特選AVレビュー『いひなりの兄嫁 畑野聖奈（タカラ映像）』

夫は単身赴任中。聖奈は思春期の義弟と2人きりで暮らしながら、いつしか義弟の性玩具になり果てていた。日々突き付けられる卑猥な命令。つけあがった義弟はますます行為をエスカレートさせていき......。
夫が単身赴任になって以来、義弟と2人で暮らしている若妻・聖奈。
最初はうまくやっていたものの、思春期を迎えた義弟は彼女を女として見始め、今では卑猥な命令とセックスで支配するようになっていた。どんどんエスカレートしていく義弟に戸惑いつつも、人妻の熟れた肉体は止まらなくなっていく――。

誤植タイトルかと思ったけど、そうじゃない。「いいなり」ではなく、旧かなづかいの「いひなり」なんですね。
ちょっと昭和チックな感じを出そうとしたんでしょうか。確かに「い」が「ひ」になっただけで、今どきの単なるサセ子じゃなく、しがらみや悲しみを孕んだ"女"を感じさせる。いいタイトルです。
ヒロインを演じるのは、クワバタオハラのくわばたりえにちょい似の人妻女優・畑野聖奈（もちろんクワバタさんよりスリムで色っぽいですよ。念のため）。

オープニングは人妻ドラマには付き物の拭き掃除シーンから。
彼女がいつものように四つん這いで雑巾がけをしていると、高校生らしき義弟がやってきていきなりスカートをめくりあげます。
「違う。月曜日は紫のTバックだって言っただろ！」
「ごめんなさい。まだ乾いてなくて......」
困ったような顔をしつつも、義弟の言うがままにパンティを次々穿きかえる聖奈さん。四つん這いのままバイブを突っ込まれ「抜いてください......やめてぇ......」と懇願しながらジョボジョボと失禁してしまう。
ずっと年下の、ついこないだまでガキんちょだった義弟に、もうすっかり奴隷にされちゃってるんですね。そのへんのいきさつは本編ではまったく描かれていないんですが、気になるところです。

続いては家にやってきたご近所さんを誘惑させ目の前でセックスさせるシーン。NTRチックな、なかなか味わいぶかいプレイなんですが、なぜかテレビのADのようにカンペで指示を出しているのが笑えます。
「エロい格好で誘惑しろ」聖奈がためらっていると一枚めくって「何やってんだコラ！」。そしてしぶしぶアクションを起こした彼女がセックスで感じ始めると、まだハメてる最中なのに「時間だから塾行ってくる。ちゃんと終わらせとけよ！」のカンペ。
うーん、今どきの男子ってこんな感じなんでしょうか......。

その後も風呂掃除中の彼女に無理矢理パイズリさせたり、深夜ムラムラが止まらない彼女のところへ夜這いに行ってハメちゃったり、兄嫁が「いひなり」になるのをいいことに我が物顔でふるまう義弟。元々Mっ気があるのか、それとも夫のチンポに会えない寂しさからか、兄嫁のほうも次第に彼の無茶な要求を期待するようになっていきます。

調べたところによると、これがデビュー2作目の聖奈さん。まだこの設定を活かしきるだけの演技力はなく、正直観ていて「ウーン」という部分もあるんですが、AVとしてはなかなか使える1本でした。
というのも彼女、実はデビュー作は人妻母乳モノ。つまり授乳中のお母さんなのに、ちょっと見ないほど綺麗でエロいボディをしてるんですね。
無駄な肉がまったくないスレンダーな体に丸い美巨乳。そして乳首は少女のようなピンク。母乳モノに出る人妻さんて、顔は若くても体はちょっとたるんでたり乳首が黒ずんでたりするもんですが、彼女の場合は本当にそのままの美ボディから白い母乳が湯水のごとくピューピュー吹きだすんですよ。これはママさん好き、母乳好きにはたまらないでしょう。
中でも「おお！」と思ったのは、夜這いに来た義弟に正常位で突かれながら母乳をピューピュー巻き散らかすシーン。
聖奈さんの美乳の上に白い液体が降り注ぐ様子は、母乳マニアじゃない私でも目をうばわれてしまいました。
ただ惜しむべきは、母乳の登場があまりにもいきなりだったこと。
せっかくの素晴らしい母乳なんだから、うまくストーリーにからめてくれると嬉しかったなあ。

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『いひなりの兄嫁 畑野聖奈（タカラ映像）』

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