スナイパーアーカイブ・ギャラリー 1997年3月号 きんばくヒロイン新発見!! 清水マキ おはよう 朝、目が覚めたらきっと羽が生えているなんて、それは君らしいけど、あまりに可愛すぎる幼い妄想。僕は黙って聞いていられない。 |
おとなの味のロリータ
その日の撮影現場は、大きな窓から太陽の光がサンサンと差し込むウッディ感覚の小洒落たお部屋。スタートしたのは午前十一時少し過ぎ。到着したのはそれより一時間ほど前だったけど、セッティングや段取りに手間取ったのは、途中の高速道路が渋滞して全員バテバテになっていたからだった。
私は車に酔って最悪の気分。
「高い高速料金取ってるくせに、この渋滞はなんなんだ! 金払わねえぞ」
運転していた編集さんは車の中で怒鳴りっ放しだった。なにせモデルさん(私だ)は車酔いしてしまうし、同乗者たちは時間を気にしてブツブツ文句を言いまくるし、撮影用の車をオートマに買い替えてもらったからってちっとも気分よくないよ、と言ってボヤき続けた。私はつい最近、彼氏に夜中でもいつでも会いたいときに会いに行けるように車の免許を取ったばかりだったので、運転を代わってあげてもいいよと言ったのに、まだ命が惜しいからと全員に断わられてしまった。あの時運転を代わっていたら酔うこともなかったのに……。だって運転する人は酔わないって言うでしょ!?
撮影が始まってもまだ胸に込み上げる物があった私は、顔面蒼白のまま、とりあえずセーラー服に着替えて床にヘタリ込んでた。壁の鏡に映った姿が、処女喪失したばかりの女子高生みたいに見えた。
ロリータ扱いを受けることが多い私は、セーラー服を着せられるのに慣れている。いまだ少女のまんまのヒンソー体型で、心も体も“上等な大人の女服”を受けつけない私は、仕事以外のときもコギャルの皆さん御用達のお店で洋服を買うことが多い。チープなセーターや中途半端な丈のパンツに目がなくて、ちょっとスッとぼけたようなアイテムに、お気に入りのブランドのシンプルなマトモ服をミックスして着るのが好きなのだ。どんなに寒くてもストッキングははかない。生脚がヒップな感じで好きだからだ。あとは脱がしてくれる人を待つだけよ、ってなモンさ。
「ええー、もうそこまでやっちゃうんですかあ!?」
と呆気に取られてしまった。だって、まだセーラー服着てから時間そんなに経ってなかったんだもの……。
いいの、いいの、先を急ごう、と言わんばかりにシャッターを切るカメラマンさん。私はあっという間に胸を捲られ、乳房が見えるまでブラジャーを下げられて、パンティを引っ張られてお尻だけ丸出しにされてしまった。しかもパンティ係の編集さんは、お尻の割れ目に指まで突っ込んでくる。やっ、やめてくれーい。アナル触らないでってばあー。おいおい、ほんとに指を入れる気かい!? 感じやすい私はすぐに濡れてきて、“ああ〜ん……”と悩ましい声まで漏らす始末。
するとみんながすごく驚いてるのがヒシヒシと伝わって来たのだ。その後も私が(大人の女の)色っぽい反応をするたびに、いちいち大きなリアクションで驚かれたので、私はとっても恥ずかしかった。
まだ十九歳なのでロリコン扱いされてもひどいショックというわけではないし、いまだに夜、街を歩いているだけで家出の女子高生と間違われておまわりさんに呼び止められることがあるけれど、私もいちおう女ですよ! 初体験も済ませた大人の体だし大人の性感だって知ってるし、今は三人目の彼氏と“セックスも可”のお付き合いだってしてますから、それは大人の女の色っぽい反応だって、当然しますよ。それをいちいち“ええー!!”と驚かれてもねぇ。何だか、感じるのが罪悪という気がしてきちゃうじゃありませんか。
と言っても、ちゃんと感じちゃってるんですけどね。だって上手いんだもの、バイブレーターの当て方とか力加減。さすがにモデルさんを扱い慣れてるという技には感動する。私はどんどん濡れていって、パールローターだけでヴァギナの入りロがヒクついてしまいそうになってた。そのくらい潤った状態になっていたので、極太バイブだって難なく飲み込んでしまったのだ。先端がすごく太くて、超気持ち悪い肉色をしたバイブだった。そうなのだ、いかにもエッチな人が通販か何かで買いそうな品だ。目にしただけで恥ずかしく、挿入されたらもっと恥ずかしい、見てイヤらしく気分最高のバイブだった。やっぱりこういうのは、優れ物の仲間に加えたほうが親切なのか。
「全然そんな気はなかったのに……突然快感に襲われて……、イッちゃったの……」
というのを(特に清純がウリのモデルから)よく聞くけれど、まさかこの私の口からそういうセリフがすんなり出てくるなんて!! 自分でもショックだった。私をロリコン扱いしてくる人には違和感ないのでしょうが、大人の女のつもりで熱烈恋愛中の私としては、ちょっとカマトトきつ過ぎてトリ肌が立ってしまった。
とはいえ、私生活では使ったことがないバイブの快感を知ったことは大きな収穫でした。アリガトウ!!
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