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『S&Mスナイパー』1980年6月号
A感覚特集 読者投稿告白手記
「肛道の恍惚」
A感覚特集 読者投稿告白手記
「肛道の恍惚」
私は26歳のN航空・国際線スチュワーデス。私の人生は、インテリヤクザ・桂木との出会いによって大きく狂わされた――。あるCAが体験した、羞恥と屈辱まみれのアナル責め地獄! 『S&Mスナイパー』1980年6月号に掲載された読者投稿告白手記、今回が最終回です。
今でもはっきり覚えています。桂木が私に初めてお浣腸をしたのは、千駄ケ谷のFホテルでした。
私はベッドに横にされると、両手首を背中で縛られ、抵抗できぬようにされました。部屋の壁には大鏡がはめられ、明るい電灯が輝いていました。こんな明るいところで分娩代に載せられた妊婦のように秘部を剥き出しにするというだけでも、胸が裂けそうになるほどの恥ずかしさでした。
桂木はまず、浣腸器の中へクリーム色の溶液を満たしました。グリセリンにミルクを混じえたのを私は絶望の中で見ていました。
「浣腸は初めてかね」
彼は馴れた手つきで浣腸器の先をガーゼで拭まと、まじめくさった顔で聞いてきました。
「……」
私は返事をしませんでした。私の頬を涙が幾筋も伝いました。返事をしないことが、私にできる桂木へのせめてもの抵抗でした。
「恥ずかしがることはねえよ。さんざんアナルに突っこまれてきたんだからな。浣腸器よりぶっとーいやつをな」
耳を塞ぎたくなりましたが、背中で縛られたままの両手は動きません。
「しっかり尻の穴を開くんだ。肩の力を抜いて。今日は初めてだから分量は少なめにしてやる」
「ひ、ヒイィッ!」
私のアナルに浣腸器の嘴管が入ってこようとしました。
「こらっ! セックスクスじゃないんだ! 締めつける奴があるか!」
「すみません」
そうは言っても体が恐怖でコチコチになっているので、なかなか嘴管を受け入れることができないのです。
「駄目だ、このポーズでは。うつ伏せになるんだ!」
彼は乱暴に私の尻を叩くと、私をうつ伏せに転がしてお尻を高く突き出させました。そんな私のあられもない姿が壁の鏡に大写しになっていて、いやらしいポルノフィルムのカットのようです。
恥ずかしさに肌は火照って赤らみ、じっとりと汗をかいていました。それでも私は必死にこらえていたのです。何とかして桂木にお浣腸を成功させてやりたい……彼を憎む気持ちとは裏腹の、そんな不可解な心理が身の内に渦巻いていたのでした。
ヌルッ……。
とうとう浣腸器の筒先が私のアナルに収まりました。「うっ……」と、声が漏れそうになるのを我慢していると、すぐに薬液がズズズッと不気味な流動音をたてて私のお腹に入ってきました。私はお尻を突き上げながら涙ぐんでいました。
ついにくるべきところへ、きてしまった――
「うん よく吸い込むぞ。胃揚の消化が今日はいいようだぜ」
桂木が昂ぶった声で言いました。
「あなた……」
私も初めての経験にすっかりうわずっていました。 いやらしいお浣腸、絶対にされたくなかったお浣腸……にもかかわらず、私は興奮してしまっていたのです。
その日、私はベッドのシーツを少し汚しました。排泄欲を抑えきれず、ついにお漏らししてしまったのです。けれど、桂木はそのことをむしろ喜んでいるようでした。
「ばっちいな。国際線スチュワーテスも台なしだぜ」
済ました顔してフライトしているスチュワーデスが見せた、屈辱まみれの痴態。それが彼にはたまらなかったのでしょう。いかにもサディストの本領発揮というところでした。
【6】逃れられない運命
桂木にお浣腸をされるようになってから、もう2年半が経っております。フライトの前後、月に3、4回のペースですがデートのたびごとに500ccから1000ccの薬液を注入されております。ほとんど東京ですが、一度ホノルルのホテルでされたこともありました。
