WEB SNIPER's special AV review.
WEB
スナイパーAVレビュー!
神谷まゆがついにh.m.pを卒業することに――。汗と涙と愛液にまみれたラスト作品。手がけるのは、2度目のタッグとなるカンパニー松尾監督です。たくさんのありがとうとお疲れ様が詰まった、濃厚な1本!!あれよあれよという間にトップ女優に登りつめたと思ったら、なんと今年12月31日をもって完全引退なんだとか。
AV女優の活動期間は短いとはいえ、普通っぽいスレてない感じとか意外に生々しいカラダとか、好きだったのになあ......残念です。
で、そんなまゆちゃんの引退作となるのが本作。
デビュー以来ずっとh.m.pの専属女優として活動してきた彼女の引退作を撮るのが、別メーカーの看板であるカンパニー松尾監督というのはなんだか奇妙な気もしたんですけど、観終わってみたらこれが大正解。すごくイイ感じに仕上がってました。
神谷まゆを撮るのは2回目のカン松監督。もうハメ撮りは一回やっちゃってるせいでしょうか、今回は自分のチンポは一切使わず、裏方としての監督業に徹しています。
とはいえ、そこは引退作。自分の代わりにもってきた男優がスゴイんですよ。
まず一人目は、h.m.pのイケメン社員監督・嵐山みちる。
実はこの人、彼女がこれまでに出演した作品のおよそ半分を監督しており、『日常』でカミマユブームを起こした張本人。そんなかけがえのない仕事上のパートナーと最後にハメ撮りをしてもらおうというわけです。
デビュー作を再現するために出かけた相模湖でいきなりそう告げられ、動揺するまゆちゃん。いやあ、そりゃそうでしょう。監督と専属女優、これまで一定の距離をとって接してきたわけですからね。
「出来の悪い妹みたいだった。傷つくことが多いタイプだから心配」という監督の言葉に涙をにじませるカミマユ。セックスを始めるタイミングをなかなかつかめない2人の青臭さもたまりません。
いわゆる"抜けるカラミ"じゃないけど、彼女の素が出たセックスは思わずジワッときちゃいます。
そして2人目に登場したのは、ゴールドフィンガー・加藤鷹!
自分自身も年内いっぱいで男優を引退することが決まっている鷹さん。引退後は人の悩みを聞く仕事をしたいという彼と話しているうちに、まゆちゃん、感極まってまたもや目を潤ませてしまいます。
うーん、カメラの前で屈託なく笑う顔を見てると「嘘でしょ?」と思うけど、どんな女の子にも悩みや戦いはあるもんなんですねえ。
包容力とテクニック抜群の鷹さんに身を任せ、相手の顔をじっと見つめながら絶頂に達します(余談ですけど、50歳になるのにビンビンで我慢汁まで垂らしてる鷹さんはやっぱりすごい!)。
この作品を撮っている時点では、h.m.p専属を卒業してもAVを完全引退するかはまだ決めていなかったという彼女。
でも、こんなにイイ作品撮られちゃったら、もう十分って気になっちゃうよなあ。
それくらいあったかくて、素の彼女を感じられる1本。AV女優・神谷まゆの1年半がギュッと詰まっているので、ファンは必見ですよ。
嵐山監督による思い入れたっぷりのメイキングや、PVみたいなかっこいいイメージシーンもお見逃しなく。
文=遠藤遊佐
『カンパニー松尾×神谷まゆ さよならh.m.p編 (h.m.p)』
関連記事
特選AVレビュー『日常 神谷まゆのリアルな生活を覗き見することができたなら(h.m.p)』
14.01.02更新 |
WEBスナイパー
>
AV情報
|
|