The
ABLIFE―Abnormal Dilettante Magazine―
新装開店! 月一更新で贈るオール・アバウト・インモラル人生!
読者投稿欄「あぶらいふ」は、「この場」があることで生まれる創作意欲、コミュニケーション欲、そして読者を交えたフラットな交流に意味を求めるインターネット上の広場です。同性愛・自慰妄想・緊縛・露出・各種フェティシズムにまつわる体験談、小説、意見、呟き、絵画、写真など、貴方の個性的な性表現を、ジャンルを問わず募集&掲載しています。「スナイパーSNS」と併せてパワフルにご活用下さい。
2010年10月の投稿作品 NEW!
「16番」NEW! 画=久路野利男
「次は何をしますか?」 NEW! 画=永田撤山
「肛門のうごめき」NEW!画=照Q
「疼き」 NEW! 画=ナカノテツ
「私の胸を石で責めたのは誰ですか?」 文=子豚子
身長160センチ、体重90キロの激ぽちゃ女性です。○○駅付近で20分ほど私の胸を責めて下さった方を探しています。
その方は「酔ってるの? あぶないよ」と言いながら私の肩を抱いてビルの非常階段に誘導すると、「こんなに素敵なオッパイは初めてだよ」と、後ろから手を回して胸を強く揉んで下さいました。
夜遅い時間でしたので非常階段にはひと気がまったくありません。私がされるままになって喘ぎ始めると、その方は「思ったとおり、スケベな子だね」と笑って私の服を開いて胸を出させ、車止めの石を二つ拾ってきて上下からきつく挟んで下さいました。
私の胸はIカップですが、形がいいとは言えません。それでもその方は私の胸が石に挟まれて変形したり、石の隙間からはみ出したりしている様子を見て、とても喜んで下さっているようでした。
大きな石を胸の上下や左右から打ち合わせるようにして、「痛くない? 痛いだろ」と言いながら胸全体を潰すようにしたり、石の角度を変えて乳首を挟んだり、「お前、乳輪デカイなぁ」と石の角で乳首を押したりと、その方はとにかく石で胸を責めるのがお好きなようでした。
私は激ぽちゃで美人でもありません。どこかヌケているように見えるらしく、電車の中で痴漢されたりするのが男性と接する唯一の時間という惨めな女です。変態っぽいことをされた経験も少なくないのですが、それでも石で胸をいじめる方に会ったのは初めてでした。
今でもあの時の不思議な興奮と快感が忘れられません。「連絡するように」とメールアドレスを頂いていましたのに失くしてしまい、ずっと探しています。私のアドレスも渡してあるのですが……。
「夫が私の肌を掃除機で吸う」 文=YUKARI
私の夫が好きなプレイは、私を追い掛け回して掃除機で吸うことです。ジャングルで闘うゲリラ同士という設定で、掃除機を武器に見立てて追いかけてきます。そして私を捕まえると、腕やお腹などの素肌を掃除機の吸引口でバブッと吸ってくるのです。
私もこの遊びが三度の飯より好きなクチ。最近の掃除機は吸引力が凄くて、一旦バブッとなると、真っ直ぐに引いたってキューッとなったまま取れやしません。そのバブッ&キューッが楽しいじゃないの! どうしても取れない感じが楽しいの!!なのです。
敵に捕まった私は、足で蹴倒されて体中のあちこちを吸われます。抵抗しているうちに、着衣が乱れて、おっぱいを吸われた時は声が出ますよ。押し倒されて、踏みつけられながらおっぱいを掃除機で吸われる恥ずかしさは、たとえようもないですよ。
「あうぅっ、堪忍してえっ」
抵抗したって無駄ですよ。身体に力が入りません。だって、夫は掃除機を二台両腋に抱えていて、私のおっぱいを二つとも吸ってくるのですからね!
「くおおおおっ」
私は首を左右に振って足をジタバタさせるけど、おっぱいは脂肪なもんだから、どんどん吸引口に入っていくじゃないの! それが興奮させるじゃないの!!
夫もどんどん熱くなって、何を思いついたのかおっぱい吸引を中止したのはいいけど、両太腿をバブッと吸われてM字になるように引っ張られる情けなさは人外魔境級! パンティ穿いてたってアソコがあんまり無防備じゃないの!!
