special issue for special-effects adult video company GIGA. WEBスナイパー総力特集! 他に類を見ない特撮系AVメーカー『GIGA』に迫る 貴方の最強「GIGA」ヒロインは誰だ!!【1】 文=井上文 『シルバースター』 主演/山城美姫 監督/坂田 徹 |
序
強きことは美しきかな。私たちがGIGA作品を観ていてヒロインを好きになったり、興奮したりできるのは、彼女たちが第一に「強い」からである。ルックスばかりがどんなに良くても、「弱い」ヒロインに愛情は芽生えにくい。汚しがたいものが汚される悲愴の美がGIGA作品のエロスであり、ゆえに、ヒロインは強くなければならないのである。事実、皆さんとてもお強くていらっしゃるので、ピンチのシーンがヌキどころたり得るのだ。
という訳で、ここではGIGA作品における萌えポイントの1、「強さ」を主眼に置いてその世界の魅力を紹介していきたい。狙いを簡単に言うならば、「ヒロインの強い作品は面白い=最強のヒロインが出ている作品が一番面白い!」をテーマに、購買時のチョイスの仕方を提案しようということ。考えただけで血湧き肉踊る話題である。
と言っても、全てのヒロインを同列には語れないってことは、ファンの方ならご存じの通り。GIGA作品には大きく分けて三種類の、その他を一種とすれば四種類のヒロインの形態があり、各形態で「強さ」のレベルが違うのだ。意外に複雑だったりする。
そこで、記事の流れとしては各形態の特徴を紹介しつつ、それぞれにおける強いヒロイン像を考察&提示していくことになるだろう。ぜひ参考にして貴方の中のNo.1ヒロインを決定し、充実した視聴タイムを楽しんでもらいたい。
ところで、ここで改めて「強さの基準」について考えておきたいと思う。それは何も必殺技の威力ばかりではないはずだ。GIGA作品を観ていると、私たちはまず、彼女たちの身体能力の高さに魅せられる。華麗なアクションは彼女たちの「強さ」を測る最も分かりやすいバロメーターの一つだろう。しかし一方では、精神力、たとえば正義を貫こうとする意思の固さにも重要な萌え要素の気配を嗅ぐことがある。さらには出生の秘密や、背負うものの大きさにだって「強さ」の源流を見たりする。
したがって、何をもって「強さ」とするかは、結局のところ「全部」という他ないのが実情だ。また、よくある「悟空vsケンシロウ」的な比較もしてみたいが、彼女たちの敵はあくまでも悪であって欲しいし、ファンの実感として、ヒロインの魅力は単純な力比べの中には見いだせない(もちろん力も強くなければならないが)。それらを踏まえて、ここでは各人における以下の点を「強さ」の判断材料として重く見ていきたいと思う。
A、ヒロインの背景(何者なのか、なぜ闘うか、そこに漂う人間味)
B、舞台の大きさ(地球規模か、宇宙規模か、あるいはご近所レベルか)
C、戦闘能力(格闘シーンにおける威力)
D、精神力(どこまでの責めに耐えたか、耐えなかったか)
E、コミュニケーション能力(主に仲間の有無、敵の暴言への切り返し方)
F、必殺技(有無と威力)
作品によっては処女・非処女が重要であったり、他にもイレギュラーなポイントが出てくる場合もあるが、ヒロインらしいヒロイン像の基本的なチェックはこれで可能だろう。
その独特のゴム的な肌の質感は、いとフェティッシュ
巨大怪獣に凌辱され、人間たちの目の前でウルトラ級の大絶頂を屈辱披露!
1、巨大ヒロイン編巨大怪獣に凌辱され、人間たちの目の前でウルトラ級の大絶頂を屈辱披露!
