallery 2009 November
2009年11月の投稿作品
NEW!

■イラスト系 「NO TITLE NEW!」「私たちに任せて! NEW!」「排尿2体NEW!」「ナメクジと棒 NEW!
■文章系 「タマ責めマニアの主張 第一局面」「豊満で芳しい貴女様へ NEW!」「授業の合間に赤面妄想 〜お浣腸編〜」「継子いじめの世界に淫靡なエロスを感じる」「新しい遊び NEW!」「マゾ犬主婦の告白」
■写真系 「昭和緊縛写真コレクション」 NEW!

「NO TITLE」 画=B・E NEW!
▼以前は「凡田英二」のお名前でマニアックなCGサイトを制作されていたB・Eさん。その頃からチェックさせていただいておりました。奥行きといい影のつけ方といい、その場の空気を感じさせてくれる絵なんですよね。臨場感だけでなく背景にある物語を想像させてくれます。(文)
★ナマっぽいですねぇ。体についた青い鞭跡の毒々しいこと......。私はCGというと冷たいメカしか思い浮かばないアナログ人間ですが、B・Eさんの作品を見てカルチャーショックを受けてしまいました。(猫)

「私たちに任せて!」 画=久路野利男 NEW!

▼びっくりしますね。この堂々としたMヒロインたちの晴れやかさはどうでしょう。いったい何をお任せすればいいのかは分かりませんが、もうすべてお任せするしかない!という脱力した気持ちになります。(文)
★M女性の概念を根底から覆すような斬新な絵ですね。何かの物語の一場面のような感じがしますが、こんなヒロインたちが快刀乱麻の活躍をするエロアニメがあったら絶対観たいです!(猫)

「排尿2体」 画=魚清 NEW!
▼不定期連載『新・淫マニア異端ノ図』の魚清さんが最近描かれている連作ものの一つ(複写)です。鉛筆で表現される湯気、肉の陰影、小便の迸り、どれも生々しく情景の淫靡さを伝えてくれています。(文)
★すごい......魚清さんの絵にはいつも感動させられていましたが、本当に今にも動き出しそうな迫力です。湿った空気が肌にまとわりついてくるような錯覚を覚えます。(猫)


「ナメクジと棒」 画=カツ丼小僧 NEW!

▼肉感女性のむごいシチュエーション描き続けるカツ丼小僧さんがWEB掲載にあわせて早速カラーの作品を送ってくれました。「気持ちの悪い動物シリーズ」ということで、ナメクジが小道具として使われています。むごさがテーマとはいえさすがにひどい蛮行だと思うのですが、カツ丼小僧さんが癒されている以上は他の作品と同じくファンタジーとしてアリだと思います。(文)
★ナメクジはともかく棒がひどい! 棒が! 女としては複雑な気持ちになる絵ですね。(猫)



「タマ責めマニアの主張 第一局面」 文=アナコンダ

男が男のキンタマを責めるのは、おかしいのか?てなことを言っているうちに、いつの間にか、ホモみたいになってしもた。
でも、俺、執着してるよタマ責めに。ホントに好きだからな。俺のど真ん中は、キンタマ責めや!!

かつて珠樹リサ女王が言ったように、「絶対、自分がやられたいんだよね」(『S&Mスナイパー』2005年4月号)って、あながち間違いじゃない。愛した女になら、責められてもいい。しかし、しかしだ。それ以上に男のキンタマを責めるのが、好きで、好きで、たまらないのだ。

俺が、キンタマ責めに執着しだしたのは、5〜6年くらい前くらいからかなぁ。まずは小学校2〜3年ぐらいかなぁ、とあるうどん屋で読んだ劇画系の漫画。男が女からムチ打ちの拷問を受けている。なかなか屈服しない男に女は、キンタマをムチでツンツンしながら「次はココだよ」。そして屈服。

