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小林電人、書き下ろし官能羞恥小説の決定版 いよいよ第2部連載開始!
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羞恥の教室 第2部
第六章 開花する羞恥のつぼみ 【6】
著者=小林電人
第1部の登場人物とあらすじはこちら>>
第六章 開花する羞恥のつぼみ
VI 沙織 3
沙織がいくらもがこうと、刑罰委員3人がかりの力にはかなうはずもない。刑罰委員はそれぞれのクラスから選抜された成績、素行共に優秀な男子生徒が任命される。教師のおしおきを補佐するという重要な役目がある彼らは、学園の女子からは恐れられる存在だ。沙織を担ぎ上げた刑罰委員は特に体格のいい3年生たちだった。
「ほら、世話を焼かせるな。大人しくしおき台に乗るんだよ」
「あっ、いや、やめてっ!」
背中で縛られていた腕を、しおき台の上方で引っ張られる形で縛り直す。そしてしおき台の下方から突き出すように左右に伸びているアームに、沙織の両脚を載せようとする。
「いくぞ、せーのっ!」
刑罰委員たちは、かけ声と同時にそれぞれ沙織の両足首をつかんでアームの上へと引っ張った。当然の如く、沙織の両脚は大きく引き裂かれることになる。刑罰委員は素早く足首をそれぞれのアームの先の革ベルトで拘束した。
「いやっ、いやぁ〜っ!」
沙織の悲鳴が上がった。沙織は全裸のままで両腕を揃えて上に伸ばし、そして両脚は大きく開くという格好でしおき台に拘束されてしまったのだ。「人」という漢字そのままのポーズだ。
股間が裂けてしまうのではと思うほど、両脚は大きく開かれているため、その付け根の秘するべき部分は、無惨なまでにさらけ出されてしまった。
その瞬間、講堂内にウォーッという歓声があがった。何しろ一年生の中でも一、二を争う美少女がその全てを全校生徒の目の前に晒したのだ。
欲望と好奇心にギラギラと輝く何百もの熱い視線が、その部分に注がれた。ステージの上には、超特大のスクリーンが設置され、しおきの様子が映し出されることになっているため、講堂にいる全ての生徒が、沙織のあられもない姿をはっきりと見ることが出来た。
スクリーンには、沙織の股間がアップで映し出されていた。物心ついて以来、誰にも見せることなく守り続けていた美少女の秘めたる部分が、何千倍もの大きさに拡大されて、スクリーンいっぱいに広がっている。それは凄まじい光景だった。
柔らかな肉裂が恥ずかしげに蠢いていた。極限まで両脚が開かれているために、うっすらと口を開いた合わせ目の隙間から薄紅色の肉壁が覗いている。色艶のいい繊毛に彩られた肉唇は薄く、型くずれの一切ない対称形。沙織の美貌に相応しい、美しく優美な性器ではあったが、それでもやはり生々しい卑猥さを感じさせる。
「あ、あ、ああ......」
全校生徒、全教師の前に秘部を晒すという想像を絶する羞恥が沙織を襲っていた。その部分が燃え上がってしまったかのように熱い。
「うわ......、すげえドアップ......」
「毛穴のひとつひとつまで見えそうだな」
「二之宮のアソコって、あんなになっていたのか......」
「あの偉そうな女が、みんなにおまんこを見られちゃうなんて......。すげえ恥ずかしいんだろうな」
「そりゃあ、そうだよ。ほら見ろよ、恥ずかしそうにヒクヒク震えてるぜ」
「ん? ちょっと濡れてるんじゃねえ?」
男子生徒たちは口々に勝手な感想を交わしていた。ただし目は、ステージ上のしおき台、もしくはスクリーンから一瞬たりとも動かない。美少女のその部分を目にはっきりと焼き付けておこうとしているのだ。
