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小林電人、書き下ろし官能羞恥小説の決定版 いよいよ第2部連載開始!
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羞恥の教室 第2部
第六章 開花する羞恥のつぼみ 【5】


著者=
小林電人

 | 

第1部の登場人物とあらすじはこちら>>

第六章 開花する羞恥のつぼみ

V 忍 15


「よく頑張ったね、忍」

藤井は、息せき切って自分の待つ理科準備室へやってきた忍に微笑みかけた。と、同時にコントローラーのスイッチを入れた。

「先生、あっ!」

突然の攻撃に忍は全身を硬直させる。一時間の授業の間、敏感な肛門をローターで刺激され、快感の炎にじわじわと焼かれていた忍にとって、この奇襲はとんでもない衝撃を与えた。藤井と二人きりになれたという安心感もあったのかもしれない。

「はぁぁっ、だめ......」

忍はスカートの上から股間を押さえ、そして体を痙攣させながら理科準備室の床へと倒れ込んだ。頭の中が真っ白になった。

「あうっ!」

少女の身体がひときわ大きく跳ね上がった。そして床の上でぐったりと横たわる。

「なんだ、こんなところでイッちゃったのか、忍」

藤井が忍を抱き起こす。目をつぶったままだが、忍は満足そうな笑みを浮かべていた。

「先生......、すごく気持ちよかったです」
「授業中にあんなことされて気持ちよかったのか? やっぱりお前はマゾだなぁ」
「恥ずかしくて、すごく辛かったけど、これを我慢したら先生に褒めてもらえると思うと、すごく気持ちよかったんです」

藤井は、ギュッと忍を抱きしめた。このいじらしい愛奴を徹底的に愛してあげたい衝動に駆られたが、ここは学校の中だ。休み時間も短い。あまりのんびりもしていられないのだ。

「さぁ、どんなふうになっているのか、みせてご覧」

藤井に言われて、忍はよろよろと立ち上がる。まだ体に力が上手く入らない。

「はい、忍のあそこは、とても恥ずかしいことになっています」

忍は藤井の前で制服のスカートをたくし上げた。白いショーツが丸見えになる。藤井は忍の股間に顔を近づける。

「すごいな。こんなに色が変わってるぞ」

藤井が言う通りに、忍のショーツの股間部分は楕円状にぐっしょりと濡れて布が透き通ってた。陰毛が、うっすらと見えるほどだ。まるで失禁でもしたかのように、激しく濡れている。

藤井はゆっくりとショーツをずり下げていく。淡い陰毛が顔を覗かせ、そして肉の亀裂が露になる。陰毛も恥丘も、ぬるぬると濡れ光っていた。ショーツを引き下ろすと、股布の部分に何本ものキラキラ光る糸が引いていた。忍がいかに興奮し、快感に打ち震えていたかの動かぬ証拠だ。

そして股間の向こう側からは細いコードが一本、だらりと伸びている。これが忍をここまで欲情させた原因だ。

「ほら、抜いてあげるから、お尻をこっちに向けて突き出すんだ」
「は、はい......」

忍は藤井の命令に従う。くるりと後ろを向いて、体を前に倒して腰を突き出す。足を肩幅まで開く。手でスカートを高くめくり上げる。藤井とのプレイの中で何度となく取らされた肛門チェックの姿勢だ。こうすると恥ずかしい部分が何もかも藤井の目の前に晒されるのだ。

「あーあ、お尻の方までびしょびしょになってるぞ。どれだけ感じたんだか」

そういいながら、藤井は嬉しそうに忍の尻肉を押し開く。

「あっ......」

もう数え切れないほど、藤井には菊花を見られてきた忍だが、それでもこうやって尻肉を広げられて窄まりを露にされる瞬間は、激しい羞恥に襲われる。そしてそれは、同時に強烈な興奮をもたらすのだ。藤井に恥ずかしい器官を見られていると思うと、それだけで子宮が熱く疼いてしまう。

少女の愛らしい窄まりは、充血して少しふっくらとしているようだ。そしてそこからは、細いコードが突き出している。奇妙で、なんとも刺激的な光景だった。

藤井は悪戯心がわいてきて、さっき忍が絶頂を迎えると同時に切ったスイッチを、再び入れた。

「はうっ!」

忍の体に電流が走る。

「いや、先生。もうだめ、許して......」

半べそをかいた情けない顔で、藤井を見る。藤井はニヤリと冷酷な笑みを浮かべる。この少女を、もっともっと辱めたいという欲望がこみ上げる。

「そのまま我慢するんだ」
「は、はい......」

藤井は窄まりから伸びているコードをつまむと二、三度引っ張った。強く締め付けられているようで、かなりの抵抗があった。

「あ、ああん」

体内で振動しているローターを引っ張られる感触はたまらない。忍の膝がガクガクと震える。とても立ってはいられないのだが必死に耐える。その忍の反応が面白くて、藤井はさらにローターのコードを引っ張る。一気に引き出すようなことはしない。じわじわと少しずつ引き出していく。