次に、そんな漫画を忘れていた中学時代、ケンカをした。相手は、自分より、多分弱い奴だ。とやる前は思ってた。実際、弱かった。しかし、突然キンタマを握られ、もの凄い激痛と、潰れてしまうかも、という恐怖感で、金縛りにでもあったかのように固まってしまい、泣き喚いて、あやまり続けた。負けた。負けた。負けた。
そして、これは使えると思ってしまった。いわゆる悪用だ。

そんな折、その中学を支配していた力が、暴力。番長をやっていたのは恐怖という鞭で他人を支配する、暴君か独裁者みたいな奴だった。あまりにも酷すぎるというので、皆でその独裁者を潰すこととあいなった。
そいつは万人を敵に回していたので、一対多数、多勢に無勢。ある程度ボコったら、素っ裸にして、ガムテープで縛り上げ、タバコの火を押し付けたり。いわゆるリンチ。実際、そいつもやってたからな。タバコの火はもちろん、エアガン打ったりさ。

その時、つい最近のケンカでキンタマを握られ、泣かされたことを思い出した。よーし、やってやろうと......。片キンを、人差し指と、親指でつかみ、指の腹でギュウ〜。すると、もの凄い悲鳴を上げ、あの独裁者が、涙を流してる。「やめろ」から「やめて」に変わり、最後には、「お願いですからやめて下さい」に変わった。大絶叫を上げ、泣き喚いている。

そして、次はホントに潰すぞとオドして、リンチ終了。でも、ちょっと恐かったね。そん時は。あの強くて恐い男が泣いて許しを乞うてるの見て、周りはテンション上がりまくりで、潰せ!! 潰せ!! だからね。

で、俺は、つい最近、キンタマで泣かされたばっかりやから、痛みも分かるし、ホントに潰しちまってもヤバイなみたいなのもあったから。だから、俺だけテンションは下がっちまって。俺が最初にやったから、俺のせいになるう、みたいな。もうええやろって周りを抑えるのが大変やった。やっぱ集団になると恐えよ人間って!! 俺も含めて、弱い奴って恐えよ!!

で、その後、俺、ホモじゃねぇから、女に興味津々で、キンタマのことなんか、すっかり忘れてた。そして、SMに走り、M女大好きになった。
そんな時、TVの『トゥナイト』だったと思う、違うかも知れんけど、パナシア・プロダクションの金蹴りのビデオを紹介してたんだ。

この時だよ、今まで忘れてた、ホントに忘れてた、キンタマ事件がフラッシュバックしてきたんだ。次の日、博多プレミアファンシー館に走って、そのビデオを買ったね。『金蹴り編5』だったね。そのビデオを観てるうちに、蹴られたいのじゃなく、無性に蹴りたい願望が出てきたんだ。

『フェティッシュレッスン16 金蹴り編5』(VHS)

品番:PNFL-16
収録時間:45分カラー
発売年月日:不明
メーカー:パナシア・プロダクション

この日から、執着したね、タマ責めに!!
というわけで、この世に必ずいるであろう、タマ責めマニアの話を聞きたい。
女性でもいい、俺と同じ男でもいい。
タマ責めの地位向上を!!
まあ、メジャーとか地位とかどうでもいいから、タマ責め好きの話を教えてくれ!!

▼アナコンダさんの金蹴りに対する熱い告白はまだまだ続きます。金蹴り情報、金蹴り体験談、金蹴りウンチク等々を募集するとともに、その後行方が分からなくなってしまったアナコンダさんの後を継いでくれる方の登場もお待ちしています。金蹴りファン人口は確実に一定数はあるはずです。(文)。
★かつて「あぶらいふ」の片隅に局所的金蹴り旋風を巻き起こしたアナコンダさん。実は謎の手紙を最後に忽然と姿を消してしまったのですが......、アナコンダさん、もし生きていたら絶対連絡くださいね。(猫)


「豊満で芳しい貴女様へ」 文=痴獣 NEW!