もちろん石田もじっと熱い視線を、その部分に集中させていた。初めてみる二之宮沙織の肉体の全て。口の中がカラカラになるほど興奮していた。もちろん、ブリーフの中でペニスは爆発しそうに硬く熱くなっている。
その魅惑の部分を触ってみたい、むしゃぶりついて舐め回してみたい、そして当然、己の肉棒を挿入してみたいと強く思い、その感触を想像してみた。あのヌメヌメとした柔らかそうな粘膜は、どんな風におれのペニスを包み込んでくれるんだろう。
それは、講堂の中にいる男子生徒全員が想像したことでもあった。沙織は何百人という男子生徒全員に目で犯されているのだ。
失神寸前の羞恥に悶える沙織に、今田が近づいてゆく。紅生姜のように真っ赤に染まった沙織の顔を覗き込む。
「ふふふ、全校生徒におまんこを見られる気分はどうだ、二之宮?」
沙織は気丈にも今田をキッと睨みつけた。しかし、その目は涙で潤んでいる。
「ほお、まだ教師を睨みつける元気があるのか。これはたいしたもんだ。さすがは女王様なんて呼ばれるだけのことはあるな」
今田は笑いながら、沙織の下半身の方へと移動する。大きく開かれた両脚の間にしゃがみ込んだ。
「あっ......」
その部分を、息がかかるほどの至近距離から眺められる屈辱。沙織は思わず声を上げる。
「ふふふ、すごいな、二之宮。パックリと開いちゃってるぞ。1年S組の女王様なんて呼ばれてたお前がこんな格好で全校生徒におまんこを見られるなんて、想像もできなかったよなぁ。いつも高橋がおしおきされてる時に、お前もずいぶん残酷なこと言ってたよな。『あたしだったら恥ずかしくって死んじゃう』とかなぁ。どうだ、お前は今、高橋よりも、もっと恥ずかしい目に合ってるんだぞ。まだ死なないのか? ん?」
沙織は目をつぶり、歯を食いしばり、必死に今田の言葉の暴力に耐える。しかし、容赦なく今田は続ける。
「なんだ、だんまりか? それならいい。おしおきは、まだまだこれからだからな。もっともっと恥ずかしい目に合わせてやるよ。お前が心の底から反省するくらいな」
今田はそう言いながら、指を伸ばして沙織の肉裂に触れた。
「ひっ、何を?!」
初めて他人に性器を触られたショックで、沙織は悲鳴を上げる。今田は指で、肉の扉を左右に広げた。ピンク色の肉壁が露になる。決して人目にさらされることのない秘められた部分へと外気が潜り込んでくる。そして同時に、講堂をぎっしりと埋め尽くした全校生徒の視線がその部分へと降り注ぐ。
「ああっ、いやぁっ!」
今度は観客から歓声ひとつ上がらなかった。誰もが息を飲んでその部分を見つめていたからだ。菱形になるほどに広げられた陰唇の中で、生々しい肉の色を見せる複雑な構造の内壁。うっすらと湿り気を帯びたその部分はライトの光を浴びてキラキラと反射する。そんな風に広げられると、美しい佇まいと思われた沙織の性器も急に卑猥な器官へと印象が変わる。高貴さを感じさせる美少女・沙織の体の中に、こんなに淫靡な部分があるとは、とても信じられない。
「こっちもよく見せてやらないとな」
今田は指を少し下へずらして、尻肉を押し開いた。その狭間の窄まりが露になる。
「ああっ、そんなところまで......」
「なかなか綺麗な尻の穴じゃないか。これなら全校生徒に見せびらかしても恥ずかしくないぞ。ほれ、ほれ」
今田の指で押し広げられた沙織の肛門が、ドアップで巨大スクリーンに映し出されていた。今田の言う通り、型くずれも色素沈着もない、美しい窄まりだった。
「おや、尻の穴の周りに、少し毛が生えてるじゃないか。これじゃあ、せっかくの綺麗な尻の穴が台無しだなぁ。こっちの方の毛も、可愛いワレメを見てもらうには、少し邪魔だな。こんな毛は全部綺麗に剃ってしまおうな。女王様は毛なんて無粋なものを生やしてちゃいけないよ。ツルツルにしてやろう」
「あ、ああ......」
今田の言葉に沙織は絶望の声を漏らす。
