WEB SNIPER's book review
現代日本は「アイドルの時代」だ!
総選挙後の未来を読み解く!
あなたは「AKB商法」という言葉をご存じだろうか。これは当代の人気アイドルであるAKB48を主に揶揄する際に使われる、つまりAKBを批判する言葉だ。ここでいう「商法」というのは、つまり「商売のやり方」のことである。しかし「○○商法」と複合名詞になると、多くの場合は否定的な意味合いを含む。したがってつまり、「AKB商法」という言葉は、AKBの商道徳に問題があると指摘しつつ、AKBの人気が虚栄であり、まがいものであるということまで示唆しようとしている――。批判の言葉を発端に、アイドル、日本のポピュラー音楽、さらには文化や経済までも視野に入れて語り出す、日本の"今"。 総選挙後の未来を読み解く!
WEB SNIPER Special Contents!!
『AKB商法とは何だったのか』発売記念!
さやわか(著者)×ヒラノノゾミ(BiS)対談
AKB48はなぜ批判されるのか?という疑問を発端に、「今のアイドル」や「今の音楽シーン」を語り尽くした書籍『AKB商法とは何だったのか』。アイドルを批判も賞賛もせず、豊富な資料に基づいて日本の現状をじっくり考察した好著として、各方面から評価されています。WEBスナイパーでは、公式サイトにて掲載されたアイドルグループ・BiSのヒラノノゾミさんと、著者のさやわかさんによる対談を再構成の上でご紹介。『AKB商法とは何だったのか』の主役であるアイドル自身は、果たしてこの本をどのように読んだのか? 貴重な対談の記録をご覧下さい。