私は肉感的な熟年女性から人間としての尊厳を奪い去られ、家具や道具のように扱われたい39歳の男です。ある時は椅子になり、ある時はテーブルになり、またある時はタオルやティッシュとして貴女様のお体を舐め掃除して差し上げたい便利な男です。でき得るものならば貴女様の靴になってその柔らかで芳しいおみ足に踏まれ続けていたい夢見がちな男です。

子供の頃、近所に住んでいた妖艶な豊満未亡人にからかわれて椅子の役をやらされた時からずっと同じ夢を見続けています。あの時、背中に感じたずっしりとした感触。四つん這いにさせられて間近で見た、大人の女性のストッキング越しの足指。スカートの下のスリップがスルスルと擦れる悩ましい音。私はそれらすべての美しさにひれ伏した幸福な奴隷男です。その日に嗅いだ香水の匂いは今でも鼻腔の奥にたゆたっております。

以来今日に至るまで、私は熟年女性の足元に跪いて後頭部に向かってピシピシと命令される妄想を飽くことなく繰り返してきました。何度かはお馬をさせて頂いたり踏みつけて頂いたこと経験もございます。けれど、どなた様に慎ましやかな遠慮があり、私の劣情を突き抜けるほどに満たして下さることはありませんでした。

私は今、人間性を捨て去る覚悟で真っ白な奴隷となって、豊満な貴女様の前に跪きたい。ただ一個の家具や道具として貴女様に使って頂けるだけで、私は心底幸せで、貴女様の美しさに酔い痴れることができます。ああ、豊満で芳しい貴女様、どうかこの哀れな私に貴女様を真心込めて愛でさせては頂けないでしょうか。今宵も独り眠れない夜を過ごしております。

▼春川ナミオさんの描く絵の世界を地で行く願望なんですね。豊満熟女と言えば刺青画で知られる小妻容子さんが自分を慰めるためだけに描き溜めた絵をまとめた画集『小妻容子秘画帖 豊艶の濫り』(大洋図書)はもうチェック済みでしょうか。女性が責める側ではなく責められる側にいる絵なのですが、女性の迫力に対して男性が矮小に描かれているところは痴獣さんのご趣味とも合うはずです。(文)
★プレイメイト募集欄に載せたくなる(すみません、ないです)熱いラブレターですね。自分にとって最高にエロいものは最高に美しいものと一緒。性というものの真実を垣間見せてくれる真夜中のメールでした。(猫)


「授業の合間に赤面妄想 〜お浣腸編〜」 文=野村千佳

午後は社会の授業です。先生が言いました。

「いいかぁ、みんな。野村は、変態だ。野村のお父さんとお母さんも、変態だ」

「えーっ」と、クラス中が沸き立ちます。私の大好きな吉田君も、隣の和子ちゃんとヒソヒソ話をしています。私は顔が真っ赤になりました。

「SMをしている」

先生の言葉に、またクラス中が大騒ぎになりました。

「野村、お前今、濡れてるな。立て」

私が立ち上がると、後ろの席の遠藤君が、私のスカートを捲り上げました。

「こいつ、ノーパンだぜ」
「マンコ、マンコ」

なんということでしょう、吉田君まで、席を離れてわざわざ私のアソコを見にきました。

「野村、お前、剃ってるのか?」

そう言って、私の子供みたいなワレメを指でいじくるのです。私は脚をガクガクさせて、太腿を愛液でびっしょり濡らしてしまいました。そこへ、遠藤君が後ろからお浣腸をしてきました。

「ほら、尻をもっと突き出せよ」

その様子を、クラスのみんなが興味深そうに見つめていました。吉田君の股間が立っているのがズボン越しにも分かりました。

「あぁっ、ダメェっ」

お腹の中を浣腸液で満たした私が身を捩ると、遠藤君が私のお尻をピシャンッ、ピシャンッと叩いてきました。

(みんなの前で、それも吉田君の目の前でウンチするなんて......)

吉田君が、「野村、ほーら、ほら」と、掌でお腹を押してきます。

「イヤァァッ、出ちゃう、ウンチ出ちゃうぅっ」

私が青くなったり赤くなったりして苦しんでいると、クラス中に「ウーンコ、ウーンコ」と大合唱が起こりました。

(ひどい、先生まで......)