今田は傍らの刑罰委員から陶器製のカップを受け取る。そこには泡立てられたシャボンが注がれていた。同時に渡された刷毛でシャボンをすくい取ると、それを沙織に見せつけた。
「心配するな。ちゃんとシャボンをつけて、痛くないようにしてやるからな。この綺麗な肌を汚したらもったいないからな」
そう言って今田は、シャボンを塗り始めた。刷毛が動くごとに沙織の股間は白い泡で覆われていく。
今田は塗る時に、刷毛の先を敏感な肉芽や肉唇に触れさせる。その度に沙織の体に快感が走る。それはオナニーの経験すらない沙織には、今まで味わったことのない感覚だった。
「あっ、あんっ、ああっ」
初めての感覚でも体は素直に反応する。ビクンビクンと腰がはね、甘い悲鳴が漏れる。
「おや、なんだ、感じてるのか、二之宮。オナニーもしたことがないといってたわりには、ずいぶん敏感じゃないか」
今田が刷毛の先を肉芽に当てて、細かく振動させた。
「あひぃっ!」
強烈な衝撃に情けない悲鳴が漏れた。それは女王様と呼ばれた沙織には、あまりにも不似合いな声だった。それに気づいた沙織は、悔し涙を浮かべながら歯を食いしばる。
やがて沙織の股間は白いシャボンで覆い尽くされた。陰毛全てにシャボンが塗られた。
「さぁ、いよいよ剃毛タイムだ。お前のこのいやらしいオケケを綺麗に剃り落としてやるからな」
「あ、あ、あ......」
「動くなよ、動くと大事なところが血だらけになってしまうからな」
今田は刑罰委員から手渡された安全剃刀の刃をそっと沙織の恥丘にあてがった。
ジョリジョリ......。
剃刀の刃が沙織の陰毛を剃り落とす音をビデオカメラのマイクはしっかり拾い、その音を講堂中に響き渡らせた。観客は、押し黙ってその音を聞き、そして今田の手の動きを見つめている。刃が動く度に、沙織の白い肌が露出していく。
しばらくして、今田が手を止めて、傍らに待機している刑罰委員を見た。
「おい、お前らも剃ってみるか?」
「いいんですか?」
「丁寧に剃れよ。傷をつけるようなことがあったら、お前らも罰を与えるぞ」
「はい。気をつけます」
今田から剃刀を渡された刑罰委員は3年A組の北井だった。放送委員長でもあり、以前に校内放送で、成績優秀者として沙織を取材したことがあった。その時以来、沙織のことが気になっていて、たまに学園内ですれ違ったりすると胸がときめいた。沙織の方は、北井を全く無視していたのだが。
その美少女の陰毛を剃る。北井は複雑な気分ではあったが、激しく興奮もしていた。あの気高い少女のプライドをぶちこわすのだと思うと、サディスティックな快感がわき上がってくる。
「ふふふ、二之宮さんだったね。君の陰毛を剃らせてもらうよ。大丈夫、この綺麗なあそこを傷つけるようなことはしないから、安心してくれよ、ふふふ」
「ああ......」
北井は剃るために肌を押さえるふりをして、指で沙織の性器の感触を楽しんだ。指が敏感な部分に触れると、沙織が小さく反応するのがなんとも嬉しかった。
その後、北井の他の刑罰委員にも剃り役は交代され、沙織は何人もの上級生に剃毛されるという屈辱を味わった。
最後に再び今田に剃刀が渡された。今田は、剃り残しがないか、細かくチェックをした。そして肛門の周りの短い毛を剃り落とすと、満足したように立ち上がった。
「よしこれでいいだろう」
今田が蒸しタオルで残りのシャボンを拭い落とす。
「どうだ。見事にツルツルになっただろう」
一切の翳りも失った沙織の恥丘は、まるで幼女のその部分のようだった。しかし、その中央で生々しく口を開く肉の裂け目は、それが成熟を始めた少女のそれであることを主張している。その奇妙なコントラストが、凄まじいエロティシズムを感じさせた。
講堂にいる全ての生徒が、その神々しいまでの美しさに息を飲んだ。
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著者=小林電人
