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3月号扉絵『春の舞姫』 画=室井亜砂二

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読者投稿欄「あぶらいふ」は、「この場」があることで生まれる創作意欲、コミュニケーション欲、そして読者を交えたフラットな交流に意味を求めるインターネット上の広場です。同性愛・自慰妄想・緊縛・露出・各種フェティシズムにまつわる体験談、小説、意見、呟き、絵画、写真など、貴方の個性的な性表現を、ジャンルを問わず募集&掲載しています。「スナイパーSNS」と併せてパワフルにご活用下さい。

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Monthly contribution gallery 2011 March
2011年3月の投稿作品
NEW!

■イラスト系 「新妻すずちゃん NEW!」「阿吽の呼吸 NEW!」「サクラのリボン NEW!
■文章系 「私が読みたいSM小説“花魁姫君”編 NEW!」「桜の木の下で叱られるかわいい新入生たち」「リングマラ輪姦地獄 NEW!」「私は白昼に暗躍する緊縛間男」
■漫画作品 「ニューハーフバーテンダー・さやかのカクテル NEW!

「新妻すずちゃん」NEW!画=白牡丹
▼初投稿して下さった白牡丹さんの作品。ぽっちゃり新妻の“すず”ちゃんと、ドン引きされることで萌える変態な旦那様のソフトなスパンキングプレイとのこと。お尻を真っ赤にして涙ぐむすずちゃん。怒っているようだけど、でも本当は……という微妙な表情がばっちり描けていますね。(文)
★カワイー! ラブラブな夫婦の哀のあるプレイですね。白牡丹さん、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!(猫)

「阿吽の呼吸」NEW!画=O・Y
▼O・Yさんの連作です。素晴らしいテンポですね。新聞などの切り貼りで描かれているのですが、このオリジナリティはもう芸術の域。(文)
★一つ作るのにどれくらい時間がかかるものなんでしょう。なんとなく、インスピレーションを駆使して凄いスピードで作ってるんじゃないかと思えます。一回でいいから創作の現場を見てみたいものです。(猫)

「サクラのリボン」 画=ナカノテツ
▼ナカノテツさんの堂々たる筆致が冴え渡っている新作。時にダークなイメージもあるナカノテツさんですが、この作品はアンニュイでありつつ華やかですね。肉感的なボディにイヤラしさが感じられるところも好きです。(文)
★淫靡ですよこれは。立体的な体と何とも言えないマゾの表情、SM度数の高さが凄いですし、そういうものってなかなか描けるものじゃないと思います。(猫)


「私が読みたいSM小説“花魁姫君”編」 文=岩下

私が読みたいと思っているSM小説を誰も書いてくれないので、たとえばこういうのもの――と我が侭に書かせていただく。個人の好みではあるがきっと需要もあるはずだと信じている。尚、私が読みたいSM小説というのは古典的なキャラクター造詣に則ったもので、これを私は“古典的”ではなく“王道”と呼んで、その力を強く支持するものである。

あくまでたとえばだが、私はこんなものを読みたい。高い身分の女性がトコトン貶められながらも高貴さを失わないというSM小説の王道を活かしたプロットである。

ある将軍のお姫様がいる。お姫様は正体を隠して吉原の花魁をしており、言わば二つの顔を持っている。そして吉原に来る客からいろいろな情報を引き出す隠密をしたり、客や他の花魁から事件や事情を打ち明けられて、自分の権力や剣術、忍びの術や縄抜け、あるいは不死身の体などを利用してテレビの時代劇のように解決していく。

こういう話はキャラクターが出来上がる経緯も面白いもので、たとえばお姫様が変装して町に出たが、攫われて吉原かそんなたぐいのところに売られて、救出されたり脱出したりしたけれども、そこでの経験でマゾ性に目覚めたり、他の花魁や女郎に性の奥義としての縄遊びを教えられて目覚めたとかいったことにしてもいいと思う。

