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海外雑誌との付き合い方

文=ばるぼら

昨今ささやかれている出版不況ですが、本が売れていないのではなく、雑誌が売れていないというのが実情です。あまり元気がない日本の現状はさておき、では海外の雑誌はどうなっているのでしょうか。インターネットが普及した現在の海外雑誌との付き合い方を、ネットワーカーばるぼらさんにご案内いただきます。
『Baby Baby Baby』
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少し前書き。日本で海外の雑誌を読む、という行為についての革命的だったと思える出来事をまずあげてみよう。一つは1995年、渋谷タワーレコードの新装開店と同時に、上の階に新しく出来た「タワーブックス」の登場。それまで日本で洋雑誌一冊買うのに1500〜3000円は当り前、という台所事情に厳しい価格設定だったのが、ここでは1000円前後だったりする。これはCDと同じ自分達の直輸入ルートを使って価格を抑えているため。

次はもちろんインターネットの登場であるが、わかりやすいのはAmazonが雑誌を扱い始めたこと。本家Amazon.comが2001年10月(日本Amazon.co.jpは2004年9月にサービスを開始)に開始して以降、より簡単に、より広範囲に拡がった(なお2008年からAmazon.comは円での決済が可能になったけども、もともとクレジットカードを駆使すれば個人輸入が可能だった)。日本の輸入販売業者の数が限られているため、そこが仕入れなかった雑誌を入手するのは手間だったが、インターネットの登場でいくらでも別の手段が得られるようになった。

2008年7月末に日本の数少ない洋雑誌の輸入会社だった「洋販(YOHAN)」が自己破産して、一時は冬の時代がくると予想されていたけども、1年経った現在、思ったほど打撃を受けてないように感じるのは、洋販が扱っていた雑誌類を買う代替手段を既にいくつも知っていたせいだろうか。Amazon、紀伊国屋書店、Fujisan.co.jp、アメリカンアパレルストア、マガジンマートをはじめ、選択肢は少なくない。

『Baby Baby Baby』


話は少し変わって。そうした大型店とは違う、中小規模の書店が独自に輸入している雑誌の方が、個人的には面白い。最近買った『Baby Baby Baby』は、去年辺りから日本でも話題になっていたメキシコのガーリーファッション誌。版元はもともと2001年から『celeste』というモード誌を出していて、『Baby〜』の方はそれの若者文化版として別に創刊された。ほぼ写真とイラストのみで、とにかく女の子ばっかりの写真が最高。去年読んだ『mankind mag』から文章を抜いて写真だけにした場合、近いテイストが出るかもしれない。

当然ながら世の中には一生かかっても読みきれない量の雑誌があるので、全部を読むことは早々に諦めて、自分のアンテナに引っかかったものだけ入手する方が健康とお財布にいい。ということで、ここでは最近気になる洋雑誌をいくつか紹介する。入手方法は各自で探して欲しい。輸入してる日本のショップもある。


『NOBROW』

最新号は1号。年2回発行。イラストレーション/グラフィック雑誌。1号は世界中から24人のアーティストを集めて描かせた神様&怪獣特集。ヤバカワイイ。
『Loops』

最新号は1号。イギリスの音楽誌。出版社のFaber & Faberとインディ・レーベルDomino Recordsが制作。
『jacques』

最新号は1号。ハイエンド・エロティック・ファッション雑誌。生の女性を見せるためすべてフィルム(非Photoshop)で撮り下ろしてるのがこだわり。夏に2号が出るのでそろそろ。
『The Ride Journal』

最新号は2号。自転車雑誌。以前の号をPDFで配布、というスタイルが珍しい。いや、そのうち珍しくなくなるのかもしれない。現在日本でも自転車ブームだが、ゴテゴテの通販情報誌ではない、こういうグラフィカルな雑誌が出れば面白そう。
『picnic』

最新号は3号。年2回発行。イスラエルの写真/グラフィック雑誌。テキストはほとんどないので楽。
『Word Of Magazine』

最新号は3号。オンライン発行。インドネシアのカルチャー雑誌。毎号PDFで配布されているのだが、インドネシア語なので、読める人以外は「多分こう書いてあるんだろうな」と眺めて楽しむのが吉。
『QUOTATION』4号
そういえば最近『QUOTATION』という雑誌の4号が書店に並んでいた。この雑誌はよく洋雑誌を取り上げており、創刊号から買っていたけども、誌面から発せられる「海外にはクリエイティヴな出来事が一杯待っている」という90年代初頭までなら通用した海外信奉と幻想のノリがあまり好きではなく(いや、創刊号などは増刷するほど売れていたようなので、まだ幻想ではないということか)、ついに買うのをやめてしまった。ただ、5号からはリニューアルされるようなので、どのような誌面になるのか楽しみではある。

ブログの流行以降、海外翻訳ネタのウェブサイトが増加したことで、日本人が海外情報をかつてないほど身近に得ている状況にあると思う。かつて自称クリエイターがいち早く海外情報を密輸し、元ネタにすることで脚光を浴びるような時代があったが、さすがにそれは通用しなくなってきただろう。ならば今、単なる情報ソースとしてではなく、趣味嗜好に偏った商品として楽しめる洋雑誌の情報があると便利だと考えている。


文=ばるぼら


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man.gif ばるぼら ネッ トワーカー。周辺文化研究家&古雑誌収集家。著書に『教科書には載らないニッポンのイ ンターネットの歴史教科書』『ウェブアニメーション大百科』など。なんともいえないミ ニコミを制作中。

「www.jarchive.org」 http://www.jarchive.org/

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09.07.26更新 | レビュー  > 
文=ばるぼら |