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スナイパーAVレビュー!
父親の経営する会社で働く千尋は、同僚の浩二と恋に落ち結婚を約束する。が、千尋の父親は何者かに殺害され、犯人は見つからずじまい。謎を残したまま、千尋は信頼している顧問弁護士・真理子の助言によって人里離れた教会で式を挙げることになったのだが……。人気大河シリーズ第4弾!!中でも、人里離れた孤島に拉致された女が調教され肉奴隷にされる『奴隷島』という大河シリーズはプレイのハードさよりもその世界観でヌケる数少ないAV作品でして、私のお気に入り。最近では『奴隷○○』と名のつく同じような設定の拉致監禁調教ドラマが何本もリリースされており、ファンとして注目せずにはいられません。
これで4作目となる『奴隷城』もその姉妹シリーズの1つ。
父親の経営する会社に就職した千尋(あすか伊央)には、浩二という同僚の恋人がいた。しかし結婚を前にして、父親は何者かに殺されてしまう。ショックの中、2人は父親が信頼を寄せていた顧問弁護士・真理子に勧められ、人里離れた山奥にある教会で結婚式を挙げ、近くにある城を改造したホテルで初夜を過ごすことに。しかし、城の女主人(MAYA)とその娘(姫咲りりあ)の罠にはまり、結ばれる直前に眠らされて訳もわからぬまま調教されてしまう――。
悪いことなんて何ひとつしてないのに、父親は殺され、肉奴隷となって精神的にも肉体的にもどん底につき堕とされる清純なOL。首輪をつけた犬のような姿で引きずりまわされ、自分の尿まみれの餌を四つん這いで食べさせられる。恋人の目の前での輪姦、中出し、レズ。嫌でたまらず毎日が地獄のどん底なのに、休むことなく続く調教に性感はどんどん開発されていく。
もちろんいつになっても正義の味方なんて現われず、最後は釈然としない気分のままバッドエンド……。ああ、凌辱好きにはたまらない救いのない世界!
この『奴隷城』には毎回主要人物としてドレス姿の女主人と、ゴスロリの娘(レズ)、調教要員のマスクマン達が出てくるんですが、今回のストーリーのキモは、ヒロインが毎日20回マスクマンをイカせ自分も20回イカなくてはいけないというハードなルールであります。
男が射精したら首輪に飾りを、自分がイッたら腰のベルトに飾りをつけられ、それが20個にならないと眠らせてもらえない。
昨日まで処女だったのにもかかわらず、千尋は女主人や客の前で8人のマスクマンと次々にセックスさせられます。
「8人の男は全員そっくりで見分けがつかないけど、セックスの好みはそれぞれ違うの。Aはフェラは苦手だけどアナルを使えばすぐイクし、Bはお尻のニオイが大好きで嗅がせてあげれば興奮するわ。全員の好みを覚えてご奉仕しないと、いつまでたっても20回イカせるなんて無理よ!」
うう、なんて無茶な設定なんでしょう。でもこの手のシチュエーションが好きな人なら絶対グッとくるはず。
そして、なんといっても要チェックなのは、姫咲りりあ演じるゴスロリ娘。『奴隷城』の世界観を担う存在といってもいいキャラなんですが、これがエロいんですよ。
大人のゴスロリって、街で見かけてもつい「業が深くてエロそうだなあ」とムラムラしちゃうんだけど、彼女はSでレズでしかもムッチリ巨乳ですからね。たまりません。
そんなわけで尺もドラマとしては180分と長く、かなり作りこまれた一本です。
とはいえ、オナニストとしては気になる部分もちらほら。ストーリーや設定に忠実であろうとしすぎたのか、カラミにいまいちズッシリ感が足りないんですよね。プレイ自体は3Pあり輪姦ありでハードなんだけど、どれもサラリと流されちゃってるような気がしないでもありません。似たプレイを2度繰り返すんだったら、一回をガッツリやってほしいと思うのは私だけでしょうか。小刻みな編集もチンコを握りながら観てる人にとっては逆効果に思えます。
あと、処女喪失の時の血や床に流れ出した中出しザーメンが、ちょっとオーバーなのも残念だなあ。ドラマ物だからホンモノじゃなくても仕方ないけど、オナニーの手が止まっちゃうくらい一目でわかっちゃうのはいかがなものか。
まあ細かいことなんですけど、せっかくの世界観がこんなことで壊れちゃったら勿体ないですからね。
文=遠藤遊佐
『奴隷城4(アタッカーズ)』
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09.12.14更新 |
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