「あ、あ、あ、あ」

忍は、まるで腸を引きずり出されているかのような錯覚を覚えた。下半身が熱く、重くなっていく。

やがて窄まりの中央から銀色の物体が顔を覗かせた。物体は窄まりをぐいぐいと押し広げて外へと出ていく。そしてポトリと、排出された。その細長いカプセルは床に落ちると、ジジジジと細かくか細い音を立てて転げ回った。藤井はそれを拾い上げる。

「ふふふ、忍のお腹の中でずいぶん暖かくなってたな。なんだかヌルヌルしているぞ」
「いや、先生。見ないで下さい......」
「よく頑張ったな、忍」

藤井は再び忍の尻肉を左右に大きく広げると、ラジコンローターに刺激を受け続け、ほんのりと充血して腫れぼったくなっている窄まりにキスをした。ねぎらうかのように舌先で優しく舐め回す。

「はぁうっ」

突然の愛撫に忍は息を飲む。強烈な快感と幸福感が忍の体を貫く。

「先生、先生......」

うわごとのように呟く。淫裂から、トロリと愛液がこぼれ落ちた。



「ねぇ、たまにはカラオケくらいつきあいなさいよ」

志村茜が声をかけてきた。

一時限目の授業中のローター責め、そしてその後の休み時間の理科準備室での藤井からの愛撫が、嘘だったかのようにその後は、ごく普通の学校生活が続き、放課後を迎えた。あの出来事は夢だったかのような気もする。ローターも藤井に返し、ショーツも新しいものに穿き替えたから、なおさらそんな気持ちになる。もっともビニール袋に入れられ、カバンの奥にしまわれたぐっしょり濡れたショーツが今朝の出来事の何よりの証拠品なのだが。

「美緒が、カラオケボックスの割引券持ってて、それが有効期限が今日までなの。もったいないから使っちゃおうって」
「なんか最近、つきあい悪いじゃない、忍。彼氏ができたのはいいけど、友情も大事にするべきだと思うなぁ」

平井美緒も一緒になって誘う。忍はちょっと考えてから、にっこりと笑って言った。

「うん、久しぶりに行こうか」

茜と美緒は嬉しそうに顔を見合わせる。

「よーし、今日は聞かせてもらうからね」

「え、何を?」
「カラオケもいいけどさぁ、本当は忍の彼氏の話を聞きたいんだよね」

忍は青ざめた。藤井との関係がばれてしまったのだろうか。あんなに、気をつかっていたのに、何か不手際があったのか?

「隠してるみたいだけど、あんた最近、オトコ出来たでしょ。ね、どんな人なの?」

興味津々といった表情で、茜と美緒は忍の顔を覗き込む。

忍は安堵した。特に相手が誰だということがばれたわけではなさそうだ。

「え、あの、ちょっと事情があって、あんまり詳しいことは話せないんだけど......」
「えー、何それ? まぁ、いいや。後でゆっくり聞くからさ」

本当は忍も、藤井との関係を誰かに話したくて仕方がないのだ。いつも茜と美緒にはのろけ話を聞かされてばかりだったが、たまには自分も話してみたい。そんな気持ちもあったが、いくら親友とはいえ、藤井との関係だけは秘密にしておかねばならない。そんなことは忍にも、よくわかっていた。

茜と美緒が忍を連れて行ったカラオケボックスは、なんと藤井と初めて二人きりになったあの店だった。安価な料金設定で有名な大手チェーンで、学生御用達の店なので、さほど驚く偶然ではないのだが、忍にとっては感慨深かった。つい2ヵ月ほど前のことなのに、もうずいぶん昔のような気がする。あれから、忍の肉体は藤井の手によって開発された。それまでは妄想するに過ぎなかった多くの経験を、実際に味わった。もうあの頃の私とは全く違うのだと思うと、不思議な気分になる。後悔は全くなかった。ただ嬉しかった。

