The
ABLIFE―Abnormal Dilettante Magazine―
月一更新で贈るオール・アバウト・インモラル人生!
読者投稿欄「あぶらいふ」は、「この場」があることで生まれる創作意欲、コミュニケーション欲、そして読者を交えたフラットな交流に意味を求めるインターネット上の広場です。同性愛・自慰妄想・緊縛・露出・各種フェティシズムにまつわる体験談、小説、意見、呟き、絵画、写真など、貴方の個性的な性表現を、ジャンルを問わず募集&掲載しています。「スナイパーSNS」と併せてパワフルにご活用下さい。今月は漫画作品からスタートです!!
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2011年4月の投稿作品 NEW!
「哀妻すずちゃん」NEW!作・画=白牡丹
こんにちは。白牡丹です。この度の震災では東京の方の被害もかなりのものだと聞いておりますが、編集部の皆様におかれましてはいかがでしたでしょうか。皆様がご無事であることを祈ります。また先日は掲載していただき、誠にありがとうございました。ヌルい内容で申し訳なかったと思いつつも、レベルの高い投稿者ばかりの中に名を連ねることができ、感激しております。 「責め側が全く乗り気でなく、イヤイヤつきあっている(惚れた相手の望むことなので従っている)」という説明しにくい状態や「太目の女性」にアンテナが向いてしまう自分もやっぱりアブノーマルなのかしらと思いつつ、ずうずうしくも再投稿させていただきます。
「私のお気に入り」 画=緒結び
「眩しき飛沫」NEW!画=照Q
「仕返ししちゃった」NEW!画=カツ丼小僧
「私が読みたいSM小説“M女の天国”編」NEW! 文=岩下
前回、お姫様が花魁になる話のことを少し書いたが、もう少し膨らませてみたい。将軍の姫君が隠密になって……というのは前回の話で、そうではなく、たとえば変装して町に出たときに罪人と間違われて捕縛・投獄されてしまい、その結果マゾに目覚め、脱獄した後、腰元や家来たちと晒し女に変装して全国をまわるなんて話も面白い。
かつては人を手打ちにしたり残酷な仕打ちをしていた冷酷な姫君が、今度は逆に同じような目に遭いそうになったり、仇と狙う者にさらわれて責め立てられて快感の中で改心したり、もっと徹底すれば尼になったり、自害したということにして姿を隠し、自ら望んで縛り女や晒し女として生きていくなんていう展開も情欲をそそってくれそうだ。
また、これは個人的な好みになるかもしれないが、こうした姫君が身を投じるアンダーグラウンドの世界の特徴として、現実の遊郭のような「男の天国・女の地獄」ではなく、「女に優しい男の天国・M女の天国」というものにして欲しい。
これまでのSM小説ではS男たちのドギツイ夢が実現される天国ばかりが扱われてきたように思うが、むしろM女の欲望や夢、さらにはM女の楽園や幸福物語という視点から描くほうが面白くなるのではないかという気がしている。
この下地の上には、たとえば女同士でSMを教えあうといった場面も作ることができるだろう。罪人出身者が女牢での経験や縛られ方を伝授したり、見世物小屋出身者が軽業や縄抜けや、今で言うマジックなどを教えたり、芝居小屋出身者は男心をくすぐるような演技や台詞を教えたり、姫君はその行儀作法や言葉遣いや教養などを教えて傍目には本物のように振る舞えるようにしたり、刀の立ち回りの真似事ができるように指導したりすると、その後の展開にさらなる幅が期待できそうである。
また、これもぜひ考えて欲しい重要なポイントとして、衣装の問題がある。その点、上記のような話なら花魁スタイルだけにこだわる必要はないだろう。粗末で汚れたイメージの雪姫スタイルはいつの世においても男の情欲をそそるものだろうし、娘剣士や、囚衣の女囚スタイルや尼僧というのもSM小説においては使い勝手のいいものだろう。
最後にもう一つ、衣装とシチュエーションが揃ったら、心理描写にもぜひケレン味を出してもらいたい。たとえば彼女たちは閉じ込められている間は「自由が欲しい」と泣いたりするくせに、許可をもらって外に出ると、今度は牢や縄が恋しくてたまらなくなって、どっちが自分の本心なのかが分からずに戸惑ったりする。また客に「あまりひどいことはなさらないで下さい」と目に涙を浮かべて頼んだくせに、縄を受けると人が変わって「いじめていじめて、もっといじめて」と叫んだりする。ありきたりと思える部分もあるかも知れないが、これはSM作品における王道と捉えて盛り込んでもらいたい。
