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リアルで高級感溢れる昨今のラブドール。もしもピチピチの女子校生がその中に混じって展示されていたら!? 賞金をかけ、ショールームにやって来た何も知らないラブドール愛好家たちを騙すことはできるのか――。
しかも最近のラブドールって、ただカワイイだけじゃなく個性まで盛り込んできてるんですよね。巨乳だったり、ロリだったり、黒ギャルだったり......。さらには自らメイクや服装を人形に寄せたドール系女子なんてのもいることを考えると、ラブドールも生身の女の子も見た目的にはあまり差がなくなってきてる感じがします。
そんなことを思ったかどうかはわかりませんが、本作はリアルラブドールの中に本物の美少女を紛れ込ませるという企画物。「バレないまま過ごせたら賞金100万円!」というふれこみで挑戦者(JK限定)を募り、好事家男性たちの前でラブドールになってもらおうという寸法です。
まあそうはいっても、実際にラブドールの中に生身の女の子が混じったら気づかないはずはないんですよね。どんなに寄せてみてもやっぱりどこか見た感じが違うし、体温とか匂いとか動きとか、演技じゃどうにもならない部分もありますし。
というわけで、本作は女の子たちがメイクと演技でどこまでラブドールになりきれるかに注目しつつ、『時間よ止まれシリーズ』を観るときのような感じで楽しむのが正解です。
挑戦者のJKは3人。
まず最初はコスプレが大好きだというショートカットのロリ系JK、みよしののかちゃん。「ラブドール? 知らないです。そんなのあるんですかぁ?」と言いながらも、「経験人数は7人。男性とのHよりオナニーのほうが気持ちいい」なんてあっけらかんと話すあたりは今どきの女子高生ですな。
メイクとカラコンでラブドールに変身し、本物のドールたちと一緒に椅子に座ったののかちゃん。すばらくすると2人のおじさん愛好家がやってきて、「おお、このドールはひときわリアルだな~」なんて白々しいことを言いながら体を弄り始めます。
M字に開いたアソコを写真に撮ったり、乳首をこりこり愛撫したり、遠慮なくドールを吟味するおじさんたち。困ったののかちゃんが眉をしかめてそばにいるスタッフのお姉さんに助けを求めるも、にっこり笑って無視(笑)。鬼畜だなあ。
そうこうしているうちにおじさんたちのドール愛はどんどんエスカレート。ついに椅子から下ろして四つん這いにさせ「お試し挿入」を始めてしまいます。バックや立ちバックなどいろんな体位でハメられるんですが見どころは椅子に座っての背面座位。無理なポーズで突かれながらも必死に体勢を整えてドールのふりをしようとする姿が健気。
続く2人目は、色白でまあるいほっぺが愛らしいほんだあむちゃん。個人的にはこの子が一番ラブドールっぽかった気がしますね。
最初出てきたときはちょい地味目だなと思ったんだけど、カラコンを入れて丁寧にアイメイクを施すと、あーら不思議。益若つばさにちょい似の小悪魔顔ドールちゃんに。うん、こういう意外な変身っぷりも面白い。
この子についたのはまず2人組の若い男性客。唇にキスされたりオッパイ触られたりという攻撃にはなんとか耐えたものの、その次に来たチャラ男客の手マンに力が抜け、惜しくもバレてしまいます。
3人目は、クォーター美少女・たかみやめいさちゃん。華奢な体とくっきりした顔立ちはラブドールというよりフランス人形のよう。自信満々だったんですが、客の強引なイラマでむせてしまいまたしても賞金獲得とはあいならず。うーん、残念。
でも、がっかりするのはまだ早い。バレてしまった2人にもちゃんと敗者復活のチャンスが用意されておりました。
「リベンジマッチ特別試乗会」で試乗(つまりセックス)をしても偽ドールとバレなければ100万円ゲット。
「もちろんやります!」と覚悟を決めて臨んだJK2人は、果たして快感に耐えてドールのふりを続けることができるのか!?
まあ、最後は結構グダグダに感じちゃって「これでバレないのおかしいだろ!」って気にもなるんですが、女の子が必死にアヘ声を我慢する顔はやっぱり間違いなくエロかった。
いくら可愛くてリアルなラブドールでも、この表情だけは生身の女じゃないとダメなんだよな......なんて思ってしまいました。
文=遠藤遊佐
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19.07.25更新 |
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