お姫様ほど大げさにしなくても、これを明治時代くらいのお嬢様にしてもいい。やはり攫われて売られたりしたことからマゾに目覚め、遊郭を手に入れて正体を隠してお嬢様と娼婦の二つの顔を持って、たとえば客から自分に有利な経済情報を聞き出したり、外国人の客から日本に有利な情報を聞き出して通報したり、話はいろいろ創ることができるだろう。

SMっぽい設定の一つとしては、位の高い花魁は気に入った客以外には体を許さなかったはずだから、貞操帯をつけて相手をして、好感のもてる客にだけ鍵のありかを白状して体を明け渡すなんていうのもたまらない。服をまくり上げると貞操帯が見えるなんていうのは非常にソソられる場面ではないだろうか。

また、客と縄抜けの勝負をして、好感の持てる、たとえば優しい心遣いのある客には「抜けられません」とか「心遣いのこもった縄は抜けられません」とか、わざと負けて縄付きで床入りするなんていうのはどうだろう。やり取りの面白さもあるし、客を満足させるのと同時に自分も楽しめるというエロティックな展開も目に浮かぶ。

さらに、こういう場所では女同士のコミュニケーションも面白いものだ。SMの技術や知識、客に快楽をもたらすセリフなどを教えあったり、自分がどうしてマゾになったのかという体験談の告白などもそれ自体が話になる。

心の変化を描写するのもいい。ヒロイン自身や他の女友達が攫われたり、親などに売られてきたり、事情があって泣く泣く身売りされたりして、連れて来られた時には涙々だったり反抗したりしていたけれども、調教されたり、他の女からいろいろ教えられたり、他の女のしていることを見たりして、マゾに目覚めて、最初はそんな自分の心を卑しいと思ったり、拒否反応を示していたのだが、次第に心底その快美感を受け入れるようになって、心密かにそれを望むようになり、ついにははっきりと口に出してしまうなんていうのはSM小説の醍醐味そのものだ。

▼確かに面白そうです。ザ・エンターテインメントですね。岩下さんが書いてくれるのが一番いいと思うのですが、岩下さんとしては誰か他の方(作家)に描いてもらいたい様子。アイデアはまだまだあるそうなので、折に触れてここで紹介していきたいと思います。(文)
★「花魁姫君」ってタイトルだけでもグッときますね。私はこれ、ぜひ読んでみたいですよ。(猫)


