THE ABLIFE April 2016
浜不二夫式・常識ある大人の為の肉筆紙芝居 第5弾
あるお店でのアブノーマルな体験をきっかけにディープな変態快楽に溺れこんでいく青年・珍太。悪夢とも淫夢ともつかないその世界で、珍太が最後に見る光景とは......。「女囚くみ子」シリーズの浜不二夫氏が描く大人に向けた紙芝居。今夜もお店では、ママや女のお客様たちが、チンポ奴隷の私を嬲り辱めながら、エッチに盛り上がっていました。最初のうちは、オチンチン丸出しの私の姿に、ちょっと尻込みしておられた女のお客様方も、この頃はお慣れになってきて(畜生が丸裸なのは当たり前なのです)、スッパダカの私を思い切りお嬲りになります。首環だけの丸裸で後ろ手に縛られて、床に正座させられている私のオチンチンを、鞭の先で突っつきながら、ママが言います。
「今日は、皆で珍太に聖水を飲ませてあげましょうよ」
皆様、「恥ずかしいわ」などとおっしゃいますが、結局、笑いながらパンティを下ろして、洗面器をお跨ぎになるのです。私の前に置かれたプラスチックの洗面器に溜まっている強い臭いの液体。さすがに尻込みする私に、ママの厳しい命令。
「ホラ、私たち特製の美味しいカクテルだよ。お飲み! 飲まないか!」
首環をつかまれて押し伏せられ、グイとお靴で踏まれました。床に正座して頭を踏みつけられているのです。当然、高く突き上げてしまっている丸ハダカのお尻に、火の出るような鞭が弾けて、私は諦めました。ピチャピチャと哀しい音。
「ホホホ、飲んでる飲んでる」
「珍太、美味しいかい? 美味しかったらお尻をお振り!」
もう一発鞭を頂いて、私は夢中でお尻を振りました。
「ホホホ、私たちのオシッコが美味しいってお尻を振ってるわ」
「オチンチンとタマタマをブランブラン振っちゃって。イヤーネ」
「珍太だから当然の格好よ」
「お尻の穴まで丸見え」
ビシッと鞭でソコを叩かれて、「ギャッ」と喚きました。息が苦しくなって顔を上げるたびに、ママの靴で顔を踏みつけられ、結局私はゲホゲホむせびながら、皆様のオシッコを残らず飲まされたのです。
床にへたばり、ハアハア肩で息をしている私に、ママが怖い声で言いました。
「珍太! すぐに飲まなかったね。お仕置きだよ。犬にしてやる」
もうスッパダカで首環を嵌められているのです。これ以上どうされるのでしょう。震えている私の額に、ママが太いサインペンで......
「ホホホ、犬って書いたのね」
「犬なら四つん這いにさせなきゃ」
後ろ手の縄が解かれ、前で手錠を嵌められて、
「ホラ、四つん這いにおなり。お前は犬なんだから」
首環にリードを付けられグイグイ引かれて、私はヨタヨタとお店中を這い回されました。
額に屈辱の文字。手錠の両手を床につき、ハダカのお尻を高く上げた犬の姿。丸見えのオチンチンを振り立てながら引き回される私のお尻に、お客様方は、大笑いしながらビシビシと鞭をお当てになるのです。深夜まで、皆様の笑い声と私の悲鳴と泣き声が、お店に響いていました。
閉店時間が来て、お客様は、犬の姿のまま出口に平伏してお見送りする私を靴で蹴飛ばしながらお帰りになりました。ママは、ざっと後片付けを済ますと、床に平伏したままの私を壁際に曳いて行き、首輪の曳き紐を壁の金具に繋いでカチリと錠をおろしました。これでもう、ママが持っている鍵がなければ、私は壁際から動くことができないのです。
「シッカリ留守番するんたよ。明日も夕方までは来れないから餌は置いていってやる。オシッコはこの洗面台におし。床を汚したら承知しないからね」
さっき皆様がオシッコをした洗面器に水を入れ、餌と並べて床に置いたママは、電灯を消し、戸口に鍵を掛けてお帰りになりました。
あの洗面器にオシッコをしてしまうと、私はのどが渇いたら、自分のオシッコの混じった水を飲むしかないのです。
真っ暗闇の中、スッパダカで壁に繋がれた私は床に横になりました。ずっと前から、私はお店に繋がれて生活しているのです。アパートの部屋はどうなっているのでしょう。勤め先は、とっくにクビになっているでしょう。でも、それはどうでもいいいことのような気がしています。
今の私は一日中スッパダカ。頭はバリカンでクリクリ坊主にされ、お股の毛も除毛剤で全部処理して頂きました。頭もおヘソの下もツルツルなのです。首環や手錠などの拘束具以外は、もうずっと身につけたことなどありません。ここでこうして、ママやお客様やフロアレディの女の子たちに嬲り物にされ、辱められ、折檻されてヒイヒイ泣いて暮らす毎日、ここが一番安住出来る場所なのだと心から思っています。
ここが私の天国。いつの間にか私は、丸裸で首環を壁に繋がれたまま、固い床の上でグッスリと眠っていました。
(完)