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女性と付き合った経験がある水原さな、女性に片想いをしたことがある神納花。初対面の2人が、抱き合い、噛み合い、見つめ合い、互いの気持ちと向き合っていく――。真咲南朋監督が贈る、温かい人と人の距離/体温を計るドキュメント。
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そうか、管野しずかさんは復活して、2016年から神納花という名前で活動しているのか? 彼女に会ったのは2011年の9月、新宿紀伊国屋ホールで行われた石岡正人監督のドキュメンタリー映画、『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』DVD発売記念イベントだった。本人からちゃんと聞いたわけではないから定かではないが、その時点で少し活動を控えていたはず。というのはその年の3月に東日本大震災があり、岩手出身の彼女はご家族が被災され、その影響もあって地元と東京を往復していたと耳にしていた。可憐な風貌ながら当時から落ち着いた雰囲気を持っていたけれど、現在まだ29才ということに驚く(撮影時は28才)。そして久しぶりに見た管野しずか改め神納花は、ちょっと仲間由紀恵を思わせるオトナの女になっていた。

まずはそんな神納花が、都会のビル街の中にある小さな公園のような場所で、レズAVと言えばこの人、女流監督・真咲南朋さんからのインタビューを受けているシーンから始まる。そこに現われるのが水原さな。ご存じのように、2014年にSODクリエイトの専属女優としてデビューした彼女。すでにキャリア2年半のベテランだが、AV業界の時間の流れは速い。水原さなは、神納花がかつて一世を風靡した女優・管野しずかだということを知らない。しかしその予備知識のなさが、この作品には上手く働いたと言える。プライベートでレズ経験があり、1年以上も「彼女」がいたこともあると語るさなちゃんは、積極的に花ちゃんの手を握る。それはもうスキンシップというより愛撫に近く、ベテランの神納花をして「えっ、このエロいお姉さんは何んですか?」と戸惑い、小娘のように恥じらうんである。

そのまま手を繋ぎ散歩する二人。やがて、街中にも拘わらず女の子同士、舌を絡ませ合うエッチなフレンチキス。そうやってキスを繰り返しているうちに、どんどん高まっていくその姿が何ともエロい。「彼氏とだって外で手を繋いだことがない」と語る花ちゃんに、「恥ずかしい? 興奮するでしょ」とSっぽくせまるさなちゃん。特出すべきはそんな彼女たちのねちっこい舌の絡ませ合いもさることながら、下町風の路地、そのバックに一切モザイクがかかっていないということだ。最近のAVは審査団体の意向なのかリスク回避なのか、背景にどんどんモザイクをかけてしまう。あれは本当に興醒めだ。せっかく女優さんたちが人目にさらされるスリルの中でイヤらしいキスを繰り返しているので、おそらく真咲監督は背景に修正を加えたくなかったのではないか?

腰を擦りつけあい、股と股を合わせながらフレンチキスをエスカレートさせていく花とさな。そこで〈撮影予定のホテルのチェックイン時間まで待てずに急遽、ラブホテルにやってきた二人...〉とテロップが出てラブホのロビーへ。いつの間にか花ちゃんが敬語を使っている。つまりタチをやりたいさなちゃんの気持ちを受け入れたのだ。廊下、エレベーターの中でも唇を奪い合う二人、部屋に入るのももどかしい、女の子二人のヤリたい感、その欲望がスゴイ! ドアを閉め、服を脱がし合い、さなちゃんが「背中を舐めたい」と花ちゃんの背中を舐め回す。感じてたまらなくなり振り向いてキスを求める花ちゃんに、「耳も舐めたいの」と、再び背後から耳を舐め、口に二本の指を入れてかき回す。その指を狂おしくしゃぶる花ちゃん。

「ねえ、ツバ好き? 欲しい?」とさなちゃんに唾液を垂らされ、「花ちゃんのツバもちょうだい」とココで攻守逆転。花ちゃんはベテランの貫禄で、ブジュルブジュブジューと激しい音を立て、さなちゃん乳首を甘噛みしながらしゃぶり尽くす。ベッドへ移ってシックスナインで相互マン舐めと指入れ、こうなって来るとまさに美しき獣の戯れである。ココまで、まさにノンストップの1時間。「素人男優さんみたいにガッついちゃった」と照れるさなちゃんに、「それが嬉しかった」と応じる花ちゃん。チャプター代わると、本来予定していたシティホテルへ入り、真咲監督は別々に本音を聞き出すインタビューを試みる。巧みな演出である。まるで『いんらんパフォーマンス』や『女が淫らになるテープ』の頃の代々木忠監督のようだ。

「可愛くて、つい夢中になりすぎちゃった」と語るさなちゃん。一方「とにかく彼女の欲望を受け入れてあげたかった」と話す花ちゃん。彼女はさなちゃんをこう思いやる。「すごくセックスが好きなんだろうなあというのはわかったけど、どうしてそんなに好きなのかがまだ見えてきてないから」。そしてさなちゃんは、「愛されたいし愛したいという気持ちが強いコなんだと思う。だから相手の欲望に応えたいから頑張り屋さんになる。それを受け入れたい」と言いつつ、なぜか「泣きそうになっちゃう」と涙ぐんでしまう。

管野しずか=神納花ほどではないが、僕も長らくAVレビューの仕事から遠ざかっていた。そしてつくづく思うのは、「ああ、AV女優ってイイ娘たちだなあ」ということだ。何がイイのか? それは彼女たちが常に自分の欲望に忠実だからだ。けれどそうやって生きるのは、実際大変だと思う。「ふしだら」とか「ヤリマン」とか、時には「変態」と呼ばれ、下手をすると性被害の対象にすらなるかもしれない。だからこそ彼女たちは、常に相手に対し限りなく優しい。さあ、そして後半。お洒落なセットのブラとショーツ姿となり、ここから二人は肉体より、お互いの心を理解し合うセックスへと進んでいく。

文=東良美季

『体温 神納花/水原さな(レズれ!)

発売日:2016年9月30日
品番: LZDQ-002
収録時間:180分
定価:3,218円
メーカー:レズれ!

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東良美季 1958年生まれ。編集者、AV監督、音楽PVディレクター、グラフィック・デザイナーを経て執筆業。著書に『猫の神様』(講談社文庫)、『東京ノアール~消えた男優 太賀麻郎の告白』(イースト・プレス)、『代々木忠 虚実皮膜~AVドキュメンタリーの映像世界』(キネマ旬報社)、他。
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16.10.27更新 | WEBスナイパー  >  AV情報
東良美季 |