戯曲「桜の木の下で叱られるかわいい新入生たち」 文=沈丁花一本

【春1】
体格のいい女教頭 「懲罰は、懲罰です。たとえ新入生であろうと、この伝統ある桜の木中学の規律を乱した者は、校長が定める懲罰党員の手で厳密に戒められなければなりません。懲罰の内容は懲罰党員に一任されています。それはご存じですよね?」
男性教員「はい。しかし、女子生徒を裸にした上に、懲罰党員が馬乗りになっているんです。しかも尻に桜の枝を挿して。今、校庭を四つん這いで歩かされているんです」
女教頭「そうなのですか、問題の生徒たちは女子生徒なのですか。フハハハ。それで、すっ裸にされて、幼い小さな菊のつぼみに満開の桜の枝を! フハハハハ。いいではありませんか。校庭は今、花盛りですわね」
教員「裸と言っても、白いソックスは穿いています。制服のリボンも、素肌に直接ですがつけています。そこはかろうじて人間らしいと言えます。でも、懲罰党員が生徒たちの口にロープを噛ませて、手綱にしています。つまり、馬そのものなんですよ、馬。入学したばかりの女子生徒が、裸に剥かれて、校庭で馬にされているんです。桜の枝は、尻尾に見立てているのです」
女教頭「ならば、鞭が必要でしょう。余計な慈悲は無用ですわよ。懲罰党員が馬にしたのなら、それは馬らしく振る舞ってもらわなくては」
教員「はい教頭。それはおっしゃる通りです」
女教頭「でも、鞍は要りませんわね。だって、新入生の白い背中は、背骨が薄く透けて見えるようで、細くてしなやかで、クッションが利いて、さぞかし乗り易いはずですものね。お尻もまあるくてすべすべで、真っ白でシミ一つなくて。あら、それで見分けがつくのかしら? べつにつかなくてもいいのね」
教員「懲罰党員が背番号をつけて乗っています。ゼッケンです」
女教頭「それはご丁寧なことです。ところで、最近は学外での風紀がずいぶん乱れているようですが、問題の生徒たちはまだ処女ですか?」
教員「もちろんです。匂いでわかります」
女教頭「嗅いだのですか?」
教員「舐めました」
女教頭「どこを?」
教員「アソコです」
女教頭「味は?」
教員「いいです」
女教頭「いつも舐めているのですか?」
教員「いえ、馬を選ぶのに必要かもしれないと思ったからです。私としてはゼッケン2番で間違いないと思っています」
女教頭「あなたは何がおっしゃりたいの?」
教員「ですから、女子の新入生が、懲罰として馬になって、これから競馬をするんです」
女教頭「なんですって!」
教員「あの桜吹雪の中を、裸の女子生徒5人が尻に桜の枝を挿して、四つん這いで走るんです。今は校庭のパドックで全校生徒と教員たちに吟味されています。大騒ぎになっています。全員夢中で、授業どころではありません。教頭もいかがですか?」
教頭「それを早く言って下さらなくちゃ。でも、どうしましょう。私、何番を買えばいいのか。2番、2番がいいのですね。行きましょう。焦っちゃうわ。さ、早くっ」

【春2】
女教頭「すごいわ。本当に見事な桜。こんなに気持ちいい風が吹いて。私、結局2番を買ってしまったけれど、本当に大丈夫なんでしょうね。もうすぐスタートだわ」
教員「大丈夫です。見て下さい2番を。キッとした顔をして、真っ直ぐ前を見ているでしょう。桜の枝の挿さった尻だって、他の子と比べてクンッと上がっているでしょう。きっと、負けず嫌いなんです。それなのに馬にされて、恥ずかしい姿を全校中に晒さられて、お尻を叩かれて四つん這いで歩かされて、あれ、怒っているんです。ああいう子は、走ります。1位になろうとします」
女教頭「いいですわ、あなたを信じます。それにしてもすごい桜。頭がヘンになりそうだわ。校庭から校門に続く、あの長い長い桜のトンネルの下を走るのね。道が花びらで埋まっているわ。風で花びらが舞っているわ。もう何も見えないくらい。その桜吹雪を突き抜けて、あの2番が、1位を目指して走ってくるのね。4番と5番もすごく速そう。みんなが夢中で見守っているわ。あぁ、もうすぐゲージが開く! ドキドキするわ」
教員「父兄の皆様も観に来ています。さあ花火が上がりましたよ。おお、おお、盛大だ」
女教頭「さぞやドキドキしているでしょうね、あの子たち。どんな気持ちでいるのかしら。手と足に桜の花びらを感じて、背中に懲罰党員を乗せて、口に手綱をつけられて、走るしかない、今。向かい風が吹きつけて、花びらのカーテンができて、馬としてその中を突き進んでいくしかない、今!」
教員「全員、我が校の新入生です。伝統と格式のある、我が桜の木中学の生徒です。恥ずかしくても、辛くても、もう未来しか見ていないはずです。ほら、我が校でチャーターしたヘリコプターがやってきましたよ。来られなかった父兄たちに、ビデオを撮って配るんですね。おお!」
女教頭「待って、ああっ、ピストルが鳴った! 出た! 出た! 来た! 来たわ! 5番速い! 5番速い! ちょっと待って、1番はダークホースだわ! 吼えてる! すごい! ああっ、2番が出てきた! ダメ、顔に花びらがついて……振り払った! デッドヒート! みんな速い! 横並び一線!」
教員「おお少女よ! 処女の少女たちよ! 願わくば、御身に神のご加護があらんことを! 尻の桜を高く振れ!」
女教頭「尻の桜を高く振れ!」