夫はよく「あと二人くらい味方がいればなぁ」と言います。でも、大勢でもって四方八方から吸引口を押し付けられたら、私は興奮のあまりに卒倒しちゃうね☆ ちなみに、サイクロンじゃないとおっぱいを猛烈にズズズッと吸引するの無理ですよ。
「高貴な美女の顔面崩壊」 絵と文=カツ丼小僧
高校時代のことです。休み時間、3人の不良グループの男子生徒たちが、1人の目鼻立ちの整った、高貴な雰囲気を漂わせた女子生徒を押さえつけ、他の一人の男子生徒が5メートルほど離れた所から、本気になってゴムボールを投げつけるところを目撃しました。ボールは拳よりもひと回り大きい、パンパンに張った硬めのゴムボールでした。
彼は間違いなく顔を目掛けて投げつけたことが僕には分かりましたが、興奮していたのか気がはやっていたのか、手がすべって、ボールはワンバウンドして女子生徒の足に叩きつけられました。
終始怯えた様子だった女子生徒は、「冗談だよ」と解放されると、その場にしゃがみ込んで泣き出してしまいました。そんな彼女の姿をじっと見ていた僕は、可愛そうだと思いながらも、まったく別の妄想を膨らませてしまっていたのでした。もしもそのボールが、本当に彼女の顔に命中していたなら、どうなっていたのだろうと。
クラスの人気者だった彼女ですが、明るい笑顔と自信に満ちた立居振舞は消え去り、顔に傷を負ったまま、ともすれば惨めな人生を歩むようになったかもしれません。そう思いながらも、僕は同時に、美しい女性の顔面を滅茶苦茶にしてしまうという空想に、ゾクッとするような快感を覚えていたのです。
やがて時が経ち、僕は女性をいたぶる絵を描いては自分の恐ろしい欲求を消化していくようになりました。絵の中ではどんな残虐な行為も可能です。高貴な女性を拘束してその美貌を好きなように変えてしまうことなどいとも簡単にできてしまうのです。
そんな僕がいつも空想の中でしていること。それは自分の好みの美女を、首から下まで全部地面に埋めてしまうという行為です。女性を埋めたら、その顔をどうしようが自由自在、自分の思うようにいじくって変形させてやるのです。
泣こうが叫ぼうが関係ありません。少しでもイヤイヤをしようものなら、両方の掌で同時に彼女の頬を挟むように思いっきりひっぱたいてやります。それから指で鼻の穴を上方に捲り上げ、数本まとめて鼻毛をブチッと引っこ抜いてやります。さらに瞼も捲り上げ、眼球を舐め回してやりたい……。
こんな僕の願望は、自分でも確かに変態的だと思います。でも、仕方がないのです。これがまぎれもない僕の本性なのですから。高貴で美しいものが、醜く崩壊していく過程に、どうしようもない性的興味を覚えてしまうのです。
「緊縛オナニーで恥を晒す男」NEW! 文=秋山たつや
ある週末の夜、秋山達也はご主人様のY川にホモ専用ビデオBOXに連れていかれた。
Y川の目的は、達也の露出調教。以前はホモ奴隷の調教にはハッテン映画館がよく使われていたのだが、露出できる映画館がどんどん減ってしまったので、最近はビデオBOXでの調教が増えている。
狭い個室で服を脱ぎ、下着だけになった達也が廊下に出ると、待っていたY川が「お前らしい下着だな」と笑う。
前はチンポを通すリングだけ、後ろも細い紐が一本、何のためにつけているのか分からない下着だが、なぜか裸よりも卑猥に見える。
Y川と出会う前から地元のハッテンサウナでは「変態チャンピョン」と呼ばれていた達也らしいエロ下着だ。
「何人に見てもらえるか、楽しみだな」とY川に背中を押されて歩き始めた達也だが、残念ながら誰にも会わないまま店内を一周。これでは調教にならないと、Y川は次の手段に出る。
用意していた縄で上半身を「オッパイ搾り出し後手縛り」。2本目の縄でチンポをぐるぐる巻き。ハレンチ極まる姿に仕上げ、「変態奴隷がいますよ」と大きな声で叫ぶ。
Y川の声に反応して個室のドアが次々と開き、5人の男たちが廊下に出てきた。
「えっ……」
「うわっ……」
余りにも卑猥な達也の姿に唖然とする男たちの好奇と軽蔑の視線を感じて顔も体も真っ赤に染まる達也だが、なぜかパイパンチンポは完全勃起して反り返る。この男は、生まれついての見世物奴隷に違いない。
ギャラリーをひき連れて店内をもう一周させてから、Y川は達也をベッドが置かれた小部屋に連れ込む。店内で知り合った客同士が盛(さか)るためのフリールーム、通称「やり部屋」だ。
腕とチンポの縄だけをほどかれてY川に何やら耳元で命令された達也は、ベッドの上で大股開きの浅ましいポーズになり、Y川から渡されたローションを自分の尻穴に塗ってLサイズの張り形を挿入し、パイパンチンポをしごき始める。
上半身を縛られたままのマゾ奴隷の張り形挿入公開オナニー。突然始まったハレンチショーに5人の男たちが声も出せずに息をのんで見つめる前で、達也は上気した顔でオナニーを続ける。もはや治療不能の露出狂だ。
「グチュ、グチュ」と張り形を出し入れする音だけが数分間続いた後、見物していた30歳くらいの男の行動が状況を一変させた。