普段は人間にまじって生活しつつ、変身することにより巨大化し、ウルト○マン的な活躍をするヒロインたち。その独特のゴム的な肌の質感は、いとフェティッシュ。しかも原則として、クライマックスではビルの谷間で巨大怪獣に凌辱され、人間たちの目の前でウルトラ級の大絶頂を屈辱披露! 背負った運命しかり、闘いの規模しかり、必殺技の派手さしかり、身体のサイズを始めとして全てにおいてダイナミックなのが特徴。しかしよく見ると、強さにもパーソナリティにも様々な個人差がある。具体例を見てみよう。
『巨大ヒロイン・ソフィール』(主演/佐伯奈々 監督/宇那月)
「巨大ヒロインソフィール」 女優:佐伯奈々 監督:宇那月 収録時間:90分 価格:10,500円(税込) 商品番号:TMS-29 |
「私にも出撃命令を!」
実はアルティス星人である安奈隊員は、ソフィールに変身して怪獣を倒したいが、司令部では後方支援に回されてしまっていて出撃許可がおりない。
変身すればどんなに強くても、正体を隠しているため、人事までは自由にならないのだ。
安奈は職場での摩擦を覚悟しつつ、地球の平和のために命令を無視して出動。ソフィールに変身して敵を倒す。スピンキックからのマウントポジションでチョップ連打、トドメは必殺のビーム。
確かに強い。が、必殺技に名前がないことからも窺えるように、性格的には前へ前へというタイプではない。むしろ真面目で繊細。よく言えば一本気だが、不器用ともとれる。
「私は……人間じゃないのよ……」
トイレで鏡を見ながら悲しそうに呟くのだ。
なんという可憐さだろうか。自分の立場を隠しながら、人間関係に悩みつつ、誰にも相談できないまま地球を守るという重荷を背負った彼女である。
そんなソフィールの前に現われた、宇宙一の獰猛さを持つ怪獣ゼメット。
ゼメットは彼女の身体を触手で拘束して必殺技を封じると、胸や股間を撫でまわしながら「お前たち一族の居場所を教えてもらおう。お前の兄がこの地球を教えたように、お前には妹の居場所をしゃべってもらおうか」と拷問パターンに入る。
精子的な汁をドピュドピュかけられ、身悶えるソフィール。実はその汁には強力な媚薬効果があったのだ。
徐々に食い込む触手。どうしようもなく反応してしまう女の身体。そして鳴り続けるカラータイマー。ついにソフィールは、自分が救った仲間の隊員たちが見守る前で秘唇を濡らしてしまい、ビルの谷間で大開脚固縛された上、正常位レイプされてしまう。
この時の、仲間たちの言葉がひどい。
「こいつ感じてる」
「地球が滅びるかも知れないんだぞ。変な声出してんじゃねえよ」
屈辱の中、さらにバックで犯され乳を揉まれ、ついには自分から腰を動かしてしまうソフィール。
「妹はどこだ」
絶望しつつ、口はつぐんだままオルガスムス。カラータイマー停止。これがソフィールの最期である【BAD END】。
言うまでもなく、このバッドエンドを鮮烈なものにし、ソフィールに美しさを与えているのは彼女の「強さ」だ。確かに惨めに負けはした。が、相手は宇宙一を冠する危険な怪獣である。孤独の中で闘い抜き、媚薬をかけられての不利な状況で最後まで口を割らなかった彼女の精神は、団鬼六の名作『女教師』の加奈子先生よりも高邁だ。
ゆえに絶頂シーンは極限まで屈辱的なものとなり、エロくなる。彼女には弱点としてコミュニケーション能力の低さが挙げられるが、それが逆に人間味を引き立たせているとも言え、ハマる人はそうした凹凸にこそ大勃起するに違いない。
そうした個性派巨大ヒロインには他に、極端に感じ易い『ネクストレディ』(主演/桜木えり 監督/式正義)や、仲間がいるのに単独行動ばっかりする『アストラルレディ』(主演/橘流菜 監督/シュワルゼン\x87V)などが近作で出ているのでチェックしてみよう。
一方、巨大ヒロインの中にはまさにスーパーヒロインとも言うべき、能力的凸凹の少ない正統派も存在する。彼女たちには、凹凸派にはない眩しいほどのオーラがあり、当然ながら、それはそれで私たちの下劣な期待を煽らずにはおかない。