【春3】
教頭になった元教員「5年前、競馬で優勝した2番の生徒が当校への就職を希望しているそうです」
校長になった元教頭「いいわ。あなただって私だって、元は我が校の生徒だったんですものね。きっといい教師になるはずです。2番の生徒の、我が校への就職を許可します」

▼異常な世界が正面きって展開されている沈丁花一本さんの創作。唖然としながら最後まで一気に読んで、デットヒートのところでは手に汗を握っている自分がいました。(文)
★素晴らしいですね。ゲラゲラとブラックな笑いを迸らせて読みました。沈丁花さんにはこの桜の木中学を舞台にしてもっといろいろ書いてもらいたいです。(猫)


「リングマラ輪姦地獄」NEW!文=秋山たつや

あるホモハッテンバのプレイルーム、4人の全裸男の狂宴が始まっていた。

マットの上に仰向けになった秋山達也の足を両側から2人の男が持ち上げて強制V字開脚、むき出しになった尻穴に3人目の男が張り形を出し入れしている。

ドMの達也がパイパンなのは判るが、3人のSもなぜかパイパン。その理由は、射精せずに勃起を持続させるシリコンリングをマラと玉の根元に装着するため。陰毛があるままだと、リングに毛が絡まって大変なのだ。

「こいつ、相当なヤリマンだぜ」

拡張担当の男が他の2人に声をかける。普通は入れるまで手間のかかるLサイズの張り形をあっさり飲み込んだのだから、そう言われても当然だ。

「拡げる手間が省けたぜ」と男はギンギンに充血したマラを達也の尻穴にあてがい、グイッと奥まで挿入する。張り形には太さで負けるものの、長さは互角のロングマラだ。

「ああっ、当たってる……当たってる……」

男がピストンを始めると、達也が悦びの声を上げる。どうしようもない淫乱マゾだ。

「オラ、オラ、もっといい声を出せ」と男は奥まで突きまくり、足を持っている2人は、「ほら、ここも感じるんだろ?」と達也の肥大乳首をつまむ。

「あっ、だめっ! だめっ!」

早くも悶え泣きの達也のチンポが今にもトロコテン発射しそうにピクピクするが、当然達也のチンポにもリングが強制装着されているので、発射できない。

「おい、交代してくれ」

15分ほど犯してから、2人目の男とかわる。今度は逆に長さは並だが、極太マラだ。

「んああっ! ガバガバになっちゃう!」

またしても挿入直後から達也が叫ぶ。まったくうるさいマゾ豚だ。

「うるせぇっ! 声出す前にケツマンしっかり締めろ!」

言葉責めしながら、2人目の男も力強く突く。もちろん他の2人は乳首嬲り。

「だめっ、狂っちゃう!」と不細工に顔をグチャグチャにして、達也が喘ぐ。
「痛がらずに俺のものを飲み込んで悶えるなんて、こいつ真性だぜ。今夜は気が済むまで犯れるぜ」と2人目も15分以上突いてから、3人目に交代。

「いい感じにパックリ口を開けてるぜ」と一気に達也を串刺しにした3人目のマラは、1人目より長く、2人目より太い。ハッテンバでもめったに見ない、ド級の巨根だ。

「オラ、今夜は何回ずつ犯られたいんだ? 5回か? 6回か?」

薄笑いを浮かべて、男はフル勃起の巨根で責めたてる。

「ああっ、すごすぎるっ! 1回で充分です。許して下さい」と答える達也だが、そのマゾチンポは、浅ましく勃起したまま。チンポは正直、こいつは犯されるために生まれてきた性処理ホモ奴隷だ。