「こんなの見せられたら、もう我慢できない! 俺のチンポをしゃぶってくれ!」と叫んでズボンと下着を脱ぎ、すでにギンギンの肉棒を達也の口に押し込んだのだ。
他の男たちも一斉に達也の体に手を伸ばして全身をまさぐり、メガネをかけた中年男は自分の肉棒を握りしめて達也の尻穴にあてがい、そのまま一気に根元まで……。
それから1週間後、5人の男たちの性処理奴隷としての役目を終えた達也は、全裸緊縛の上にコートだけを羽織って店外へ連れ出された。Y川の次の目的地は、すぐ近くにある会員制のホモSMバー。
ホモ奴隷達也の長い夜は、まだ終わらない……。
「経血の臭気に酔う」 文=タケル
こういう人は他にもいると思うのですが、僕は、女性が生理中の時に発する独特の臭いを嗅ぐと、自分でも抑制が利かなくなるくらい、発情してしまいます。職場でも、若いOLが生理の日には、服の上からでもすぐにわかってしまうので、仕事が手につきません。興奮の余り思わず抱きしめそうになるのを、最後の理性で必死に押さえるのが精一杯です。
ベッドでは、恋人が生理の日になると、必ず性器に唇をつけて経血を吸わせてもらい、自分の体中にその血を塗りたくります。それだけで、もうイキそうになります。ですから性交したり、手でしごいたりしなくとも、イクことは可能だと思います。ただ、彼女に悪いと思って、セックスでイクように、ここでも理性でこらえているのです。
友人に遠まわしに話してみたところ、服の上からの臭いに反応するという人はいましたが、ほとんどは、実際の血の臭いを生で嗅ぐことは、むしろ臭くて耐えられないと言います。僕にも、経血が臭いということは分かりますが、食べ物などを例にとっても、その臭さがいいという場合があると思います。まさにそれなのです。
そんな僕の夢は、街を歩いている生理中の女性をその場で押し倒して、経血を飲ませてもらうことです。血さえもらえるのなら、何もセックスはしなくても構いませんし、傷もつけません。
こういう譲歩の上で、なんとかこの夢に近い状況が、作れないものでしょうか。女性にとって、経血を飲まれることは、そんなにも忌避すべきものではないはずです。僕と同じ趣味を持つ人たちは、この狂おしい願望を、いったいどうしているのでしょう。最近では、男の僕にも生理があったらいいのに……などと、ひどく倒錯したことまで考えてしまいます。
「こころの水薬」 文=りるか
ご主人様が私の睫毛を抜いている。閉じたままの瞼に一本のピアノ線が食い込んでいる。目を開けば眼球が切れる仕組みだ。なぜか心地好い。なぜ心地好いのか知りたいが、いつも何も考えられなくなってしまう。涎がツルツルと流れ落ちた。
「少し暑くないか」
口にピアノ線が噛まされている。喋ろうとすれば舌が切れる。両耳のピアスの穴にもピアノ線が通されて壁のフックに延びている。私は全裸で両足を投げて床に座っている。ラビアに開けたピアス穴にもピアノ線が通されて強いテンションがかかっている。
「どうなんだ」
ご主人様が私の手に触れた。閉じればイエス、開けばノー。私は掌を開いて暑くありませんと返事をした。暑くはなかった。ただ体がヌルヌルしている。たぶん血が流れている。
「そうか、俺だけか」
キリ……キキキ……。
すべてのピアノ線がさらに食い込んでくる。ご主人様がテンションをかけているからだ。
「痛いか」
イエス。
キリ……キキキ……。
キリ……キキキ……。
「もういやか」
ノー。
キリ……キキキ……。
私は想像している。網目のように伸びるピアノ線が窓からの光に反射して輝いている。私は中心で死んだように座っている。それは私の最も生きている姿だ。私は光に囲まれている。唇の端に食い込んだピアノ線が皮膚を割り裂いている。瞼が肉を見せてめくれかかっている。耳は時間の問題で視力検査のマークみたいになる。ご主人様が望めば、そうなる。それでいい。ピアノ線の強いテンションが私の心を支えている。そのテンションはご主人様と私を繋ぐテンションだ。痛みと音はその証明だ。
キリ……キキキ……。
キリ……キキキ……。
ピアノ線が歯に触れて軋んでいる。振動が口の中で反響する。
キリ……キキキ……。
キリ……キキキ……。
キリ……キキキ……。
キリ……キキキ……。
ご主人様は時々私の睫毛を抜く。抜き始めるとしばらく抜く。私が眠ってしまわないようにだという。
私は寝ているのだろうか。
ご主人様が睫毛を抜く。
「起きてるか」
イエス。
「ホントかな」
イエス。
「もう少し頑張れるな」
イエス。
ご主人様が小さく笑った。私は大丈夫かと質問されると悲しくなる。私の命はご主人様にまかせてある。音が変わり始めた。
キリキリ……キ……キ……キリ……キリキリ……。
私は歯に触れたピアノ線が頭蓋と交わす囁きを聞く。それはご主人様の心の囁きだと思う。
キリキリ……キ……キ……キリ……キリキリ……。
痛みとともに頭の中に光が溢れてくる。私がここにいていいという信号がゆっくりと神経を辿り脳を巡って回転する。私は窓からの光と一つになって溶けていく。
