特選AVレビュー『女幹部ラルーサ 戦隊レッド逆凌辱』（GIGA）

地球への侵攻を正義の戦隊に妨害されている悪の組織が、最高女幹部による特殊な作戦で戦隊を崩壊させようと企む――。ユーザーからの意見を募って作品を作り上げる「妄想プロジェクトZ」から生まれたユニークな一本。
地球を別荘にしようと企む宇宙海賊ブラウラー。しかし戦隊ヒーローに阻まれなかなか思いを遂げることができずにいた。垂れたは切り札として最高女幹部ラルーサ（澁谷果歩）を送り込み、雷電戦隊のリーダー・レッドビックスを攻略しようとする。
相手を淫乱化させる必殺技「淫気」を使い彼を翻弄していくラルーサ。文字通りタマを盗られたレッドは、自らの欲望のため相棒であるピンクビックスを裏切ってしまう――。

宇宙海賊の女幹部、つまり悪者がヒロインという特撮作品。ちょっと珍しいけど「女幹部ヒーロー凌辱シリーズ」としてシリーズ化されてるんですね。
まあ考えてみればAVは痴女モノが花盛りだし、WEBスナイパーの読者諸氏のように「強い女性にコテンパンに犯られたい！」って欲望を持つM男性もたくさんいるわけですから、自然な流れなのかもしれません。
美しき悪のヒロイン役はスーパー爆乳痴女優・澁谷果歩ちゃん。「あのロリ顔とちょいポチャJカップボディで特撮アクションかあ......なんか想像つかないなあ」なんて思ってしまったんですが、これが思いのほかイイんですよ。いつもよりキリッとしたメイクに露出多めのムチムチなセクシー衣装は、まるで春川ナミオが描く女王様のよう。顔もボディも全身スーツで隠した戦隊ヒロインと較べると、見た目だけですでに圧勝です。
あと、喋り方もたまらないものがありますね。悪役なのにもかかわらず若干舌っ足らずなところがなんともカワイイ。それだけじゃなく、戦隊ヒーローを誘惑するシーンになるとサラッと得意の英語を織り交ぜてきたりもする（注・実際、果歩ちゃんは元新聞記者で英語ペラペラの才媛）。どうです、頭脳明晰でスケベな悪の女なんて、グッときませんか？

さて本作の見どころは、なんといってもラルーサが「淫気」を吸ったレッドビックスを誘惑するシーンでしょう。
「ウフフ、カッコつけないのぉ～。ヒーローである前に男の子でしょ？　立場なんて忘れちゃいなさいよ......」と身をくねらせながら、戦隊スーツに包まれた股間をコスコス。
顔にマスク被ったヒーローをポルノスターばりに誘惑するなんてちょっと恥ずかしくなっちゃいそうなもんですが、そこは果歩ちゃん。なんの迷いもなくセクシー度全開でやってくれるんですよ。そうすることで隙のない痴女ワールドができあがる。こういうのは躊躇っちゃったら台無しですからね。

オッパイすら見せず、言葉と愛撫テクだけでレッドビックスの股間をはちきれんばかりに勃起させてしまうラルーサ。ここで一気に色責めで陥落させるのかと思いきや、そんな単純な終わり方にさせないのが恐ろしい。
ビンビンにさせたまま射精能力を奪い「どうしても発射したくなったら連絡ちょうだいね。ウフフ」と一旦退散。寸止めのまま手玉にとられたレッドビックスは、ラルーサに言われるがまま相棒であるピンクビックスを罠にはめ、催淫ガスを嗅がせてレイプしてしまいます。
はい、そしてここでもう一つの見どころ。なんと犯されるピンク役も澁谷果歩なんですよ。つまり正義のヒロインと悪のヒロイン、一人二役というわけ。
清楚でまっすぐで愛らしいピンクと、セクシーで悪どい女王様。やられる女とやる女。まったく正反対のキャラをしっかりと演じ分けてるのはさすがです。
「あなたなんて、正義の味方失格よッ！」とピンクに罵られながらも、射精能力を人質にとられラルーサの臣下に下るレッド。
「もう一度、あの快感を......！」と懇願する彼のチンポをこってりパイズリし、コスチュームの股間をずらして騎乗位ハメするラルーサ様の妖艶さときたら！　
もちろん正義のヒーローは完堕ちし、ヒロインはショッカーみたいな戦闘員にコテンパンにレイプされてジ・エンドとなります（ちなみにパッケージのあらすじには「ハッピーエンド」と書いてあるけど、これは悪にとってのハッピーエンドってことでしょう）。

いやあ、しかし澁谷果歩ちゃんはGIGAでも本当に隙のない仕事してくれますね。設定も演技も文句なし！
犯るかほパイと犯られるかほパイ、両方を楽しめる完成度の高い一本です。

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『女幹部ラルーサ 戦隊レッド逆凌辱』（GIGA）

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