薬液はグリセリン、塩化ナトリウム ニトロフラゾン、チモール液などを使うことが多く、時には製薬メーカーの「ベンツ」、「リノール」なども使います。このほか浄水、塩水、ワインなどもあり、いろんなお薬を調合する桂木は、まるで薬剤師のようです。
「前のほうは他の男と使ってもいいが、後ろのほうは浮気したら承知しねえぞ」
冗談とも本気ともとれる表情で彼は言います。
「いやらしい言い方はしないで……」
私はまっ赤になって答えます。女体は男によって創られる――学生時代、そんなフランスの諺を習った記憶がありますが、実際そのとおりだと思います。私は普通のセックスにはさっぱり関心がなくなり、オナニーさえもしなくなりました。
女体としての感度の中心が、ワギナからアナルヘ移行したようなのです。あれほど忌み嫌ったお浣腸にも少しずつ馴らされていき、今でははっきりとした快感を覚えるようになりました。
「おれは美紀子の尻の穴以外に、なんの興味もねえんだ」
平気でズバズバと言う桂木。そんな彼のペースに、私の体も巻き込まれていったようです。
私はフライトが済むと、いつも彼の指定するホテルへいそいそと出かけていきます。
「イイ人ができたのね。紹介して」
スチュワーデス仲間が盛んに言ってきます。「相手はどこの御曹子? それとも有名人? あなたが選んだ人だもの、すごくご立派な紳士に決まってるわね」なんていう人も出てきました。
「そんなことありませんわ」
私はどぎまぎしてそう答えます。たしかに見た目は“立派な紳士”に見えるかも知れませんが、桂木は“浣腸魔”のサディストなのです。それにヤクザの幹部です。そして私は彼に飼育されている哀れな“浣腸奴隷”。どうして紹介できるでしょうか。
この頃、桂木の浣腸責めはどんどんあくどいものになってきています。お縄での縛りもひどく、蝋燭などを使います。お浣腸しながら背中や腰の上に火の燃え盛る蝋燭を立てるのです。
「熱い、やめて……」
蝋燭が燃えてくると蝋涙がボトボトと肌を焦がし、私はわめき散らします。
「何を言ってる。責められて喜んでるくせによ……」
彼は笑い捨てます。私が悶絶し悲鳴をあげることに、彼は興奮するのです。どんなにわめいても手加減してくれず、責めつづけるのです。
おかげで私の肌は縄痕や火傷でいっぱいです。
「若いからすぐ消えるよ」
彼は言いますが手首の縄痕を一度パイロットに見つけられ、「どうしたんだ、君……」と変な目でジロジロ観察されてしまいました。
「別に……」
私はあわてて手首を引っ込めましたが、そのときの恥ずかしさはたとえようもありません。ですから目立つところは傷をつけぬよう、頼んでいます。彼もそのことには注意してくれていますが、2人とも興奮してくるとついエスカレートしてしまいがちです。
ことに1000cc以上の大量浣腸は、疲労が尾を引き、翌日のフライトに差しつかえることもあります。こんな淫らな生活を続けていると、やがて破滅が近づくのは間違いありません。
何とか桂木と手を切らないと……醒めているときの私は、自分にそう言い聞かせています。でも、彼の電話を受けると、私はスーツを着替えてサングラスをつけて変装し、彼とのデートにいそいそと向かってしまうのです。
私のアナルはもう、グチャグチャに荒廃しています。とても見られたものではありません。が、そのいやらしささえも、この頃の私にはひどくマゾヒスティックな興奮を誘うものになっているのです。
この告白、最初に申し上げたとおり、桂木の命令によるものです。もし活字になったら、きっと彼は目をとおすでしょう。彼の悪口を書いた私は、こっぴどく叱られるかも知れません。それでも私は正直に書きました。これからの私がどうなっていくのか、私にもまったくわかりません。いったいどうしたらいいのか、どなたかに縋りたい一心の今なのです。
文=青山美紀子
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