2巡目に入ると、達也は狂ったように「ミルクを下さいっ! ミルク欲しいっ!」と泣き叫ぶ。もちろん男達は完全無視、リングをはずす気配はない。

誰も発射せずにガチガチ状態にリングマラを保ったまま、3巡目に入る。

「んがあぁっ! んごぉっ! ごおぉっ!」

もはや達也の目はイッてしまい、言葉にならない獣のような叫びを上げ続けて体を痙攣させている。

しかし男達はニヤニヤと余裕の表情。リングマラ輪姦地獄は、まだまだ続く……。

▼秋山さんによると「リングマラ」という言葉は、「ホモ系の掲示板では普通に使われています」とのこと。このリングをつけると本当に長時間の性交が可能なるそうで、秋山さんは2時間犯され続けた経験もあるそうです。私は今、本気で購入を考え始めています。(文)
★さすがの秋山さんが泣き叫ぶくらいですから、リングマラ恐るべしですね。でもパイパンでギンギンって、見た目的には微妙かも……。(猫)


「私は白昼に暗躍する緊縛間男」NEW! 文=四等紘一

私の夢は昼日中に間男として暗躍することです。暗躍と言っても相手は自然に限られてくると思いますが、縄を手にして旦那の留守宅に上がりこみ、一見貞淑そうな人妻を日常のすぐ裏側で縛り上げる背徳感は、やはり暗躍と呼ぶに相応しい黒い快楽です。

過去の一時期、私はその夢のままの体験を貪っていた経験があり、今でも懐かしく思い出します。

同じ町内に住む30歳の人妻・美津子は、近所のスーパーに行くのにも入念な化粧を施す、女性的な自分を失わない、しかしごく普通の主婦でした。旦那さんにとっては見飽きたものであろう仕草や表情、膝下までの上品なスカートから伸びたふくらはぎは、私のように昼間からジャージ姿で惣菜などを買っている男にとっては、それがごく普通で所帯じみているからこそ、淫靡で魅力的なものとして映りました。

化粧をして肉や魚を選ぶ彼女の肢体は、男の獲物となる欲望を秘めた、生々しい女体でした。

私が彼女と肉体関係を持つに至った経緯は、あまりにも芸がない、道端でのナンパでした。その後すぐにアブノーマルな行為を愉しむことになるのですが、もともと彼女が刺激的な遊びを好む女性であったとは思いません。ただ、日常生活に一抹の寂しさを感じ、旦那とのSEXでは満たされない性欲を持て余しているごく普通の主婦にとって、私のような男は決して忌避すべき対象ではないようです。それどころか、心の奥底では女としての欲望を疼かせて、危険な誘惑者の到来を待ち受けているのが本音なのではないでしょうか。

ともあれ私は、美津子を責め遊戯のパートナーとすることに成功しました。セックスで十分に喜ばせてあげた後ならば、女性は少しくらい変わったことをしても許してくれるものなのです。

美津子のセーターの上からロープを喰い込ませて芋虫状にし、私の洗っていない菊門に舌を突き入れさせ、彼女の剥き出しの下半身の前後の穴にドリンク剤の瓶を挿してみたり、猿轡をして手足を縛り、浣腸液を注入した後、いつまでも玄関に転がしておいたり。そうしている間、私はまるでその家の主のように、リビングのソファでバラエティ番組や昼メロを観ていたものです。

郵便局員がポストに物を入れる音、窓の外の路地を歩くセールスマンの足音、窓から柔らかく差し込む昼間の光。そうした日常性のすべてが刺激となって、丸2カ月の間、私と美津子を不倫に熱中させていました。今では終わった関係ですが、その日々がどんなに楽しかったか……思い出すたびに体が熱くなります。きっと美津子もそうでしょう。

