WEB SNIPER's special AV review.
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スナイパーAVレビュー!
黒々と艶めくボブヘアーの持ち主、松永ゆきさん・24歳。そんな彼女が、このたび丸坊主にする決意を固める。美しい黒髪に鋏が入り、見る見るうちにバリカンで刈り上げられていく......。剃髪フェチ垂涎の、超マニアックな一本です!本作は『剃髪丸坊主娘』というタイトル通り、美しい黒髪の女性に鋏を入れ、バリカンで刈り上げて、ツルッツルの丸坊主にしてしまうというもの。
ごくごく平凡な感性しか持ち合わせない私は、てっきり剃髪後にSEXシーンが入るのだと思い込み、初見の時につい剃髪シーンを早送りしてしまったのですが、蓋を開けてみると全66分の作品すべてが剃髪シーンだったため、DVDがソッコーで終わってしまいました(笑)。
しかも格好は露出度の低いごくごく普通の服装で、鋏を持って髪を切る側も普通の女性(顔は覆面で隠していますが)。
性的なシーンはひとかけらもなく、ただひたすらじっくりと剃髪シーンを見せるだけなので、何も知らない人が観れば「散髪屋さんの研修ビデオかな?」と思ってしまうレベルです。
剃髪を受ける女性は内面もごくごく普通の女性で、今回丸坊主にするにあたっての心境をインタビューされても「楽しみです、初めてなので」とあっけらかんとした受け答え。
切られてる最中の表情も、髪が剃られていくのをワクワクしながら見守っているという感じで、悲壮感はゼロ。
ある程度鋏を入れた段階で「丸坊主の前にちょっと変わった髪型にしてみませんか」という提案を受け、ソフトモヒカンにされてしまいますが「恐竜みたいですね(笑)」と非常に楽しげです。
モヒカンの後は、さらにバリカンで刈り上げ、シェービングクリームを泡立て、小さなカミソリで丁寧に剃ってツルツルに仕上げていきます。
最終的にすっかりツルツルのスキンヘッドになった頭を見て、「高校球児の気持ちがわかる感じですね。気持ちいいですよ、これ」「メリットは、カツラかぶり放題なんで髪型変え放題なのと、帽子のオシャレがすごいやりやすくなるなぁ。あと、シャンプーが絶対ラク!」とやはり最後まで明るい彼女。
剃髪ビデオの萌えポイントって、女性の命と言われる髪を無慈悲にバリカンで刈って、苦悶に歪む顔を見て楽しむ、みたいなサディズムにあるのかなぁと勝手に想像していたのですが、本作を観る限りどうもそういう感じでもないんですよねぇ。
うーむ、深い世界だ......。
ただ、彼女の語り口を聞いていると、非常に明るくほんわかした素朴な人柄で、良くも悪くもイヤラシいイメージとはかけ離れています。
「そんな娘が、この超マニアックなフェチビデオに出演してるんだ......」と思うと、そのギャップにグッとくると言いますか、「どういう事情があってこのビデオに出ることになったんだろう......」「コレのギャラ、なんぼなんやろ......」とどんどん下世話な方向に妄想が膨らんでいきます。
あまりにも自分の性癖とかけ離れた作品なので、良い悪いの評価を下すのがなかなか難しいのですが、少なくとも今まで出会った中で一番マニアックなフェチビデオであることは間違いないです。
ただ、インターネットで本作を調べていたら『断髪決心1』という作品を発見し、そこでは本作に出演している松永ゆきさんがロングヘアーからボブヘアーに断髪しているという事実を知った時は、腰が砕けました。
「続きもんなんかい! そんなもん一本にまとめろよ! 道理で松永さんのボブヘアー、切りっぱなしで乱雑だったわけだよ!」
と、思わず1.5秒で3ツッコミほど入れてしまいましたが、よく考えるとそもそも断髪フェチと剃髪フェチは全然別物なのかもしれません。
素人考えで「断髪と剃髪を一緒くたにしろ」と言ってしまうのは、無粋な話......なのかなぁ......?
ブツブツ言いながらも前作が気になってしょうがなくなってるあたり、すでにアキバコムさんの術中にはまりつつある今日この頃です。
文=まな
『剃髪丸坊主娘(アキバコム制作部)』
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14.07.24更新 |
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