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VI 沙織 3
沙織がいくらもがこうと、刑罰委員3人がかりの力にはかなうはずもない。刑罰委員はそれぞれのクラスから選抜された成績、素行共に優秀な男子生徒が任命される。教師のおしおきを補佐するという重要な役目がある彼らは、学園の女子からは恐れられる存在だ。沙織を担ぎ上げた刑罰委員は特に体格のいい3年生たちだった。
「ほら、世話を焼かせるな。大人しくしおき台に乗るんだよ」
「あっ、いや、やめてっ!」
背中で縛られていた腕を、しおき台の上方で引っ張られる形で縛り直す。そしてしおき台の下方から突き出すように左右に伸びているアームに、沙織の両脚を載せようとする。
「いくぞ、せーのっ!」
刑罰委員たちは、かけ声と同時にそれぞれ沙織の両足首をつかんでアームの上へと引っ張った。当然の如く、沙織の両脚は大きく引き裂かれることになる。刑罰委員は素早く足首をそれぞれのアームの先の革ベルトで拘束した。
「いやっ、いやぁ〜っ!」
沙織の悲鳴が上がった。沙織は全裸のままで両腕を揃えて上に伸ばし、そして両脚は大きく開くという格好でしおき台に拘束されてしまったのだ。「人」という漢字そのままのポーズだ。
股間が裂けてしまうのではと思うほど、両脚は大きく開かれているため、その付け根の秘するべき部分は、無惨なまでにさらけ出されてしまった。
その瞬間、講堂内にウォーッという歓声があがった。何しろ一年生の中でも一、二を争う美少女がその全てを全校生徒の目の前に晒したのだ。
欲望と好奇心にギラギラと輝く何百もの熱い視線が、その部分に注がれた。ステージの上には、超特大のスクリーンが設置され、しおきの様子が映し出されることになっているため、講堂にいる全ての生徒が、沙織のあられもない姿をはっきりと見ることが出来た。
スクリーンには、沙織の股間がアップで映し出されていた。物心ついて以来、誰にも見せることなく守り続けていた美少女の秘めたる部分が、何千倍もの大きさに拡大されて、スクリーンいっぱいに広がっている。それは凄まじい光景だった。
柔らかな肉裂が恥ずかしげに蠢いていた。極限まで両脚が開かれているために、うっすらと口を開いた合わせ目の隙間から薄紅色の肉壁が覗いている。色艶のいい繊毛に彩られた肉唇は薄く、型くずれの一切ない対称形。沙織の美貌に相応しい、美しく優美な性器ではあったが、それでもやはり生々しい卑猥さを感じさせる。
「あ、あ、ああ......」
全校生徒、全教師の前に秘部を晒すという想像を絶する羞恥が沙織を襲っていた。その部分が燃え上がってしまったかのように熱い。
「うわ......、すげえドアップ......」
「毛穴のひとつひとつまで見えそうだな」
「二之宮のアソコって、あんなになっていたのか......」
「あの偉そうな女が、みんなにおまんこを見られちゃうなんて......。すげえ恥ずかしいんだろうな」
「そりゃあ、そうだよ。ほら見ろよ、恥ずかしそうにヒクヒク震えてるぜ」
「ん? ちょっと濡れてるんじゃねえ?」
男子生徒たちは口々に勝手な感想を交わしていた。ただし目は、ステージ上のしおき台、もしくはスクリーンから一瞬たりとも動かない。美少女のその部分を目にはっきりと焼き付けておこうとしているのだ。
もちろん石田もじっと熱い視線を、その部分に集中させていた。初めてみる二之宮沙織の肉体の全て。口の中がカラカラになるほど興奮していた。もちろん、ブリーフの中でペニスは爆発しそうに硬く熱くなっている。
その魅惑の部分を触ってみたい、むしゃぶりついて舐め回してみたい、そして当然、己の肉棒を挿入してみたいと強く思い、その感触を想像してみた。あのヌメヌメとした柔らかそうな粘膜は、どんな風におれのペニスを包み込んでくれるんだろう。
それは、講堂の中にいる男子生徒全員が想像したことでもあった。沙織は何百人という男子生徒全員に目で犯されているのだ。
失神寸前の羞恥に悶える沙織に、今田が近づいてゆく。紅生姜のように真っ赤に染まった沙織の顔を覗き込む。
「ふふふ、全校生徒におまんこを見られる気分はどうだ、二之宮?」
沙織は気丈にも今田をキッと睨みつけた。しかし、その目は涙で潤んでいる。
「ほお、まだ教師を睨みつける元気があるのか。これはたいしたもんだ。さすがは女王様なんて呼ばれるだけのことはあるな」
今田は笑いながら、沙織の下半身の方へと移動する。大きく開かれた両脚の間にしゃがみ込んだ。
「あっ......」
その部分を、息がかかるほどの至近距離から眺められる屈辱。沙織は思わず声を上げる。
「ふふふ、すごいな、二之宮。パックリと開いちゃってるぞ。1年S組の女王様なんて呼ばれてたお前がこんな格好で全校生徒におまんこを見られるなんて、想像もできなかったよなぁ。いつも高橋がおしおきされてる時に、お前もずいぶん残酷なこと言ってたよな。『あたしだったら恥ずかしくって死んじゃう』とかなぁ。どうだ、お前は今、高橋よりも、もっと恥ずかしい目に合ってるんだぞ。まだ死なないのか? ん?」
沙織は目をつぶり、歯を食いしばり、必死に今田の言葉の暴力に耐える。しかし、容赦なく今田は続ける。
「なんだ、だんまりか? それならいい。おしおきは、まだまだこれからだからな。もっともっと恥ずかしい目に合わせてやるよ。お前が心の底から反省するくらいな」
今田はそう言いながら、指を伸ばして沙織の肉裂に触れた。
「ひっ、何を?!」
初めて他人に性器を触られたショックで、沙織は悲鳴を上げる。今田は指で、肉の扉を左右に広げた。ピンク色の肉壁が露になる。決して人目にさらされることのない秘められた部分へと外気が潜り込んでくる。そして同時に、講堂をぎっしりと埋め尽くした全校生徒の視線がその部分へと降り注ぐ。
「ああっ、いやぁっ!」
今度は観客から歓声ひとつ上がらなかった。誰もが息を飲んでその部分を見つめていたからだ。菱形になるほどに広げられた陰唇の中で、生々しい肉の色を見せる複雑な構造の内壁。うっすらと湿り気を帯びたその部分はライトの光を浴びてキラキラと反射する。そんな風に広げられると、美しい佇まいと思われた沙織の性器も急に卑猥な器官へと印象が変わる。高貴さを感じさせる美少女・沙織の体の中に、こんなに淫靡な部分があるとは、とても信じられない。
「こっちもよく見せてやらないとな」
今田は指を少し下へずらして、尻肉を押し開いた。その狭間の窄まりが露になる。
「ああっ、そんなところまで......」
「なかなか綺麗な尻の穴じゃないか。これなら全校生徒に見せびらかしても恥ずかしくないぞ。ほれ、ほれ」
今田の指で押し広げられた沙織の肛門が、ドアップで巨大スクリーンに映し出されていた。今田の言う通り、型くずれも色素沈着もない、美しい窄まりだった。
「おや、尻の穴の周りに、少し毛が生えてるじゃないか。これじゃあ、せっかくの綺麗な尻の穴が台無しだなぁ。こっちの方の毛も、可愛いワレメを見てもらうには、少し邪魔だな。こんな毛は全部綺麗に剃ってしまおうな。女王様は毛なんて無粋なものを生やしてちゃいけないよ。ツルツルにしてやろう」
「あ、ああ......」
今田の言葉に沙織は絶望の声を漏らす。
今田は傍らの刑罰委員から陶器製のカップを受け取る。そこには泡立てられたシャボンが注がれていた。同時に渡された刷毛でシャボンをすくい取ると、それを沙織に見せつけた。
「心配するな。ちゃんとシャボンをつけて、痛くないようにしてやるからな。この綺麗な肌を汚したらもったいないからな」
そう言って今田は、シャボンを塗り始めた。刷毛が動くごとに沙織の股間は白い泡で覆われていく。