「まぁ、とりあえず歌おうか。忍への質問タイムはその後ね」

茜と美緒は先を争うようにしてJポップのヒット曲を2曲づつ歌った。忍も、二人にうながされて一曲歌った。あまり流行には詳しくない忍は、自分が生まれるよりも遙か前に作られたヒット曲を歌った。茜と美緒は、ぽかんと口を開けてその耳慣れない曲を歌う忍を見ていた。

「それ、いつの曲?」
「70年代かな」
「なんで、そんなの知ってるのよ?」
「忍って、レトロっぽいの好きだよね。......で、オトコも年上でしょ」

美緒がいきなり核心に触れてきた。

「え、なんで?」
「わかるよー。絶対そうでしょ」
「あからさまにオヤジ好きだもんね、忍」
「え、そんなことないよ」
「でも、年上なんでしょ?」
「......うん」
「やっぱりねー」

茜と美緒はキャッキャッとはしゃぐ。

「でも、どうして私に彼氏が出来たと思ったの?」
「そんなのバレバレだよ。休みの日は、ほとんどつきあってくれなくなったし。まぁ、それより顔つきとか雰囲気とか変わるよね、女は。ああ、やっちゃったなーって思ったよ」

美緒がニヤニヤと忍を見る。

「え、やっちゃったって......」

美緒のストレートな言い方に、忍は恥ずかしさを感じた。顔が赤くなってしまう。

「当たりでしょ。あーあ、クラス一の清純派美少女も、ついに処女喪失ですか。なんかもったいない気がするな」
「いや、あの、まだ......」
「え? まだしてないの?」
「うん、そこまでは、まだ......」

確かに忍は、まだ処女のままだった。それは単に男性器を女性器に受け入れたことがないというだけで、忍がこれまでに経験したことは、茜や美緒が想像もできないほど過激なプレイなのだが。

「おかしいなぁ。あれは絶対、男を知った顔だと思ったんだよね。私、だいたいわかるもん。友達が男知ったときって、表情とか仕草とかが微妙に変わるんだよ。あ、でも、そこまではって、ことは、その一歩手前くらいまではしたっけこと? それならわかる」
「......まぁ、ちょっとだけ......」
「きゃー、エッチぃ」

茜と美緒は大袈裟にはしゃぐ。

「ねぇ、どこまで? どこまでしたの?」

まさか、肛門を拡張されたり、浣腸されたり、授業中にローター責めされたり、などと言えるわけもない。忍はしどろもどろになりながらごまかした。

「そんなこと、言えないよぉ」
「まぁ、キスはしたでしょ。問題はその先だよね」
「口で、とか?」
「もうダメ、そんなの言えるわけないよ」

忍が顔を真っ赤にして、泣きそうな表情になると、追撃は収まった。純情な忍をこれ以上追求するのは酷だと二人は思ったのだろう。

「じゃあさ、彼氏のことを教えてよ。どんな人? いくつくらい年上なの?」

事情があって言えないと、忍は何度も断るのだが、少しづつ告白させられてしまった。もちろん藤井を特定できるような情報は一切漏らしていないが。

「ふーん、つまり、かなり年上の社会人で、とりあえず不倫ではない、と。でも、なんで言えないの? まさか芸能人とか?」
「そんなわけないじゃない。でも、ちょっとダメなの。ね、もう勘弁して」

藤井のことをばらすわけにはいかないものの、自分が幸せな状況なのだということを少しでも誰かに話せたのは嬉しかった。ダメだダメだと言いながらも、楽しい時間だった。



「ありがとうございます」

新也は料金を受け取りながらも、その金を払っている少女ではなく、その後ろにいる連れの少女が気になって仕方がなかった。確か以前、三十代くらいの男とやってきた子だ。やたらと新也の好みのタイプの子なのに、いい年の男にベタベタしていたことに嫉妬を感じたのを覚えている。

彼女たちが着ている制服には見覚えがあった。絵里香の通っている学校のものなのだ。

そうか、この子は、絵里香と同じ学校なのか......。新也は、なんだか、この少女のことが急に身近に感じられた。絵里香を自分の思い通りに出来るのだから、この少女も出来るのではないか。そんな無茶な発想すら浮かんで来た。

「忍、800円ね」

会計をしていた少女が、その子に向かってそう言った。

そうか、忍というのか......。新也は営業スマイルを浮かべたまま、心の中でつぶやいた。

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著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。以前、永井漫画をモチーフにした小説をネットに発表したことはあるが、オリジナルは本作が初めて。
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07.12.17更新 | 小説  >  羞恥の教室