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女子大生は蝋燭がお好き
−第四回−

プレイ報告=本村夏彦


スナイパーアーカイブ、数回にわたって当時の記事をご紹介します。
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●蝋涙に濡れる●

「ああん、いやっ、いやっ!」

ミツコは脅えた。むりもないローソクと肌は至近距離だ。溶けた蝋が太腿に落ちれば相当な熱さのはず。だから脅えながらも身じろぎさえできない。さらに太腿でしっかりと挾みつけていないとローソクが倒れる怖れがある。

「熱いわ、熱いっ、おねがいっ、取ってえ!」

蝋涙が落ちないうちから息を弾ませて哀願するミツコの額には、はやくも汗がにじんでいた。

フェミニストの小生としてはミツコのその脅えた顔と哀願だけで充分嗜虐的快感を堪能できた。それだけでジュニアが硬直を遂げたのが何よりの証拠だ。それにハードな責めはしないというミツコとの約束もある。

そこでひとまず両手吊りのポーズから解放して四つん這いにさせた。

むっちりとして、それでいて形よく引き締まったヒップが強調される。パンストの尻朶のあいだにあたる部分に穴をあけ、そこに点火したローソクを立てた。そのまま部屋の中を這い回らせようというのだ。

「やだあ……」

そういいながらもミツコは這って歩きはじめた。むちむちしたヒップが悩ましく揺れる。それにつれてローソクの炎が揺らぎ、溶けた蝋涙がローソクを伝い流れ、尻朶に達する。

「アツッ!」

ミツコは悲痛な声を洩らし身悶えた。ミツコをくねらせる。それでもローソクを伝い流れてくるぶんだけ、どうにか耐えられる熱さのようだ。

が、いったん溶けはじめた蝋はその熱さにヒップが悶えくねるたび蝋涙となって流れ落ちる。

「アッ!……ウッ! アアッ!」

ミツコはそのたびに絞り出すような呻き声を放ってヒップを振りたてる。見ている我々のほうもたまらない眺めだ。

ローソクを抜き取り、パンストの穴から指を入れてクレヴァスに触れてみる。おもったとおりミツコのそこはすでにジットリと濡れていた。

「すごいなあ、ローソクだけでもうこんなに濡れちゃって……」
「いやっ」

クレヴァスをまさぐり、肉芽のあたりに指を這わせてなぶっていると、ミツコは腰をもどかしそうにうごめかせる。

そこで後手縛りにして上体をテーブルの上に預けさせた。

「どれどれ、じゃあ俺がミツコのあそこを調べてあげよう」

それまでカメラマン役でおとなしくしていたSが、濡れているというのを聞き、待ってましたとばかりにクスコを手にする。

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「やだァ、そんな……」
「ほらほらじっとして!」

Sはパンストの穴をぐいっと拡げ、クスコの嘴のような先をクレヴァスに当て、花芯におさめていく。アッというようにミツコの表情が悩ましく歪む。

Sがクスコを開口させると、

「アアッ!」

ミツコは昂ぶった声を洩らした。インサートの実感はないにしてもそのとき押しひろげられるのと同じ感覚のはずだ。

「うん、奥までよく見える」

そういいながらSは覗き込み、ミツコの羞恥(同時に快感でもあろはず)を煽る。もっとも明りを当てないかぎり見えるはずはないのだ。小生も覗いてみたがわずかに入口付近のきれいな色の粘膜が見えただけだった。

さらにSはクスコをしきりに開閉させはじめた。

その感覚にミツコはさもたまらなさモうに、

「アンッ……ウンッ……」

と、感じ入った声を洩らす。

「ミツコは彼と別れて以来、誰かとセックスしたことはないの?」

興奮した顔をテーブルに横たえているのを覗き込んで訊いてみると、ないというように頷く。

「となると三カ月ぶりか。じゃあ後でそっちのほうはタップリと満足させてやることにして、その前に浣腸しようか」

覚悟はしてきたのだろう、ミツコは横に向けていた顔を、額をテーブルにつけ俯せただけで拒まなかった。

二〇〇cc用の注射器型浣腸器にセッケン水を満たしていると、それでも気になるらしく顔を上げておぞましそうに見る。

「浣陽は初めて?」

恥ずかしさと不安のまじったような表情で頷く。

「じゃあ記念すべき初体験だな」

硬く噤もうとするアヌスにワセリンを塗り込み、嘴管を挿人する。が、その嘴管も強く締めつける。

「アヌスを締めつけちゃだめだ。力を抜いてラクにしてごらん」

そういってもひとりでに締めつけてしまうらしい。が、締めつけを持続することはできない。ヒクつくように収縮を繰り返すその間隙をついて注入しはじめると、ミツコは喘ぎ、すぐまたアヌスを締めつけた。が、重く感じられるポンプを押し進めると、こんどはようやくスムースに受け入れはじめた。

(続く)

mitsuko-prof.jpg プレイ志願者紹介
ミツコ(仮)。20歳。都内の某私立女子大英文科在学中。初体験は高二の夏。以来、男性経験3人。これでも以外にマジメ、それに根アカとは本人の自己診断。が、その3人目の今までで最も好きになった彼との関係が3カ月前に破局。一転して根暗に。傷心、自暴自棄、自虐的気分……そんな時、書店で本誌を手に取った。自分で手足を縛ってローソク責めを試みた。その時から求虐の気持ちがめばえた。ただし、実際のプレイ経験はナシ。
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09.02.18更新 | WEBスナイパー  >  スナイパーアーカイヴス