WEB SNIPER's special Photo Book information.
肌の上に滲む 縄痕とアイデンティティ。
「縛られたい」等身大の女の子たちを丁寧に、そしてスキャンダラスに撮りおろした新進気鋭の写真家・中島圭一郎氏による渾身のフォトブック。「縛り」の世界に新たなイメージを呼び込む、その衝撃的魅力とは何か。柔らかな日差しの差し込む白い部屋で、深紅の縄によってさまざまに「縛られた」少女たち。
一般的な緊縛に対するイメージを覆すかのような独特の美しさを宿す写真の数々は、アヴァンギャルドでありながら、しかし被写体たちのとまどいや高揚感に対してまっすぐに向き合い、丁寧にその瞬間を切り取ってもいる。
その視線はどこまでも真摯。普通の女の子である被写体に非日常的な「縛り」のファクターを加えることで成し得た科学反応を、フラットな視線で提案する。
縛りのバリエーションは、知名度のあるものからアーティスティックなものまで多種多様。被写体の個性に合わせたオリジナルの緊縛も多い。
また登場するのは、インターネットを中心に活躍するモデルやコスプレイヤー、アイドル等、約21人。プロダクションに属さずセルフプロデュースで人気を獲得しているモデルも多く、今後の活躍からも目が離せない。
赫く燃える麻縄に実を委ねて、彼女らは何を想うのか......。
スキャンダラスな本作が打ち出す次世代の「縛り」で、少女たちの未だ見ぬ魅力を発見して欲しい。
以上、プレスリリースより
『部屋と少女と赫い縄 』(マイウェイ出版)
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