魅惑の「ＧＩＧＡ」ヒロインたちを金井画伯がイラスト化！【３】

special issue for special-effects adult video company GIGA.
WEBスナイパー総力特集！
他に類を見ない特撮系ＡＶメーカー『GIGA』に迫る

魅惑の「ＧＩＧＡ」ヒロインたちを金井画伯がイラスト化！【３】

絵＝金井清顕

魅力溢れるヒロインたちの姿や、大迫力の戦闘シーンなどなど……金井清顕画伯がGIGA作品よりイメージ！　GIGAヒロインたちがイラストになって登場です！

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「誇り高きシルバースター」

何故そういう気持ちになったのか今となっては良く判らんが、子供の時、特撮テレビドラマのすばらしさに心を奪われたぼくは、着ぐるみ俳優になって怪獣を演じる仕事がしたいと思った。それが駄目なら、怪獣の着ぐるみを作ったり、ビルのミニチュアなんかを作る仕事か、爆薬を仕掛けたりする仕事……。
つまりぼくは、特撮ドラマの作り手側に強いあこがれがあった。
怪獣図鑑に記載されていた「身長１００・体重２万トン、マッハ３のスピードで飛行する」などの設定にはあまり感心がなかった。怪獣の解剖図なんてナンセンスだと思った。怪獣は人間が中に入って動かしているのであって、しっぽや飛行機はピアノ線という細くて丈夫な糸で吊って操っているのである。だから「今日の怪獣の暴れ方はもろに人間の動きみたいでイマイチだった」「合成の特撮が少なかった」「しかし、ピアノ線はあまり目立たなかったかな」といった見かたをしていた。
ある時、友人が「怪獣にお家を壊された人達は、これからどうやって生活していくのか？って考えると眠れない」と言ってるのを、「おまえ、ばっかじゃねーの？」とうっかり口に出して言いそうになったことがある。……今思えば、じつにひねくれたつまらん子供だったと思う。

ティム・バートン監督の映画「エド・ウッド」で、伝説の怪奇俳優が、巨大な蛸に襲われるシーンを撮影するという場面で、実際には動かない蛸を「うわああ」「ぎゃあああ」と怪奇役者の演技でもって、さも生きているモンスターと格闘しているように見せるのであるが、「カット」の声がかかった後の、しらけた情けない雰囲気が大いに笑える。いや、笑えない。こういう人達が無心の情熱をかけてこそ、感動の作品が出来るのである。

文＝金井清顕

『シルバースター（GIGA）』

発売日：発売中
出演：山城美姫
監督：坂田徹
収録時間：66分
定価：10,500円（税込）
商品番号：GXXD-13
メーカー：GIGA

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金井清顕　イラストレーター、漫画家。
２００２年から２年間S&Mスナイパー誌「ロマン絵画館の逆襲」を連載。
２００７年写真家、田中欣一と二人展開催。
２００８年パリ、エロチックミュージーアムに作品出品、展示中。

金井画伯のＨＰ＝『金井画報』

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08.09.27更新 | 特集記事 > 特撮系ＡＶメーカー『GIGA』に迫る！