つい熱くなって嫌味のような文章になってしまって申し訳ないが、昨今のAVによくあるような、ドギツイ場面を並べただけで、まともなストーリーもないものは、ともかくその刺激になれてしまうと何も感じなくなるし、飽きがくるし、どれも同じだということになると思う。個人的には不快感すら禁じえないほどなのだ。
機会があればまた書かせて欲しい。私の読みたいSM小説というものがどういうものなのか、なんとなくでも伝わっていたら幸いである。
「Mの時間、20秒と20時間」NEW! 文=Mみどり
3月は、3本のジーンズを2回も洗濯してしまいました。いつもだと、ジーンズの洗濯なんて、3、4カ月に1回なんですけど。
理由は簡単です。20秒の我慢が出来なくてお漏らしをして、汚してしまったからです。
外出から帰って、玄関の前に立つと、ホッとして気が緩み尿意が……。カギを鍵穴に差し込んでドアを開けて、閉めてロックして、靴を脱いで、荷物を置いて、トイレに駆け込むまでの20秒間が、我慢出来ません。
加齢によるものなのか、オムツ習慣によるものなのか、わかりませんが、間に合わないことが、しばしばです。ジーンズが汚れる、ということは当然ながら、その下のショーツも同じ運命になります。
オムツ習慣が、「我慢」という神経回路を破壊しているのは確かなようです。
お気に入りのアナルプラグ、商品名「小悪魔て〜る☆2」をアヌスに入れて、オムツをしているときは、ゼロ秒です。つまり、尿意を感じると同時にお漏らしが始まってしまいます。「我慢」なんていう言葉は、存在しません。
この小悪魔くん、実はアナルプラグの難点を克服している優れものなんです。
最大径は31ミリ、根元の細いところは10ミリもありません。ですから拡張用ではないのですが、とても気に入っています。
なんと言っても、挿入したまま電車の座席シートに座れますから、遠出ができます。
さらに、T字ベルトなしでも抜け落ちる心配がありませんので、そのまま買い物に出掛けられますし、お風呂にも入れますし、眠ることもできます。少なくとも、日常生活をする上で、不便なことは全くありません。
この小悪魔くん、アヌスの飲み込もうとする性質を上手く利用した作りになっていて、軽く引っ張ったくらいでは、びくともしません。
ですから、小悪魔くんと何日でも遊んでいたいのですが、世の中、そうはいきません。
最近わかったことなんですが、お腹の中で発生するガスを我慢出来るのは、20時間くらいが限度みたいですね。
出口を小悪魔くんにぴったり塞がれている以上、腸内のガスはどんどん溜まっていきます。
どんなに息張っても、オナラとして漏れることはありません。
小説ですと、アナルプラグの下部のスイッチを押すと、弁が開いて簡単にガス抜きが出来ることになるのですが、現実問題となるとそうはいきません。
ですから、最長でも、20時間後には、小悪魔くんと別れなければなりません。
「一度抜いて、また挿入すればいいじゃん」、と思われるかもしれませんが、気持ち的に途切れてしまうと、再び、小悪魔くんと遊ぶ気分にならないのが残念です。
こうやって書いている今も、私のアヌスには、小悪魔くんが10時間ほど入っていますけど、挿入しているのを忘れてしまうくらい、体になじんでいます。ヤバイ。
「美貌の愛人を貸し出して」 文=匿名希望
私の愛人で美津子(仮名)とのプレイ報告です。私は現在60歳、彼女は30歳。34もの歳の差になりますが、縁あって性奴として自由に扱い、楽しい遊びを繰り返しています。
彼女は元プロダンサーですので、プロポーションはいいほうです。性的にも情熱的で、見るからに多淫ですが、凛とした美貌のため30代には見えません。男好きのする女と言えばいいのか、一人で外出すると必ずと言っていいほど悪戯をされてしまうと言います。
そんなフェロモン過多の美津子ですが、どういう育ちのせいか老人に奉仕をして悦ぶ癖があり、若者には見向きもしません。私ばかりが愉しむのでは惜しいような女性ですので、老人ホームへ連れて行き、知り合いに彼の部屋で乳房を吸わせたり、全身を触らせ、舐め回させたりしています。
そして今回お話するプレイは、そんな私の知人から美津子の噂を聞いて連絡してきた、某地方都市で居酒屋を経営する老好事家・K氏に美津子をお任せした時の模様です。
K氏の居酒屋。シャッターを下ろした店内には4、5人の客がいて、K氏に言われるままその場で全裸になった美津子を穴のあくほど見つめていました。隣室から私が頷くと、K氏は美津子を後手に縛ってテーブルに座らせ、オマンコを開いて懐中電灯で照らしたり、指を差し込んで中を掻き回したりして、美津子をまったりと追い込んでいました。
客たちの好奇の視線が美津子に絡みつき、それを感じ取ってか、歯を食いしばりながらも反応してしまう美津子。恥ずかしいのに、下品に扱われるほど感じてしまう身体なのです。