私は家で仕事をする関係上、昼間の主婦を観察する機会に恵まれています。美津子とは、彼女が旦那への罪悪感を募らせて良心の呵責に耐え切れなくなったことから終わりましたが、緊縛間男として主婦を揉踊する快楽は、今も私の欲望を掻き立ててやみません。

美津子がたまたま特別な女だったのか、それとも、私はすぐにでも勇気を出して次の獲物にアタックすべきなのか、スーパーや公園で主婦の姿をみるたびに思い悩んでしまいます。私もまたプレイ相手のいない寂しい男にすぎないのです。

▼うらやましい話ですねえ。ただ読んでいるとフムフムと納得してしまうのですが、実践するのはなかなか……。ナンパする場面からベッドインまでのところを改めて詳しく書いて教えていただきたいです。(文)
★必要なのは勇気と、四等さんみたいな確信ですよ。話しかけ方なんてケースバイケースだもん。あと見習うべきなのは、貪欲さかな。男はガツガツしてるくらいがいいんですよ。(猫)


「ニューハーフバーテンダー・さやかのカクテル」NEW!文=カツ丼小僧

ふたなりの巨乳マドンナを主人公にした漫画を描いてみました。SMとは違うのですが「あぶらいふ」はアブノーマルなら何でもありということで、こんなのも面白いんじゃないかと思っています。短い作品ですので、よかったら読んでみて下さい。



▼カツ丼小僧さんが初めて漫画作品を投稿してくれました。独特の人物造詣に味わいのあるカツ丼さん。こういうユーモアのある明るい作品はカツ丼さんの描く絵柄とよくマッチしていますね。(文)
★ここ数年、カツ丼小僧さんというとかなり暗黒的な作品を思い浮かべるようになっていましたが、凄くいいじゃないですか、こういう艶笑もの。辛いニュースも多いご時勢ですから、楽しいエロも大事に考えていきたいものですね。(猫)

(「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2011 Aprilに続く)

【応募要綱】

「あぶらいふ」では皆様からの力作投稿を募集しています!

★体験談、告白、写真、イラスト募集、貴方のアブノーマルライフをお好きな形で表現して下さい。
SM、フェチ、同性愛などジャンルは問いません。他の投稿者へのご意見、ご感想も大歓迎です。

★投稿はこのページ下段の投稿フォームもしくは郵送にてお願い致します。
作品は編集部が厳重に保管の上、厳選して『WEBスナイパー』の「あぶらいふ」にアップ致します。

★恐縮なのですが、いずれの作品に対しましても、原稿料・謝礼等をお支払いすることができません。
ご了承の上、是非「WEBスナイパー」並びに「あぶらいふ」が目指すサイト作りへのご協力をお願い致します。

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・データでない作品は郵送にて、以下の宛先までご送付下さい。返却をご希望の方は、その旨をご明記下さい。


【郵送宛先】
〒101-0065 
東京都千代田区西神田3-3-9 大洋ビル4階
株式会社 大洋図書
WEBスナイパー編集部「あぶらいふ」係

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「S&Mスナイパー」の射程と雑誌内雑誌「あぶらいふ」の行方 文=井上文


室井亜砂二 少年時代に描き溜めたイラストを1965年頃から『奇譚クラブ』へ投稿。その語、ファインアートの世界で活躍したが、再びSM画を描くようになり、1984年頃から東京三世社の『SMセレクト』に新作を発表。2004年から『S&Mスナイパー』の雑誌内雑誌「あぶらいふ」の扉絵を描き続ける。画集に『哀犬倶楽部』(大洋図書)など。
inouebun.jpg
井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。「あぶらいふ」編集人。発明団体『BENRI編集室』顧問。
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 1980年生まれ。フリーター。2003年より「あぶらいふ」のアシスタントとして井上文専門事務所に勤務。勤務時間外は酒を飲む以外のことは一切しない。
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11.03.18更新 | あぶらいふ  > 
あぶらいふ編集部 |