「野村、机の上に立て」

先生がみんなと一緒に手を叩きながら命令してきます。

「ウーンコ、ウーンコ」
「ああっ、出るッ」

前屈みになった私が机の上で茶色の液体を噴射すると、吉田君が、今まで見たことのないような顔で大喜びしているのが見えました。

ブリブリッ、ブチュクチュチクュチューッ。

大喝采の中、私はみんなに見守られながら、何度も何度も絶頂に達したのです。もうっ、最っ悪!

▼いつも憧れの吉田君の前でとんでもない恥をかいてしまう野村千佳さんの「授業の合間に赤面妄想」シリーズ。極限的でありつつ(ハサミで体をチョキチョキ切られてしまうような衝撃的なパターンも)ユーモアがあって可愛らしい。新作も楽しみにしています。(文)
★ゲラゲラ。「解剖編」では吉田君にマンコを切られ、ウンコが詰まった大腸を振り回されたんですよね。女の子としては確かに最悪の状況ですが、ちっともむごたらしい感じにならないところが大好きです。(猫)


「継子いじめの世界に淫靡なエロスを感じる」 文=W・E

四十代の男性です。私は家庭の事情で幼少時に継母からいじめを受けていた時期があり、継子をいじめる内容の手記やアダルトビデオを求めています。私自身、おねしょの治療と称して、継母と義姉から灸責めを受けていました。

うつ伏せになった私の首根っこを足や膝で踏まれ、お尻や背中に大量のお灸を据えられるのです。私が泣いていても二人は足に力を込めて逃がしてくれず、笑いながら太腿をつねられたり、頭を踏まれたこともあります。今でも私の背中には灸の痕が残っていますが、その時の炎の熱さと足の冷たさの対比は、思い出すと懐かしくもあり、どこかエロティックでもあります。

当時はまったく分かりませんでしたが、今にして思うと、継母と義姉も私を押さえつけていじめることに性的な何かを感じていたように思えてなりません。

継子がいじめられる、あるいは継子がいじめられた仕返しをするなど、陰湿な人間模様の中で展開される責めの世界に、もう一度埋没したく思います。そのような体験をお持ちの方、小説でも結構ですので、是非発表して下さるようにお願いします。

▼インターネットを見ればどんな嗜好でも満たしてもらえそう......と思いきや、なんでも充実しているというわけではもちろんないんですよね。SM的ファンタジーの古典的な素材でも、たとえば悪党にさらわれて岩屋に監禁されるお姫様とか、蔵の中で折檻される娘とか、アレンジなしでそのまんまを観たり読んだりしたいという場合には昔の小説や時代劇を見直す以外になかったりするものです。継子ものもそういう古典的ファンタジーの一つなんでしょうね。失われつつあるツボの数々、「あぶらいふ」がフォローしていけたら嬉しいです。(文)
★SMの定番になるようなシチュエーションには神話のように人間の本性が隠されていると思うのは私だけでしょうか。(猫)


「新しい遊び」 文=Mみどり NEW!

こんなことを書くと失禁するような過激な遊びを想像するかも知れませんが、浣腸で遊ぶとても単純で健全な(?)遊びです。

使う道具は、浣腸とアナルパールの2つだけ。浣腸から連想する言葉というと、「我慢」「排泄」「拡張」だと思いますが、そうした言葉とは無縁の遊び方です。

浣腸は、市販のものでも、自家製のものでもかまいません。ほんの少しあれば十分です。
写真は私が使用しているイチジク浣腸の容器とアナルパール。アナルパールは5年以上使っているお気に入りのものですが、かなりくたびれています。
サイズは最大径が16ミリという細いもので、本体の長さは120ミリです。

もちろん、このままでは挿入できません。ローションを塗らないと無理ですが、1度根元まで挿入すると簡単には抜け落ちたりしないので、大変気に入っています。
ローションも全体に塗るのではなく、最初の三つの球だけに塗ります。
大切なことは、自由に歩き回れるかということなので、人気のエイナスストッパーは不向きですし、ネジが切ってあるスティックタイプも抜けやすいので不向きです。

