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過去のトラウマから男性恐怖症なってしまった引っ込み思案な性格の女子大生・凛。彼女が教育実習生として教壇に立つのには理由があった。淡い恋心を抱いていた恩師・浅見ともう一度会いたいから......。校内で繰り広げられる切ない人間模様とエロティシズムを描いた早川凛主演のアダルトシネマ。本作でヒロインを演じるのは、早川凛ちゃん。2005年にキカタン女優としてデビューを飾った後、出版社やメーカーの専属女優などにも起用されている。身長155cmと小柄で童顔だが、83cm(Dカップ)・60・90と均整がとれたボディの持ち主。おっぱいのバージスラインが色香を放つ。本作の制作は2006 年で、彼女が20 歳の頃に発売されたものだ。舞台が学校とあり、どこか懐かしい雰囲気が感じられ、制服やリクルートスーツを身に纏った姿が初々しく映る。
凛は、高校時代の出来事がフラッシュバックする夢を見てはうなされる。当時、教師の浅見に肖像画を描いてもらうのが日課で、放課後に机を挟んで談笑するだけで幸せだった凛。他愛もない会話をするうちに距離が縮まり、凛の心は憧れから恋愛感情へ傾いていく。しかし、幸せな日々は突然ピリオドを打った。凛が男子学生をフッたことで逆恨みされ、男3人から肉欲の餌食にされてしまう。その現場に駆けつけた浅見は凛を助けようとするが、反撃に遭い、顔面から多量の血を垂れ流す。しかし、男子学生らも大怪我を負ったことから、教師による暴行事件として大々的に報道される事態となり、浅見は学校を去らざるを得なくなる。一方、凌辱された凛は、恋愛どころではなくなり、男性不信に陥ってしまう。
レイプ事件以降、凛は引っ込み思案な性格になったが、ずっと恋心を捨てきれず、浅見と同じ教師の道を志すことになる。しかし、教育実習生として訪れた学校は荒れ果てており、誰もまともに授業を受けてくれない。男性恐怖症の凛は声が小さく俯き加減で、好き放題に過ごす男子学生らを注意することもできず、教育実習生としての職務を全うできないまま時間だけが流れる。ここで彼女を支えるのが、凛を密かに慕う一人の男子生徒と、偶然にも凛の実習先に赴任していた、あの浅見なのだ......。
ある日、落ち込んで教室を出た凛は階段で浅見と再会する。驚き・戸惑い・嬉しさを同時に滲ませ、昔と変わりなく教師を続けている様子に安堵しつつ、接し方に困惑する凛。やがて当時の憧れや恋心が再燃し、凛の仕草や眼差しには女子校生だった頃にはなかった大人の色香が滲みだす。
一方、凛を慕う男子生徒は他の生徒から陰湿なイジメを受けて顔に怪我を負う。怪我に気づいた凛が彼を保健室へ連れて行き、初めて2人きりに。会話が進み、男子生徒から逆に励まされた凛は、彼の気持ちに応えるようにキスをして......と濡れ場が始まる。しかし、あわやというところで我に返った凛は彼から身を躱すのだ。
保健室から飛び出した凛が向かったのは、浅見が一人残業をしている職員室だった。教育実習生として未熟な自分の苦悩を浅見に吐露し、抱擁で慰めてもらう凛。そこからお互いの感情が高まり、2人は肉体関係へもつれ込む。R15指定作品なので、男女ともに局部の露出は控えている。しかし、抑えが効いていることでかえってエロさを感じさせるところが憎い。いつも俯き加減だった凛が、浅見との絡みでどんどん淫らに開花していく。その一方で初々しさも変わらず保ち続けているのだ。2人の情事が職員室というシチュエーションもたまらない。古びた学校・ギシギシ唸る回転椅子・半開きの扉など、ただでさえ教師と元教え子というインモラルな関係なのに、こうしたシチュエーションの相乗効果により尚のこと背徳感が増している。特に回転椅子での騎乗位には興奮させられた。
白いワイシャツに透ける少し大人なランジェリー、そこだけ妙にセクシーなパンティストッキング、その実フレッシュな肉体や、おずおずとしたムードなど、「教育実習生」に感じられるフェティッシュな要素をたっぷりと味わえる本作。早川凛ちゃんのハマり具合も素晴らしい。
文=角由紀子
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『教育実習生 凛』(日本メディアサプライ)
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