特選AVレビュー『非日常的投稿動画スーパーヒロイン 爆乳自慰虐自撮りM女（シネマジック）』

中小企業で働く地味な巨乳事務員・美雪。彼女には誰にも言えない秘密の趣味があった。それは"痴態SM自撮り"。ある日、ネットに流していた動画を観た何者かに個人を特定されてしまったことから、子持ちの人妻でもある彼女は思わぬ冒険を重ねることになる――。
地味な共働きの主婦の密かな楽しみは、ネットでの自撮りエロ動画配信だった。
この1行の説明だけで、大いにそそられる。
誰もがこういう秘密を持っていたいに決まっている。欲求不満の解消には、こんな愉快犯的行為が一番なはず。匿名で投稿できる2ちゃんねるで、妄想のかぎりを尽くしてセンズリしながらしたためたと思われる「寝取られ」告白文が反響を呼び、その夜のヒーローになった者のその密かな快感たるや容易に想像がつく。

よく見ると顔だちはあどけない豊満で巨乳の松下美雪は、このヒロインにぴったりだった。
本人のモノローグで背景が紹介される。美雪は結婚17年目。役場に勤める夫と、高校1年の娘がいる。平凡な毎日。私には何の不満もない。
昼間は中小企業の営業部に勤めている。「主任」と呼ばれているからベテランなのだろう。長い髪をひっつめて眼鏡を着用というセックスアピールのかけらもない風体だ。
生活面の不満はないようだが、性生活面は大いに不満のようだった。
深夜。自分1人のベッドルーム。寝室は夫婦別々だ。固定カメラが仕掛けてあるそこへ、ハアハアと喘ぎ声が先行し、美雪がフレームインする。この「ん？」と思わせる入り方、および各シーンの導入部をもったいぶって長く見せるのが今回の東雲勇太演出の特徴だ。
美雪は紫色のエロいランジェリー姿でオナニーを始める。
これだけでも、何の伏線もなかっただけに、見ていて意表を突かれるわけだ。
美雪はハンディカメラも手に、自身のアップを撮影。
「美雪をもっと見て」
カメラ目線で挑発。
そして巨乳というより爆乳がボロンッ。
右手にカメラ、左手で乳首をつねって悶える。この変態っぷりがたまりません。マ○コをいじり「こんなに濡れてる。ぐちょぐちょ」と上の口が言い、下の口からはクチュクチュと卑猥な汁音が明瞭。
ストイックないでたちの人妻が、夜はこうやって大ブレイク。
お隣の奥さんだってやっていそうじゃないですか？　この変態女っぷりにすごくリアリティを感じるのは僕が病んでいるからかもしれないですけど、皆さんも、パソコンに誰にも知られたくないブックマークのひとつやふたつあるでしょう？　秘密があるのは同じでしょう？

ある午後。同僚が昼食に出かけ、美雪が部署内に1人きり。彼女のスマホが鳴る。相手の男はこう言う。「あの映像は自宅のベッドかい？　松下美雪さん」。動画をネットで見られて特定された。美雪は素顔を晒していたことを後悔する。男はこう続ける。
「脅迫ではない、提案です。あの映像は間違いなく売れる。自分はそういう女の自画撮りをネットで売る商売をやっている。顔を隠してもいい。やりたいようにやっていい。ただし、変態なプレイを頼む」
夜の自室。美雪は「私なんて売れるはずないよ......」と呟く。自信ないまま、黒いゴム製の全頭マスクをかぶり、黒のラバー製の拘束具を胸に装着し、乳房だけがドーンと飛び出す仕様。股間もラバーのTバック。それを食い込ませてオナニーに耽るという変態女の図となる。
何食わぬ顔で就業中の昼間の主任の姿をはさみ、別の夜のオナニーシーン。やはり全頭マスクで目と口以外を隠し、腕はレザーのロンググローブ、脚はレザーのストッキングというよりボンデージ度強化。バイブでオナッてイキ果て、
『皆様に見られたい変態人妻です』
とマジックで書いた画用紙をカメラ前に披露する。

朝。娘と夫とのいつもの食卓。夫に「最近お前、肌艶よくないか？」と言われドキッとする。「化粧水変えたのがよかったのかも」と誤魔化す。
美雪は貯金通帳を見て29万円もの振込を確認して仰天。
例の男に電話でそれを伝えると「200万稼ぐ娘もいるんですよ」。
もっと稼げるプレイを、と男に指南され実行する。
それは、あるトイレでの待ち伏せ痴女だ。
そこに小便しに来た男は、冒頭から出演している美雪の同僚。向かいの席に座っている筋肉質の男だ。
顔まですっぽり黒の全身タイツで覆った美雪が現われ、びっくりする男に抱きつく。フェラになる。ここまで固定カメラの映像だが、美雪はデジカムを出して男に渡し「いっぱい撮って」と言い、パイズリする。それを撮影させる恰好だ。
全身タイツのその頭にさらに赤いパンティをかぶる、ド変態女のカメラ目線フェラだ。
やがて、素顔を晒す。
「えっ、主任!?」
と驚く彼に「主任と呼ばないで」と、鼻フックを持たせ「私を抱いて」とお願いし、立ちバックから始まるSEXとなる。鼻フックによるブタ鼻が強調され、
「私の変な顔を見て。あーイク！」と何度もイク。途中から汗だくになり、長い黒髪が顔にへばりつく。汗フェチの当方にとって美味しいショット連発だ。
完全燃焼するまで変態になりきるこの松下美雪が素晴らしい。
この映像は「5位ランクイン」と電話で褒められる。
美雪はしかし、お金なんてどうでもよかった。仮面のヒロインの快感でいられることが喜びだった。
クライマックス。
「今日は（5位の）お礼です。縛師さんに来てもらって、私は物になろうと思います。愛玩物になります」
と、どこかのオフィスの一室。椅子に麻縄で身体を拘束され、細い紐で顔面をキリキリに緊縛される。乳首吸引器具、電マ、赤蝋燭、バラ鞭によるスパンキングとエスカレート。「あーーーっ!!」と絶叫に次ぐ絶叫。ヘロヘロのまま放置されて本作は終わる。

翌朝もまた平凡な家族3人の食卓の光景から始まることだろう。
AVに出ている熟女も含め、こんな人は日本中の皆さんの隣人なのですよ、きっと。
松下美雪って調べたら企画物にちょこちょこ出ていてそんなに出演本数はなく、ブログもツイッターもやっておらず、ウョキペディアも出てこない。きっとこの人自身、この主人公同様ひっそりと活動しているのでしょうね。
うーん、ますますそそられる！
皆さん、今晩のおかずはこれで決まりですよ！

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