WEB SNIPER's special AV review.
サンプルムービー公開中!!
水泳部の顧問に脅されて肉体関係を持つことになった白羽雪菜は憤りに震えていた。しかし、敏感な身体は執拗な愛撫に反応してしまい......。片思いの相手である明石銀には後ろめたさを感じつつ、雪菜は危険な快楽に溺れ込んでいく――。第1話は、水泳部所属のヒロイン・白羽雪菜が、想いを寄せる幼馴染・明石銀太の体操服に染み付いた汗の匂いを嗅いで興奮し、更衣室で自慰に耽る姿シーンから始まる。それを盗撮した顧問教師・黒木に脅され、処女を無残に奪われたところで締めくくられた。本作では、弱みを握る教師に抗えない雪菜の虚しさと儚さ、そして性欲という底なし沼に堕ちゆく過程を、柔らかな色彩で扇情的に描いている。
雪菜は、洗ったばかりの体操服を銀太に手渡す。「ありがとなっ!」「感謝してよ。これで貸しイチね」と2人はじゃれ合い、何気ない日常が戻ったかと思われた。しかし、銀太の無邪気な笑い声を聞いているうちに、更衣室での出来事がフラッシュバックする。「せめて学校の中ではもうやめてください。誰かに見つかったらと思うと、怖いから......」と頼み、学校では手を出さない代わりに土曜日を空けておくよう黒木から指示されていた。学校以外の場所ならバレる心配はないだろうと安堵し、「ありがとうございます」とその場を収めたつもりだったが、屈託のない銀太の笑顔に後ろめたさを感じ、雪菜はトイレに籠って涙に暮れる。
土曜日の夜、雪菜の姿はホテルにあった。「嫌々来てるのに、今日のために新しい下着を買っちゃった自分が嫌だぁ......」と自己嫌悪に苛まれているところへ、バスローブ姿の黒木が現われる。あっという間にベッドへ押し倒され、たちまち顔は唾液まみれに。「真っ白な下着が可愛いね、よく似合うよ、白羽さん」と羞恥心を煽られ、雪菜は手で顔を覆う。しかし、巧妙な指弄や言葉責めが続き、露になった乳首が隆起していくのを自覚する。「嫌でも自分の性を意識させられる......体も心も女の子にされちゃう......」と体の火照りを抑えられない。
パンティ越しの局部を幾度も這う黒木の舌先。蕩けそうな表情の雪菜は、徐々に匂い立つ色香を漂わせる。吐息混じりの悩ましげな声を漏らし、秘部から蜜を太ももまで迸らせるのだが、ペニスを押し込まれた途端に力んでしまい、「あぁっ......」と痛みに顔を歪めてしまう。開発されて間もないため、膣はまだ狭い。しかし、窮屈な膣がペニスで押し広げられていくと、黒木の形が体内に記憶されていることを雪菜は実感する。執拗なピストンで子宮がシクシク疼き、大粒の涙を零してとうとうオーガズムへ。「ここへ、僕の精液をたっぷり注いであげるからね」とバックで腰を掴まれ、膣奥を激しく突き上げられた雪菜は、「せ......先生、き...気持ちいい......」と陶酔し、精液を膣内で甘受する。
朦朧とした状態で「先生、もっと......」と呟いた雪菜の言葉が、黒木の情欲をさらに掻き立てる。舌や指でこれでもかと弄ばれ、全身を駆け巡る悦楽がピークに達する。黒木と肌を重ねる間も、時折銀太の笑顔が脳裏に浮ぶが、快楽に溺れる肉体を制御できず、「先生、もっと......して欲しいです......」と懇願。舌をねっとり絡め合い、黒木の指弄で潮を吹いて乱れ狂う。肉欲教師と女子校生の淫行というダーティな内容だが、回想シーンを所々で挟んでいるため、登場人物の表情や感情に惹きつけられる。その眩しさが、雪菜をますます憐れに感じさせる。
セックスは人を痺れさせる麻酔のようなもの。黒木に処女を奪われるまで、雪菜は銀太だけを想い、どうしたら女として見てもらえるのだろうと悩む日々を過ごしていた。"秘密を銀太に知られたくない"と祈る乙女心を利用する黒木のやり口は汚い。物語は皮肉な展開に進んでいくが、経験豊富な大人の男に翻弄されたり、甘美な体験に心が疼いたりする部分は、筆者も同性として共感できる。とはいえ、青春と呼べる時間は短い。恍惚としたひとときを過ごしてしまった雪菜は、銀太との純愛に戻ることができるのだろうか。黒木と関係を持ったことで運命の歯車が狂い始め、予期せぬ方向へ舵を切ろうとしている。物語はまだ次作以降へ続く。
文=角由紀子
動画を公開中!!
『ずっと好きだった2 柚木N'』(メディアバンク)
関連リンク
関連記事
特選AVレビュー『ずっと好きだった1 柚木N'』(メディアバンク)
19.03.27更新 |
WEBスナイパー
>
AV情報
|
|