『リターンオブリオン』(主演/陽多まり 監督/羹灼)
「リターンオブリオン」 女優:陽多まり 監督:羹灼 収録時間:70分 価格:10,500円(税込) 商品番号:TMS-24 |
実はこの「リオン」、『蒼き超戦士リオン』(主演/水野ひかり 監督/羹灼)として過去にも地球を救ってくれたことがある大変強いヒロイン。タイトルからも窺える通り、これが二作目の登場であり、ファンも多いのだ。
ユリ子は新たなパワーを得て巨大ヒロイン・リオンの姿に変身し、同じく巨大化したドラキュロン星人を必殺技「ファイナルショット」で撤退させる。が、敗走したかに見えたドラキュロン星人は密かにAAT本部の佐藤隊長に催眠術をかけ、人間に戻ったユリ子を襲わせる作戦を立てていたのだった。
再びドラキュロン星人に捕まり、拘束されたまま特殊な電マの波動で胸や股間を責め立てられるユリ子。屈服を要求されるが、「こんなもの、なんともない!」と言いつつ、淫らな声を洩らしてしまう姿がいじらしい。明らかに感じまくっていても抵抗し続ける姿勢はスーパーヒロインに必須の要素である。
やがて立ちバックの姿勢で深々と犯され、エナジーを奪われていくユリ子は、さらに血を吸われて絶対絶命のピンチに。しかし正気に戻った佐藤隊長に救われ、拘束がとけた瞬間、リオンに変身して攻守逆転に打って出る。
ところが、エネルギー不足のため巨大化ができず再び大ピンチに。佐藤隊長は、以前リオンがエネルギー切れでピンチになったことを思い出し、補給のために開発したAAT光線でリオンの力を復活させる。
このように、チャンスとピンチを繰り返し、ギリギリのところで勝たせる辺り、スターを製造する芸能界のような周到な構造が見える。もはや惚れない訳にはいかなくなっていくのである。
互いに巨大化し、最終決戦を迎えたリオンとドラキュロン星人。攻めるリオンに対し、ドラキュロン星人はどんなものでも腹の中に吸収する能力を持つ大怪獣べム・キラーを差し向ける。べム・キラーには「ファイナルショット」も効かない。果てはリオン自身がべムキラーの腹に飲み込まれ、消化されそうに。しかも胃の中には触手があり、がんじがらめに。
そこへ、リオンの星から光をまとったブレスレットが舞い降りる。それは「ライオネスランサー」という刀状の武器に変化。体内から脱出したリオンは、その武器でべム・キラー&ドラキュロン星人を一撃撃破する【HAPPY END】。
AVなのに、思わず「やったー」と叫びたくなる。先に挙げた強さの基準A〜Fを全て満たし、巨大ヒロインが堕落しないパターン。その代表例がこれだ。画面の前でチンポを出したユーザーとして、この強さをどう受け止めるかは好みの問題だが、私は萌えるクチである。このスター性溢れるリオンが、いずれ何かの作品で涎を垂らしながらイキ狂い、屈辱の中で中出しされ、挙句に自分から敵の性器を咥えるような場面を想像すると、むしろずっと負けないでくれ、いつまでも妄想させてくれとさえ思う。
ちなみにリオンは『光のアルティナ』(主演/菜月綾 監督/羹灼)にもプチ出演し、主役に喝を入れるなど、今も尚スター性をアップし続けている。
さて、比較的ヤラれやすい凹凸派、ヤラれにくい正統派と、ダイナミックな巨大ヒロインものだけにざっくり分けたが、最近では『巨大ヒロイン・マシンレディ』(主演/松野ゆい 監督/式正義)など巨大ロボ作品も登場しており、巨大ヒロインの強さの基準も複雑になってきているようだ。すべては紹介できないが、ここではまず、勝ち負け以外のところにも潜んでいる強さの重要性を踏まえ、貴方にとってのベストヒロインを思い描いてくれればいい。一応テーマにそってまとめておくと、私は「リオン」シリーズを巨大ヒロインものの白眉としたい。
(続く)
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |