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小林電人、書き下ろし官能羞恥小説の決定版 交錯する物語が加速する!
羞恥の教室 第2部
第七章 忍び寄る悪魔の足音 【3】
著者= 小林電人
第1部の登場人物とあらすじはこちら>>
第七章 忍び寄る悪魔の足音
III 忍 17
「おれも、すごく気持ちがいいよ、忍。すごい。こんなの初めてだ」
藤井も正直な感想を漏らす。少しでも気を抜いたら、そのまま射精してしまいそうだった。うかつに動かすことも出来ない。
「んん......っ。せ、先生も気持ちいいの? よかった。忍のお尻、本当に気持ちいいの?」
忍は潤んだ目で藤井を見つめる。
「ああ、すごく気持ちいいよ。忍のお尻の穴は素晴らしい名器だよ」
「うれしい、うれしいです。先生、もっと忍のお尻、めちゃくちゃにして下さい......」
「いいのか?」
その言葉を聞いて、藤井はゆっくり腰を動かし始める。ずるり、ずるりと、ペニスが引き出され、そして再び埋没する。同時に腸壁がつられてめくりあげられるように露出する。
「あ、ああ......先生......」
微かな痛みはあった。しかし押し寄せる快感はそれ以上だった。これまで藤井から与えられてきた愛撫でも、こんな快感を覚えたことはなかった。体の奥から喜びが溢れてくるような、そんな気持ちよさだった。
それは、ついに愛する藤井とひとつにつながれたという精神的なものも大きかっただろう。腸壁で藤井の体温を感じられるのが、嬉しかった。
藤井の腰の動きが少しずつ速く、激しくなっていく。忍が痛みを感じていないことに注意しながら、ゆっくりとスピードを上げてゆく。
クチュっ、クチュッ、と淫らな湿った音が部屋の中に響く。淫裂から溢れた愛液が、押し広げられた菊花へと流れ落ちてゆき、湿り気を与えていた。
「ああん、先生、先生、すごい、すごいんです......。も、もう、おかしくなっちゃう......」
うわごとのように忍が声をあげる。
「し、忍......」
藤井も、忍の名前を呼ぶことしか出来ないほど、快感と戦っていた。一瞬でも力を抜いたら終わりだ。必死にペニスに力をこめて、射精の欲求に耐える。しかし腰の動きを止めることはできない。憑かれたように、藤井は激しく腰を忍の下半身へと打ち付ける。
それでも、やがて限界は訪れる。
「ああ、もう、もう、だめ。すごいの、お尻がすごいんですっ。壊れちゃう、おかしくなっちゃいます、ああっ、先生、先生っ、イッちゃいます、いくぅ、イッてもいいですか。ああっ、ああーっ」
「いいぞ、いけ、忍。おれも、もう......」
「先生、先生っ」
「忍っ!」
二人は互いの名前を呼び、そして全く同時に絶頂を迎えた。
忍の腸内で藤井のペニスの先端は膨れあがり、そして痙攣するように震えながら精を放った。その時、忍の腸はぎゅっと縮まり、ペニスを絞りあげた。
二人は強く抱きしめ合った。それから、長い間二人は無言で抱き合っていたが、やがて藤井は何もかもを吐き出して小さくなったペニスを引き抜いた。コンドームに包まれたそれには、ヌラヌラした粘液以外に汚れはなかった。
ペニスが引き抜かれた後も、忍の肛門はしばらくの間、ぽっかりと口を開き、呼吸するかのようにヒクヒクと痙攣していた。赤く充血した肉壁が見える。
恐ろしく卑猥な光景だった。とても16歳の清楚な美少女の肉体の一部だとは思えないほどの淫蕩さだった。しかし藤井は、たまらなく愛しいと感じ、思わずその部分へとキスをした。
「あ、ああ......」
失神したかのように目をつぶって動かなかった忍が、声をあげて微かに反応した。
それからベッドの上で何十分も黙ったまま抱き合い、余韻に浸っていた二人だったが、陽が完全に沈み、部屋が真っ暗になって来ると、ようやく起き上がり、シャワーを浴びた。
二人で浴槽に立ったまま入り、藤井が忍の肌にシャワーを浴びせる。勢いよくお湯がかけられ、忍の肌が濡れ光る。湯気が立つ。
改めて、藤井は忍の裸身を美しいと思った。
「なんか、少しいやらしい体になってきてるな」
「え? 本当ですか?」
藤井の言葉に、忍は恥ずかしそうに手で体を隠す。
「胸やお尻が少し大きくなってきてる」
「......太っちゃったかなぁ......」
「いや、そういうんじゃなくて、体のラインが丸みを帯びて、女らしくなってきたって感じだな」
「先生が......、いやらしいことするから、私の体もいやらしくなっちゃったんです」
忍は、笑った。藤井も笑う。
「本当に忍はいやらしい体になったよな。感度もすごくよくなってるし、初めてでもお尻であんなに感じちゃうしな」
「だ、だって......」
言われて忍が顔を真っ赤に染める。
「先生が......。でも、自分でも前よりも気持ち良くなってきているのがわかります」
「特にお尻の穴がな」
「いじわるっ」
忍が少し怒ったような顔をして、藤井に抱きつく。
「でも、こんなに急に色っぽくなると、仲村忍に何かあったんだろうって思われるだろうな。男が出来たんだろうな、とか」
「あ......、茜と美緒に言われました。顔つきとか雰囲気が変わったって。彼氏が出来たことは話しちゃいましたけど、でも相手が先生だってことは絶対に秘密にしてますから」
「そうか......。まぁ、気をつけてくれよ。もし俺たちの関係がばれたら、何もかも終わってしまうんだからな。きっと会えなくなるし」
「大丈夫です。先生に言われている通りに、気をつけてますから」
「でも、こんなに忍が色っぽくなってくると、男も言い寄ってくるかもな。前は地味な感じだったけど、今はエロさをぷんぷん匂わせてるからなぁ」
「え、そんなに変わりましたか?」
忍は一瞬真面目な顔になって藤井を見る。
「ははは、そんなには変わってないけど、わかる人にはわかるかもな。調教されてるマゾの匂いを感じとって、サディストが近づいてくるかもしれないぞ」
「え、先生以外に、こんないやらしい変態の人がいるんですか?」
忍がふざけていうと、藤井も笑いながら尻を軽く叩く。
「いるさ。おれ以上の変態がいっぱいいて、みんな忍のお尻を狙ってるぞ。心配だよ。こんなに感じやすい体だから、誰に責められても気持ちよくなっちゃうんじゃないか?」
藤井がふざけて言った言葉だったが、忍はむきになって怒った。
「そんなの! 絶対にありえませんっ。先生以外の人に触られたって、気持ち悪いだけです。忍の体は先生だけのものです。冗談でも、そんなこと言わないで下さいっ!」
藤井は慌てて忍を抱きしめて謝る。
「ごめん、ごめん。冗談だよ。わかってる。忍はおれだけの可愛い奴隷だ。絶対に誰にも渡さないからな」
そして二人は、出しっぱなしのシャワーの湯気に包まれながら、甘いキスをした。
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III 忍 17
「おれも、すごく気持ちがいいよ、忍。すごい。こんなの初めてだ」
藤井も正直な感想を漏らす。少しでも気を抜いたら、そのまま射精してしまいそうだった。うかつに動かすことも出来ない。
「んん......っ。せ、先生も気持ちいいの? よかった。忍のお尻、本当に気持ちいいの?」
忍は潤んだ目で藤井を見つめる。
「ああ、すごく気持ちいいよ。忍のお尻の穴は素晴らしい名器だよ」
「うれしい、うれしいです。先生、もっと忍のお尻、めちゃくちゃにして下さい......」
「いいのか?」
その言葉を聞いて、藤井はゆっくり腰を動かし始める。ずるり、ずるりと、ペニスが引き出され、そして再び埋没する。同時に腸壁がつられてめくりあげられるように露出する。
「あ、ああ......先生......」
微かな痛みはあった。しかし押し寄せる快感はそれ以上だった。これまで藤井から与えられてきた愛撫でも、こんな快感を覚えたことはなかった。体の奥から喜びが溢れてくるような、そんな気持ちよさだった。
それは、ついに愛する藤井とひとつにつながれたという精神的なものも大きかっただろう。腸壁で藤井の体温を感じられるのが、嬉しかった。
藤井の腰の動きが少しずつ速く、激しくなっていく。忍が痛みを感じていないことに注意しながら、ゆっくりとスピードを上げてゆく。
クチュっ、クチュッ、と淫らな湿った音が部屋の中に響く。淫裂から溢れた愛液が、押し広げられた菊花へと流れ落ちてゆき、湿り気を与えていた。
「ああん、先生、先生、すごい、すごいんです......。も、もう、おかしくなっちゃう......」
うわごとのように忍が声をあげる。
「し、忍......」
藤井も、忍の名前を呼ぶことしか出来ないほど、快感と戦っていた。一瞬でも力を抜いたら終わりだ。必死にペニスに力をこめて、射精の欲求に耐える。しかし腰の動きを止めることはできない。憑かれたように、藤井は激しく腰を忍の下半身へと打ち付ける。
それでも、やがて限界は訪れる。
「ああ、もう、もう、だめ。すごいの、お尻がすごいんですっ。壊れちゃう、おかしくなっちゃいます、ああっ、先生、先生っ、イッちゃいます、いくぅ、イッてもいいですか。ああっ、ああーっ」
「いいぞ、いけ、忍。おれも、もう......」
「先生、先生っ」
「忍っ!」
二人は互いの名前を呼び、そして全く同時に絶頂を迎えた。
忍の腸内で藤井のペニスの先端は膨れあがり、そして痙攣するように震えながら精を放った。その時、忍の腸はぎゅっと縮まり、ペニスを絞りあげた。
二人は強く抱きしめ合った。それから、長い間二人は無言で抱き合っていたが、やがて藤井は何もかもを吐き出して小さくなったペニスを引き抜いた。コンドームに包まれたそれには、ヌラヌラした粘液以外に汚れはなかった。
ペニスが引き抜かれた後も、忍の肛門はしばらくの間、ぽっかりと口を開き、呼吸するかのようにヒクヒクと痙攣していた。赤く充血した肉壁が見える。
恐ろしく卑猥な光景だった。とても16歳の清楚な美少女の肉体の一部だとは思えないほどの淫蕩さだった。しかし藤井は、たまらなく愛しいと感じ、思わずその部分へとキスをした。
「あ、ああ......」
失神したかのように目をつぶって動かなかった忍が、声をあげて微かに反応した。
それからベッドの上で何十分も黙ったまま抱き合い、余韻に浸っていた二人だったが、陽が完全に沈み、部屋が真っ暗になって来ると、ようやく起き上がり、シャワーを浴びた。
二人で浴槽に立ったまま入り、藤井が忍の肌にシャワーを浴びせる。勢いよくお湯がかけられ、忍の肌が濡れ光る。湯気が立つ。
改めて、藤井は忍の裸身を美しいと思った。
「なんか、少しいやらしい体になってきてるな」
「え? 本当ですか?」
藤井の言葉に、忍は恥ずかしそうに手で体を隠す。
「胸やお尻が少し大きくなってきてる」
「......太っちゃったかなぁ......」
「いや、そういうんじゃなくて、体のラインが丸みを帯びて、女らしくなってきたって感じだな」
「先生が......、いやらしいことするから、私の体もいやらしくなっちゃったんです」
忍は、笑った。藤井も笑う。
「本当に忍はいやらしい体になったよな。感度もすごくよくなってるし、初めてでもお尻であんなに感じちゃうしな」
「だ、だって......」
言われて忍が顔を真っ赤に染める。
「先生が......。でも、自分でも前よりも気持ち良くなってきているのがわかります」
「特にお尻の穴がな」
「いじわるっ」
忍が少し怒ったような顔をして、藤井に抱きつく。
「でも、こんなに急に色っぽくなると、仲村忍に何かあったんだろうって思われるだろうな。男が出来たんだろうな、とか」
「あ......、茜と美緒に言われました。顔つきとか雰囲気が変わったって。彼氏が出来たことは話しちゃいましたけど、でも相手が先生だってことは絶対に秘密にしてますから」
「そうか......。まぁ、気をつけてくれよ。もし俺たちの関係がばれたら、何もかも終わってしまうんだからな。きっと会えなくなるし」
「大丈夫です。先生に言われている通りに、気をつけてますから」
「でも、こんなに忍が色っぽくなってくると、男も言い寄ってくるかもな。前は地味な感じだったけど、今はエロさをぷんぷん匂わせてるからなぁ」
「え、そんなに変わりましたか?」
忍は一瞬真面目な顔になって藤井を見る。
「ははは、そんなには変わってないけど、わかる人にはわかるかもな。調教されてるマゾの匂いを感じとって、サディストが近づいてくるかもしれないぞ」
「え、先生以外に、こんないやらしい変態の人がいるんですか?」
忍がふざけていうと、藤井も笑いながら尻を軽く叩く。
「いるさ。おれ以上の変態がいっぱいいて、みんな忍のお尻を狙ってるぞ。心配だよ。こんなに感じやすい体だから、誰に責められても気持ちよくなっちゃうんじゃないか?」
藤井がふざけて言った言葉だったが、忍はむきになって怒った。
「そんなの! 絶対にありえませんっ。先生以外の人に触られたって、気持ち悪いだけです。忍の体は先生だけのものです。冗談でも、そんなこと言わないで下さいっ!」
藤井は慌てて忍を抱きしめて謝る。
「ごめん、ごめん。冗談だよ。わかってる。忍はおれだけの可愛い奴隷だ。絶対に誰にも渡さないからな」
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電人blog |
著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。以前、永井漫画をモチーフにした小説をネットに発表したことはあるが、オリジナルは本作が初めて。 |