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WEBスナイパーAVレビュー!
うたと彩也香はライバル女王様。うたは背も高くボーイッシュだが内面はセンシティブ。彩也香は長髪の美少女だが、キレると関西弁でまくし立てる気性の持ち主。そんな2人がある事件に巻き込まれ拉致される――。脚本とキャスティングの冴えが光る、男イカせ・女イカせどっちもありの傑作ドラマ!連れ去られ男達の手によって性的拷問にかけられたM性感嬢・琥珀うたと、関西弁の強気な女王様・友田彩也加。一度は醜態を晒してしまった2人の前に、ポルチオパワーズと対立する男性向けエステグループ「ゴッドマザーズ」のトップ・真咲南朋が現れる――。
"女イカセ"のベイビーエンターテイメントと"M男イカセ"のマザーズが世界観を共有し、お互いの視点で作った作品を交互にリリースするという『昇天淫激ポルチオウォーズシリーズ』。
こういう手の込んだAVが大好きな私にとってはなんともグッとくる企画であります。
これまで3作出ている本編も人気痴女大集合って感じで良かったんですが、この『外伝』も負けず劣らず、いやそれ以上のクオリティ。
男イカセにはそれほど興味がないのにもかかわらず、ついニヤニヤしながら見入ってしまいました。
本作の何がいいって、まずこの絶妙なキャスティング。
M性感嬢をしている琥珀うたと、関西から東京へ電撃移籍してきたばかりの女王様・友田彩也加。2人は別々に連れてこられ地下室で初めて出会います。
強気で「東京モン」をバカにする彩也加とセンシティブなうたは、ライバル心もあってか最初から反りが合いません。なのに、お互いの足を縛り付けた一蓮托生の状態で性拷問にかけられ、2人してイキまくってしまう。
琥珀うたは言わずと知れた売れっ子で、AVファンならだれでも知ってるザ・企画単体。きっと安定したエロさを見せてくれるだろうと思ってたんですが、驚いたのは友田彩也加もめちゃめちゃ演技がうまいこと。ずっとゆるふわギャルってイメージが強かったのに、関西弁の強気な女王様ってキャラがびっくりするほどハマッてるんですよ。
「こんなんSMやない、戦争やッ!」なんて言っちゃって、ああカッコいい~。
演技だけでなく責められっぷりもイイ感じで、電マがアソコに触れるやいなや潮を垂れ流し、ポルチオ責めでも「うあぁぁ~!」と絶叫しながら顔を真っ赤にして絶叫。いやあ、お見事としか言いようがありません。
そしてもう一つのキモは、少年漫画を彷彿とさせる熱いストーリー展開です。
一度男たちの手でイカされてしまった2人が目を覚ますと、目の前にあったのはゴッドマザーズの総帥・真咲からの手紙と武器、そしてあろうことか"どんな男でも骨抜きになってしまう伝説のオナホ"(笑)。
「男と女の戦争とか言っときながら結局魔法のオナホかよ!」と突っ込みたくなってしまうところですが、こんなものが出てきちゃうところがまたワクワクするわけです。
必殺アイテムを手に入れ男たちに反撃することにした2人は、まず隙をついて二番手の中年男をつかまえて性拷問に。
元々がM性感嬢と女王様ですからテクニックは折り紙つき。一人は乳首、一人はオナホのコンビネーションプレイに余裕をかましていた男もついに陥落、最後には一滴残らず吸い取られてしまいます。
「キンタマの中のもの、全部出しいな!!」と一喝し、イッた後のチンポをシコり続ける友田さん、最高です。
で、この流れでラスボスもイカセまくるのかと思いきや、そううまくはいかないのが面白い。なんと、中年オヤジを責めたことで魔法のオナホが破れてしまうというアクシデントが!
「逃げよう」という琥珀うたと、「ここで逃げたらまた犠牲者が出る」という友田。結局は2人してラスボスを退治するんですが、このへんのやりとりもたまりません。
AVなんだけど、M男イカセなんだけど、ドラマティックで熱いんですよね。
個人的にはシリーズで一番気に入った作品。
脚本もキャストもいいし、安心して観ていられる完成度の高さも◎。続編があるなら、是非またこのペアでやってほしいなあ。
文=遠藤遊佐
『昇天淫撃ポルチオ・ウォーズ外伝 女たちの復讐! ガチ絶頂死闘』(MotheRs)』
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13.10.06更新 |
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