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『丸呑み 第4巻(GIGA)

文=井上文


連邦捜査局が開発、運用しているバイオノイド18号は、科学の粋を集め造られたプラズマ機関を内蔵し、どんなミッションにも耐えうる耐久度と戦闘力を誇る人造捜査官である……。果てしなく続くヌルヌル丸呑み地獄の第四弾ついに完成。
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2008年以降、人気作についてはシリーズ化も視野に入れると発表したギャロップ。この『丸呑み』も第4巻を数え、パッケージ裏では「身勝手なメーカーでスミマセン」と謝っていますが、ユーザーにしてみれば完全に嬉しい話です。むしろ「どれだけ売れてもシリーズ化しないと」宣言していた頃がヘン(面白いけど)。サバ折り、憑依、股裂き、大食いチャレンジなど超マニアックな企画オンリーで勝負するギャロップは、一作品で一テーマしか扱わない(サバ折りなら「腰を痛めつける」以外のことはしない)という、マニア向けメーカーとして正当な製作方針を貫く貴重な存在。売り上げを意識して質を落とす(セックスを含めてテーマ以外の行為を盛り込んだりする)のではないかという心配はきっと誰もしていないので、謝ったりドキドキしたりしなくてもいいと思います。

さて、『丸呑み』。これはヒロインが異形の生物に丸呑みにされるというシチュエーションをストーリーの中に幾つも盛り込んだシリーズ。この第4巻では、連邦捜査局が開発した人造捜査官が主人公(澄川ロア)となり、彼女の内臓である「プラズマ器官」を狙う様々な「バイオクリーチャー」に襲われるシーンが描かれます。最初の敵は大きなヒル型のバイオクリーチャー。

腕、脚、胴体を筒状の敵にズッポリ呑み込まれ、「パワーを吸い取られる!」と苦悶するヒロインに、背後からもう一匹のヒル型バイオクリーチャーが接近。メチメチッと粘着音を立てながらヒロインの頭を呑み込みます。気持ちの悪い生物とヒロインのメタリックな衣装が好対照をなしてエロティックです。もがきつつ、呻き、喘ぐヒロインと、物言わぬ敵のおぞましさ……。セリフはほとんどありませんが、この静かな攻防戦に無限のドラマを見ることは可能でしょう。

たっぷりと時間をかけた後、ヒル型バイオクリーチャーを「リミッター解除によるブーストパワー」で辛くも倒したヒロインは青息吐息。しかし背後を振り返るとそこには巨大タコ型バイオクリーチャーが迫っています。休む間もなく、両手足を触手で絡め取られ、粘液を吐きかけられて消耗させられるヒロイン。

「体が熱い……!」

そしてついに頭からの全身丸呑みシーンへ。触手で雁字搦めにされつつ、ジワジワと呑み込まれていく身体。途中、何度か脱出に成功しかけますが、そのたびに捕まって再び呑み込まれるという攻防が繰り返されます。頭から呑まれた後、敵の体内で反転して頭から脱出し、今度は足から呑まれていくという具合です。そして苦闘の末、再びブーストパワーを駆使してなんとか勝利。しかしフラフラとなったヒロインの背後にはまた……。

最後の敵との闘いではクリーチャーの体内にまで舞台が移り、絶体絶命のヒロインがどうなっていくのかがファンタジックかつエロティックに描かれます。この終わり方は前の3巻とはまた違った味わいがあります。丸呑みシーンにしても体内シーンにしても、設定によって様々な形が考えられそうですね。今作の終わり方は個人的には好きですが、ちょっと変化球的かも。何か具体的な案がある人はギャロップのHPから「ファンのつぶやき」としてメールフォームが用意されていますので、そこで要望を出してみるのも手かも知れません。せっかくのシリーズ化ですから、わがままに求めてコアな世界をより充実させてもらいましょう。

文=井上文


『丸呑み 第4巻(GIGA)


発売:2008/11/28
主演:澄川ロア
収録時間:DVD 72分+α
価格:10,000円(税別)
商品番号:PMID-096
メーカー:GIGA
レーベル:ギャロップ

メーカーサイトで作品詳細を確認・購入する>>>こちら

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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。

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08.12.22更新 | WEBスナイパー  >  AV情報