キリキリ……キ……キ……キリ……キリキリ……。
また何も考えられなくなる。何も考えなくてよくなる。暑くはない。ただ温かい。それだけだ。
キリキリ……キ……キ……キリ……キリキリ……。
そしていつも不思議に思う。終わってみると疵ひとつない私が泣いている。全身を涙で濡らしたまま、ご主人様に優しく頭を叩かれて大泣きしている。
網目のように伸びるピアノ線が窓からの光に反射して輝いている。私は中心で死んだように座っている。それは私の最も生きている姿だ。
「GALアテンダントたちによるヤンキー・エアー・クルーの接待(2)」NEW! 文=端井譲治
――I saw today at Narita a jumbo took off, with the logo-mark erased and painted all white. It used to be ours.
「今日成田でロゴを消されて真つ白に塗られたジャンボが飛び立つのを見たわ。GALのだつた機体よ」
カナがジムのグラスに飲み物をつぎながら言つた。
――It'll be sold to somebody Somewhere.
「どこかの誰かに売られていくのね」
――Oh, you seem sad, Kana. Don't worry. Only the colors have changed. White is white, red is red.
「なんだか悲しさうだぞ、カナ。気にするなよ。色が変はつただけさ。白は白、赤は赤だ」
ジムが言ふが、アメリカ人には私たちの物に対する思ひ入れなどわからないのだらうな、とカナは心で独りごちた。
――Forget about it. I like this fuckin' white ass of hers much better. Her name is, well……
「そんなことより、こっちのこの娘の白い尻のはうがずつといいぜ。えーとこの娘の名前は……」
と言ひながらジムはテーブルになつてゐる真知子の乳首からぶら下がつた名札をひつくり返して読む。
――Yeah, Machiko.
「さうだ、真知子だ」
ぶら下がつた名札で乳首が引つ張られて真知子は思はずうめき声を漏らすがなんとか身体は動かさずに耐へる。
――Why on hell does she get painted fuckin' marks or characters on her whole body?
「なんだつてこの娘の体中にひどい模様とか文字とかが書かれてるんだい」
――It's a kind of punishment. She didn't serve passengers good.
「懲罰よ。お客様に十分サービスをしなかつたから」
ジムの質問にカナが答へた。
――What kind of things are written here. I can't read Japanese.
「どんなことが書いてあるんだい。日本語読めないんだけど」
――These are tits. Navel. Fuckin' pussy. Ass hole. So on. Sounds like a caption.
「これがおつぱい。おへそ。おまんこ。お尻の穴とかよ。まるで説明書きみたいだわね」
とカナ。ジムは
――My gee! The passengers see this on the plane too, don't they?
「すごいな。客も機上でこれを見るだろ」
――Sure. It is another punishment.
「もちろん。それがまた罰になるわけ」
ジムが人差し指の爪で真知子の内またをつーとなぞつた。真知子は耐へきれずあつと声をあげ身体を震はせた。グラスが落ちさうになるのをジムが押さへる。
「動いちや駄目ぢやないの」
カナが日本語で叱つた。
「ご、ご免なさい」
真知子は涙目になりながら必死で身体を保持する。
――Hey, it's funny. Stimulate them.
「面白いぞ。身体をいぢつてやつてみろ」
機長にさう言はれて、やや遠慮気味だつたトムとビルも、それぞれの前でテーブルになつてゐる芳子と知美の乳首や腹などを触り始めた。女たちは必死にこらへやうとするが我慢にも限度がある。すぐに背中のグラスなどを落としてしまふ。
――Come on. Don't move. Don't get the things fallen.
「がんばれ。動くな。落とすなよ」
身体をいぢりながら二人は口々に囃したてる。
To be continued a little further.
(まう少し続く)
(「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2010 Novemberに続く)
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