今田は塗る時に、刷毛の先を敏感な肉芽や肉唇に触れさせる。その度に沙織の体に快感が走る。それはオナニーの経験すらない沙織には、今まで味わったことのない感覚だった。
「あっ、あんっ、ああっ」
初めての感覚でも体は素直に反応する。ビクンビクンと腰がはね、甘い悲鳴が漏れる。
「おや、なんだ、感じてるのか、二之宮。オナニーもしたことがないといってたわりには、ずいぶん敏感じゃないか」
今田が刷毛の先を肉芽に当てて、細かく振動させた。
「あひぃっ!」
強烈な衝撃に情けない悲鳴が漏れた。それは女王様と呼ばれた沙織には、あまりにも不似合いな声だった。それに気づいた沙織は、悔し涙を浮かべながら歯を食いしばる。
やがて沙織の股間は白いシャボンで覆い尽くされた。陰毛全てにシャボンが塗られた。
「さぁ、いよいよ剃毛タイムだ。お前のこのいやらしいオケケを綺麗に剃り落としてやるからな」
「あ、あ、あ......」
「動くなよ、動くと大事なところが血だらけになってしまうからな」
今田は刑罰委員から手渡された安全剃刀の刃をそっと沙織の恥丘にあてがった。
ジョリジョリ......。
剃刀の刃が沙織の陰毛を剃り落とす音をビデオカメラのマイクはしっかり拾い、その音を講堂中に響き渡らせた。観客は、押し黙ってその音を聞き、そして今田の手の動きを見つめている。刃が動く度に、沙織の白い肌が露出していく。
しばらくして、今田が手を止めて、傍らに待機している刑罰委員を見た。
「おい、お前らも剃ってみるか?」
「いいんですか?」
「丁寧に剃れよ。傷をつけるようなことがあったら、お前らも罰を与えるぞ」
「はい。気をつけます」
今田から剃刀を渡された刑罰委員は3年A組の北井だった。放送委員長でもあり、以前に校内放送で、成績優秀者として沙織を取材したことがあった。その時以来、沙織のことが気になっていて、たまに学園内ですれ違ったりすると胸がときめいた。沙織の方は、北井を全く無視していたのだが。
その美少女の陰毛を剃る。北井は複雑な気分ではあったが、激しく興奮もしていた。あの気高い少女のプライドをぶちこわすのだと思うと、サディスティックな快感がわき上がってくる。
「ふふふ、二之宮さんだったね。君の陰毛を剃らせてもらうよ。大丈夫、この綺麗なあそこを傷つけるようなことはしないから、安心してくれよ、ふふふ」
「ああ......」
北井は剃るために肌を押さえるふりをして、指で沙織の性器の感触を楽しんだ。指が敏感な部分に触れると、沙織が小さく反応するのがなんとも嬉しかった。
その後、北井の他の刑罰委員にも剃り役は交代され、沙織は何人もの上級生に剃毛されるという屈辱を味わった。
最後に再び今田に剃刀が渡された。今田は、剃り残しがないか、細かくチェックをした。そして肛門の周りの短い毛を剃り落とすと、満足したように立ち上がった。
「よしこれでいいだろう」
今田が蒸しタオルで残りのシャボンを拭い落とす。
「どうだ。見事にツルツルになっただろう」
一切の翳りも失った沙織の恥丘は、まるで幼女のその部分のようだった。しかし、その中央で生々しく口を開く肉の裂け目は、それが成熟を始めた少女のそれであることを主張している。その奇妙なコントラストが、凄まじいエロティシズムを感じさせた。
講堂にいる全ての生徒が、その神々しいまでの美しさに息を飲んだ。
(続く)
※来週の連載はお休みさせていただきます。
次回の掲載は、1月7日(月)となります。お楽しみに!
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著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。以前、永井漫画をモチーフにした小説をネットに発表したことはあるが、オリジナルは本作が初めて。 |