美津子が本気で感じていると分かると、遠巻きにしていた客たちもにじり寄ってきて無遠慮に美津子を撫で回しました。全員、私と同年代のヒヒジジイたちです。K氏は身悶える美津子の両腕を絞ってさらに厳重に縄をかけると、酒の入ったグラスを片手に、美津子の乳首を指で捻って「母乳割り」を作りました。美津子は妊娠しているわけではないのですが母乳が出るのです。
私は思わず感嘆の唸りを漏らしてしまいました。決して焦らないK氏の落ち着いた責めっぷり、そしてそのアイディア。30歳の美しい元プロダンサーが、縄で縛られて母乳を搾られ、酒の肴にされている光景は実に感動的です。世を忍ぶ異端の趣味を持った私たちだけに味わえる、瘴気と妖気に満ちた淫夢の世界です。
ゆったりと微笑んで母乳割りを飲みつつ、美智子が他の男性たちに嬲られる様子を眺めながら、K氏は時折縛り方を変えて、美津子に様々な羞恥ポーズを取らせていました。オマンコはおろか肛門まで剥き晒され、ヒイヒイと喘いで時に気をやる美津子の姿は、美津子という女を知り尽くしたつもりの私でも勃起を禁じえない卑猥さでした。
酒宴が進み、縛られた美津子が私に流し目を送りながら奥座敷へと攫われていきました。私は敢えて追いませんでした。そうしてやがて聞こえてくる狂熱と恥辱の声……。彼女の受ける悦びは私の悦びです。甘い哀しみと共に、同好の仲間たちに嬲られ尽くす美津子の痴態を想像し、私は独り夜が明けるまで至上の美酒に酔い痴れたのでした。
後日、美津子はK氏のモノがいかに大きかったかを私に話してくれました。私の目のないところでK氏に犯され、イヤラしくヨガッている美津子の姿。その姿を想像すればもちろん嫉妬せずにはいられなくなるのですが、なぜでしょう、私はもっといろいろな人に美津子を貸し出したいと思っているのです。
「恐ろしいほど乳首が感じる僕」NEW! 文=マックスの飼い主
皆様はじめまして。僕は某地方都市に住む24歳の男です。オナニーが好きで1日に3回〜4回はしてしまいます。あまり多すぎるのもよくないなとは思っているのですが、僕には決定的な性感帯が一つあり、そこを弄ると自動的に発情してしまうのです。
その性感帯というのが、何を隠そう乳首です。男でも乳首が感じるという人は意外に少なくないようですね。ですのでそのこと自体は異常でも何でもないと思ってきたのですが、なんとなく、僕は乳首で感じすぎてしまっているような気がします。
たとえば晴れた日に洗いざらしのシャツを素肌に直接着たりしていると、歩いているうちに乳首がシャツに擦れて、いちいち感じてしまって歩きにくくなったり、ヘンな表情をしてしまいます。また、友人にふざけて乳首をツンツンされたりすると、ペニスにゾクゾクッとした感覚が走り、すぐにでもオナニーをして射精せずにはいられない気分になります。時には「あうっ!」と声を上げてしまうこともあって友人からは何度かホモ疑惑を突きつけられました。
こんな僕ですので、オナニーの時は当然乳首を弄ります。その結果、乳首がどんどん大きくなってきていて、それも悩みの種になっていますがどうしてもやめることができません。 気持ちがよくて仕方がないのです。
こんな僕ですので、AVなどで女性の側が男性の乳首をペロペロと舐めるシーンを観たりすると「信じられない!」という気持ちになります。童貞で経験がないので、むしろ恐怖のようなものを感じてしまうのです。あんなもの凄いことを実際にされたら、僕はいったいどうなってしまうのか……と。
考えただけで失神しそうです。
そのような訳で、少し唐突なようですが、僕はこれから、飼い犬のマックスに乳首を舐めさせてみようと考えています。バター犬で予行演習をしておこうというわけで、実はこれが本題なのです。
僕は、性癖そのものはいたってノーマルで、乳首が感じすぎるということ以外はまったく普通の男です。ですからこんなことに挑戦するのはまったく初めてのことで、緊張と不安でいっぱいです。その結果テンションがあがってしまい、「投稿」というこれまた初めてのことに手を出してしまったくらいなのですから。
今、とてもドキドキしています。このような書き方でいいのかどうか、このような内容でいいのかどうか分かりませんが、まず一度送ってみることにします。そして、もし皆様に喜んでいただけそうなら、これからマックスに乳首を舐められて、僕がどうなったかというレポートも送ってみたいと思います。それでは。
(「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2011 Mayに続く)
【応募要綱】
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