本家三行広告 2 女王様・M男動画サイト 2 Lovely-Candle 1 ミストレスランド 2
最新記事20件
特選AVレビュー『汚辱の女』(ワープエンタテインメント)
特選AVレビュー『尻貴族 佐倉ねね、世羅百合花』(HMJM)
特選AVレビュー『催眠モルモットF 川越ゆい』(トラウマアート)
特選AVレビュー『誘惑 マッサージサロン 佐々波綾』(ドリームチケット)
特選AVレビュー『お嬢様とメイドの激情レズ ~復讐が生んだ因縁の果実~』(レズれ!)
特選AVレビュー『デカブラMANIAX 叶紀美子』(シネマユニット・ガス)
見てるだけで殴りたくなってくるジム・ブロードベントの"エゴを隠しきれない目"に妻や娘と一緒にムカつこう! 映画『ベロニカとの記憶』公開中!!
特選AVレビュー『キター!!!テンションギガ盛りMAX!!!!パリピギャルばかりのあわあわギャルソープ』(BAZOOKA)
来る2月4日(日)一縄会・緊縛遊宴『縄紋 ―Jyo-mon―』開催!!
特選AVレビュー『園田みおん ラッキースケベ2 空想できる全てのエロい事は現実に起こりうる!』(PRESTIGE)
2ページまんが 酒場の女【15】
特選AVレビュー『制服騙し雛菊つばさ』(ドリームチケット)
ゴールドマンのロックンロール・エロ漫画【41】『放課後の優等生』 著者=笹森トモエ (コアマガジン)
とりあたまちゃんシーズン4 日常【4】「ストーク」
カフェ百日紅 Fetish & Bondage Photo Shin3. 写真展 「Sylvan (Small Box IX)」開催!!
特選AVレビュー『MANIAC SEMEN 特別版 ごっくんシェアハウス!大家さん専用チ○ポになった僕達』(S.P.C)
インターネットラジオ番組「村上裕一のゴーストテラス」第63回
杉浦則夫緊縛写真展『縄の磁場』開催!!
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2018年1月号
特選AVレビュー『男を腰砕けにするエグい痴女/香椎りあ』(ワープエンタテインメント)
アクセスアップ
新刊情報
花と蜜 Vol.45(ワイレア出版)
別冊投稿キングDVD 2018年3月号(ワイレア出版)
働くレディ お貸しします Vol.39(ミリオン出版)
LOVE LADY 2018年3月号(大洋図書)
まちがいさがしパークmini 2018年3月号(ミリオン出版)
中に欲しがるドスケベ妻(ミリオン出版)
泣き虫なサディスティック(大洋図書)
17 教師(大洋図書)
初恋アミューズメント(大洋図書)
ihr HertZ 2018年3月号(大洋図書)
カテゴリー
特集記事
体験取材記事
お尻の学校
アーカイブス
フォトギャラリー
ニッポンの年中行事
食卓リンガフランカ
御菓子司 なゝた
あぶらいふ
雪村春樹・現代成熟交合
濡木痴夢男の猥褻快楽遺書
芳野流人生相談
官能小説
口中の獄
百鬼女衒とお化け医師
稲荷山デイドリーム
赤い首輪
監禁志願アリス
セックス・ムーヴィー・ブルース
セックス・マイナス・ラヴマシーン
レビュー
美少女ゲームの哲学
現場から遠く離れて
エロティカルパレード・ジャポン
オナニー平和主義!
やる夫がSM風俗に興味を持ったようです
カヲリチャンネル
青山正明の世界
舞姫爛漫
イベントレポート
女性向けAVの現在形
Twitter
(C) Don Camp

WEB SNIPER Cinema Review!!
映画愛に溢れた傑作ドキュメンタリー作品
新しい資金調達システムを編みだして新興映画会社をサポートし、幾多の傑作を世に送り出した伝説的銀行マン、フランズ・アフマン。20世紀後半のハリウッドで辣腕を振るった彼の波乱万丈の人生の軌跡を、アフマンの実娘ローゼマイン・アフマンがまとめ上げたドキュメンタリー!!

7月16日(土)よりヒューマントラスシネマ渋谷にてレイトショー! ほか全国順次ロードショー
 | 
最近、独立系フィルム会社のドキュメンタリーが相次いで公開された。ニューワールド・ピクチャーズを率いた、ロジャー・コーマについてのドキュメンタリー『コーマン帝国』。メナヘム・ゴーラン、ヨーラム・グローバス率いる、キャノン・フィルムズについてのドキュメンタリー『キャノンフィルムズ爆走風雲録』。ロイド・カウフマン率いる、トロマについてのドキュメンタリー『悪魔の毒々映画をカンヌで売る方法』。独立系フィルム会社はハッタリ勝負のキワモノ映画から、くすぶる巨匠を起用した芸術映画まで、膨大な数の作品を作り出し、一世を風靡した。そこに出てくる社長たちはいつも映画への愛を語る、情熱を語る、そして金の話をする。そう、映画は金がなけりゃ作れない! 本作はその資金の側から、映画業界を変えた男のドキュメンタリーだ。