遊び方は、いたってシンプルです。
10cc〜15ccほどの浣腸液を、お尻の穴に注入して、直ちにアナルパールを挿入します。
どうなると思います?
浣腸したのだから、お腹がグルグル鳴ってトイレに駆け込む、と思われるでしょうが、違います。

確かに、お腹から悲鳴が聞こえてきますが、トイレに駆け込む必要はありません。
切羽詰った排泄感に襲われないので、そのうち浣腸したことさえ忘れてしまいます。
1時間経っても、2時間経っても状況は変わりません。

そのまま、買い物に出かけたり、食事をしたり、トイレで小をしても、お風呂に入っても何の変化もありません。
途中でアナルパールの一つ目の玉が飛び出してしまうことはありましたが、大きな変化はそれだけで、ズルズルと抜け出てしまうということはありませんでした。

つまり、お尻の穴が、10ミリほど開いた状態で固定されていたことになります。
排泄という言葉が頭の中から消え失せ、我慢しなくても普通に生活が出来る喜びに浸れました。

最後はトイレに行って自分でアナルパールを抜くだけです。
今回の場合は注入してから6時間が経過していました。
浣腸したのに排泄というわずらわしさから開放され、自分の都合のいいときに排泄できる喜びは最高です。
この状態で眠るとどうなるのか、まだ試していませんが、とりあえず、オムツはしておこうと思っています。たぶん必要ないとは思いますが。

個人差がありますので、すべての人が私と同じ経験が出来るのか、責任は持ちませんけど、自分の都合のいいときに排泄できる、というのは素晴らしいことだと思います。

▼毎日がアブノーマルライフというMみどりさんの最新の一人プレイ報告です。アナルパールを入れていると、なぜか浣腸したのに「切羽詰った排泄感に襲われない」。実験結果の一つのデータとして貴重なレポートになっていました。みどりさんがきっかけでたくさんの人のデータが取れたら新しいプレイの幅を広げていけそうですね。 (文)
★排泄感がないのに、パールを抜いたらポンと排泄できてしまう。それってすごく便利ですよ。人類に新しい生活が訪れる第一歩......なのかも知れません!!(猫)


「マゾ犬主婦の告白」 文=小型犬ルミ子

私は大勢の男性に跪きたい願うマゾ犬です。私が何よりも望んでいるのは、大きなパーティテーブルの下にいつも待機し、お食事を楽しむ男性方の靴を丁寧に磨き、靴下の中の疲れた足を口に含んでご奉仕することです。もちろんお許しを頂ければ性処理用の玩具としてどのようにお使いいただいても結構です。

突然このような手紙を差し上げたのは、以前の「あぶらいふ」で教室の床を舐めてしまう女性教師、マゾ豚女様の告白を読んだからです。マゾ豚女様は生徒たちや他の先生方にトイレで犯されたいと書かれていました。私も同じで、いつも汚い場所で犯される想像をしてはオナニーしています。この願望は女性には珍しくないものと思っていますが、マゾ豚女様に触発されて妄想が次々に湧き出し、この機会に願望を整理してみたくなりました。

私がいつも最初に思い浮かべるのは、先に書いたテーブルの下でご奉仕するマゾ犬です。パーティの後は、ウェイターの皆様やレストランの支配人など、会場で働いている方々にもご奉仕致します。掃除道具同然に扱われ、足でけられ、言葉もほとんどかけてもらえない中で、一人だけ丸裸で、人間モップとして床も舐め、便器も舐め、命じられるまま、ご希望のままにご奉仕する自分の姿に憧れます。

大勢のお客様から蔑みの目で見られ、時には自ら便器になり、排泄物を口で受け、気が向けば、私のオマンコを犯していただけたら......。

こんな願望を持ちながら、普段は何食わぬ顔でご近所付き合いをしたり、帰りの遅い主人をじっと待つ貞淑妻を演じています。もちろん、この願望のことは主人も知らず、主人は私のことを平凡で淡泊な女だと信じています。本当は、主人の会社の会議の時には机の下で主人の部下や上司の方々にご奉仕したいと想像し、主人の靴下を咥えてオナニーしながら帰りを待つあさましい女なのです。主人は一生、想像してくれることすらないでしょう。

