WEB SNIPER's special AV review.
WEB
スナイパーAVレビュー!
首絞め・首吊りフェチに捧げるマニアックシリーズ第5弾。ムッチリとした肉付きの若い女が目覚めると、覆面を被った男たちがその首に手をかけて......。執拗に繰り返される「絞め」と「吊り」。貴方の探し求めていた映像は、もしかするとこれだったのではないだろうか。首絞め好きのおっさんと、首絞められ好きの娘のプレイが延々続く1 本。
意外と多いんです。
「首絞められるのが好き」
と言う女の子。インタビューで出会ったAV女優です。最近ではこの1月にh.m.pから専属デビューした長谷部ゆいちゃん。デビュー作の最初のカラミから男優の黒田悠斗君に「首絞めてほしい」と注文し、正常位でハメながら首絞めの景観に至った。メーカー専属単体女優の初カラミで首絞めというのもすごいです。ちょっとずつカラミに慣れてからカミングアウトする場合が大半ですからね。
初めて観るこれはシリーズ第5弾。
女性は黒髪で、二の腕までむっちりした田舎臭いタイプ。
顔だちが地味で、カード破産で首吊りそうなタイプにも見えます(ってこの作品だからそう思うワケで)。
冒頭からどこかの一室に囚われている。
彼女が目をさますと、ショッカーの戦闘員のようなマスクをかぶった男2人がすぐに現われ、素手で首を絞める。
「うう!」
と呻いて、抵抗もむなしく、失神。
......死んだ?
いや、また悶え苦しみ始める。
するとまた連中が首絞めにかかる。「うう!」。昏倒。連中は彼女の目ェを剥いて瞳孔が開ききっているかどうかチェック。するとまた動き、悶え苦しみ始める。
今度は紐でも絞める。
失神→覚醒→バタバタ→また首絞め。
これを地下室みたいな部屋で繰り返すばかり。
おそらく皆さんやりながら我慢汁およびマン汁とろとろなのでしょう。
開巻22分、ついに娘の足の爪先が浮く。紐で吊るされる。
ガクリ。ドサッ。今度こそ死んだ?! いや、また四肢をバタつかせる。また絞め直される。
ついには麻縄が登場し、キリキリと首に食い込む。
後半は裸にされ、同じプレイが繰り返される。
途中からフェチが伝染してきて、彼らの性的興奮がひしひし伝わってきて、やっぱり勃起するんですよね。
この女性が実際は首絞めが好きだろうけど、役柄は変態に捕らえられた被害者なわけだけど、要は会員制秘密クラブのプレイにしか映りませんからね。
思い出すのはD・クローネンバーグの映画『クラッシュ』。車を運転して交通事故に遭う夫婦。対向車とぶつかる瞬間、性的興奮をおぼえる。怪我が直って退院したのち、同じ嗜好を持つ者同士、車に乗って、さらなるエクスタシーを求めて自動車事故を起こす、というもの。
マニア以外お断わりだよ! の世界ってやっぱり黒光りした魅惑に満ちているから覗いてみたくなります。僕が、アロマ企画のAVが好き、というのはそういうことですからね。
すっごく楽しかった。
文=沢木毅彦
関連記事
特選AVレビュー『ペイントガールSEX 3(アキバコム制作部)』
14.11.13更新 |
WEBスナイパー
>
AV情報
|
|