(C) Don Camp

とはいえ、主人公フランズ・アフマンは財閥の会長とか、ウォール街のやり手ビジネスマンではなかった。それどころかオランダにある中堅銀行の、さらにロッテルダム支店の、雇われ銀行員だったのだ。そんな彼がなぜハリウッドで「困ったらロッテルダムに飛べ」が合言葉になるほどの男になっていったのか。きっかけになったのは、フェリーニの『道』や『カビリアの夜』などを扱った大物プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスとの出会いだった。やがてふたりは「プレセール方式」という資金の集め方を発明する。これにより大手の銀行を引き込むことに成功し、独立系映画の黄金時代がやってくることになったのだ(その余波は日本の東宝東和、GAGAなどといった独立系配給会社にも及んでいる)。

彼らがキャリア初期の頃、『スーパーマンII』に投資を決めたエピソードがいい。撮影途中の『スーパーマン』(IとIIは同時に撮影された)のフィルムを上映し、ディノがアフマンにこれはいけるぞと囁く。この1を見て10を知る的な、つわもの感。やがてアフマンは独り立ちするが、直接人に会いフィルムを観てから融資を決めるというスタイルは、その後も変わらなかったという。そうしてキャノン・フィルムズ、カロルコ・ピクチャーズといった会社や、個人への融資を通じて、『ターミネーター』、『ランボー/怒りの脱出』、『プラトーン』、『バーフライ』、『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』(大好き!)、『ダンス・ウィズ・ウルヴス』、『トータルリコール』など、約900本もの作品をこの世に生み出していった。
87年、『プラトーン』のアカデミー賞受賞式で彼は、「ジャングルまで追加資金を届けてくれた男」として、壇上から謝辞を述べられる。別の銀行員が「あれこそ銀行員の夢」と語っていたのがおもしろい。監督の自伝にはいつも悪役として登場してくる銀行員、彼はそのイメージから抜け出したのだ。。

(C) Don Camp

とはいえFBIに捜査されたり、イタリアの富豪に買収工作をかけられたり、果ては撮影現場に来ないポランスキーを起こしに行ったら、ベッドに少女が寝ていたりと、トラブルも尽きない。プリセール方式には、銀行の取りっぱぐれをなくするため「完成請負保険会社」というものがかんでくる。その当事者も本作に出てくるのだが、どう見てもなぎら健壱みたいなテンガロンハットのおっさん、そのビジュアルだけで映画業界がどれだけ海千山千の世界なのかが伝わってきた。
業界人だけでなく、フランズ・アフマンの妻もいい。ある時期については「調子に乗ってたわね」と容赦なく、忙しさにかまけて家にいないのは「不満だった」とあけすけだ。家庭の側面からキャリアを眺める目線が冷静で、アフマンが業界に飲まれずやってこれたのは、彼女のおかげもあったのだろうと想像した。

ケヴィン・コスナー(『ダンス・ウィズ・ウルヴス』で初監督作品であるにもかかわらず融資をうけた)や、オリヴァー・ストーン(『プラトーン』でベトナム反戦映画にもかかわらず融資をうけた)、さらにミッキー・ロークまで出ている本作だが、一番印象に残ったのはポール・ヴァーホーヴェンだった。実はこの映画の撮影前、フランズ・アフマンは末期ガンを宣告されていた。自伝を書くには時間が足りないという彼のために、実の娘が監督となってこの作品を撮りはじめたのだ。インタビュー中に話題がそのことになり、ヴァーホーヴェンはとても辛いとこぼす。それに対して監督は「でも父はとてもすばらしいものを残したしね」と続けるのだが、言わんとしていたのは「プリセールス方式」や、それによって製作された数々の傑作のことだったに違いない。ところがヴァーホーヴェンは間髪を入れず、「そう、君をね」と返すのだ。その返事に、彼が作ってきた残虐映画の奥にある優しさを垣間見た気がした。

(C) Don Camp

文=ターHELL穴トミヤ

900本の映画に投資した伝説の銀行マン
あの名作は、彼なしでは生まれなかった――



『ハリウッドがひれ伏した銀行マン』
7月16日(土)よりヒューマントラスシネマ渋谷にてレイトショー! ほか全国順次ロードショー

(C) Don Camp
原題=『HOLLYWOOD BANKER』
監督=ローゼマイン・アフマン
出演=フランズ・アフマン、ケビン・コスナー、ガイ・イースト、デレク・ギブソン、ヨーラン・グローバス、メナハム・ゴーラン、ピーター・ホフマン、アーノルド・コペルソン、マーサ・デ・ラウレンティス、スティーブン・ポール、ミッキー・ローク、ピエール・スペングラー、オリバー・ストーン、ポール・バーホーベン
配給=アークエンタテインメント、東北新社

2014年│オランダ│82分│カラー│ビスタ

関連リンク

映画『ハリウッドがひれ伏した銀行マン』公式サイト

関連記事

天真爛漫な中年女性が歳下男にモテまくる! マルガレーテ・フォン・トロッタ監督の確固たる決意を見た 映画『生きうつしのプリマ』公開!!

anahell.jpg
ターHELL 穴トミヤ  ライター。マイノリティー・リポーター。ヒーマニスト。PARTYでPARTY中に新聞を出してしまう「フロアー新聞」編集部を主催(1人)。他にミニコミ「気刊ソーサー」を制作しつつヒーマニティー溢れる毎日を送っている。
http://sites.google.com/site/tahellanatomiya/
 |