▼痴獣さんの願望とも通じ合いそうな告白ですね。ノーマルなご主人に「想像しろ」というのはちょっと難しいかも知れませんが、ご主人の足の指を舐めることは可能な気がしますよ。それだけのお話でも結構ですので、願望が一つでも実現したらその時のルミ子さんの気持ちや感想をぜひ教えて下さい。(文)
★みんなが正装している時に一人だけ丸裸って、室井亜砂二さんが描く女犬の世界にも通じていますね。今月の扉絵なんてまさにそうですよ。あの女犬をルミ子さんだと思って読んでみるのも乙なものです。(猫)


「昭和緊縛写真コレクション」 写真・文=大橋喜市朗 NEW!



昭和40年代、新宿二丁目に多くあったヌードスタジオ(店に所属するモデルの裸を店内で撮影できる)のモデルを連れ出してSM写真をよく撮っておりました。まだ一般には「SM」だの「縛り」だのといったアブノーマルな言葉を簡単には言うことのできない時代でしたが、ヌードスタジオには事情があったり優しすぎたりという繊細な子が多く、私の趣味をよく理解してくれて楽しい時間を過ごさせてもらったものでした。

主に女性をテーマにした芸術写真を撮っていた私ですが、縛りの写真となりますと、綺麗なだけではいけませんし、かといって私は縛られた彼女たちを心の底から綺麗だと思って撮っておりますから、そのさじ加減にいつも苦労しておりました。今、いよいよ先のない年齢となりまして、まだお見せしていなかった手元の写真を何度かに分けてすべてお送りしたいと思います。

私にとっては大切な記録であり記憶でもある写真たちです。しかし私が死んでしまっては残された者たちが困るでしょうし、写っているモデルたちも「ナニこのヘンタイ!」と怪訝な目で見られるのでは恥ずかしがるでしょう。私と同好の方々に愛でていただけたら幸いです。整理が行き届いておらず恐縮ですが、以前にお送りしたものとあわせてどうぞ誌面にお役立て下さい――。

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▼雑誌時代から何度か投稿して下さっている大橋さんの作品です。今はもう八十歳代になられていると思います。子供の頃にお母さんが折檻されている姿を見て以来、大橋さんはずっと緊縛の美しさに惹かれて追いかけてきたそうです。今回、改めて大量の写真を送ってくださいましたので、これから少しずつ掲載していきたいと思います。(文)
★昭和の香りムンムンですね。縛られた女性を綺麗に撮ろうとしていることが写真から伝わってきて、そこに大橋さんと女性たちとの素敵な関係が窺えるようです。しみじみと何度も眺めてしまいました。(猫)


(「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2009 Decemberに続く)

【応募要綱】

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★体験談、告白、写真、イラスト募集、貴方のアブノーマルライフをお好きな形で表現して下さい。
SM、フェチ、同性愛などジャンルは問いません。他の投稿者へのご意見、ご感想も大歓迎です。

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「S&Mスナイパー」の射程と雑誌内雑誌「あぶらいふ」の行方 文=井上文


室井亜砂二 少年時代に描き溜めたイラストを1965年頃から『奇譚クラブ』へ投稿。その語、ファインアートの世界で活躍したが、再びSM画を描くようになり、1984年頃から東京三世社の『SMセレクト』に新作を発表。2004年から『S&Mスナイパー』の雑誌内雑誌「あぶらいふ」の扉絵を描き続ける。画集に『哀犬倶楽部』(大洋図書)など。
inouebun.jpg
井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。
ablife_neko.jpg
 1980年生まれ。フリーター。2003年より「あぶらいふ」のアシスタントとして井上文専門事務所に勤務。勤務時間外は酒を飲む以外のことは一切しない。
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09.11.20更新 | あぶらいふ  > 
あぶらいふ編集部 |