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してはいけない場所、タイミングをきっかけに、理性を失って貪欲に求め合う恋人たち。まるで発情期の如く加速していく"欲"の行方は......!『good girl』『two of a kind』『can't stand!』の3作を収録。だから正直、この作品は観ずに済ませたかった......。だって、こんな色っぽいイケメン達が愛するカノジョに発情して四六時中ヤリまくる姿なんか見たら、せっかく枯れ始めてた女性ホルモンがドバドバ出始めるに決まってるじゃないですか!
しかも本作は女優陣も私のミューズが勢ぞろい。あきらかにヤバイ。でもそれでも観ずにはいられないのがシルクラボの魔力なんだよなあ。
本作は、3編のストーリーが収録されたオムニバス。3組の円満カップル(ここポイント)がいつもよりちょっとだけ貪欲なセックスをする、そんなシチュエーションを描いています。
まず1話目は、普段は目にしない相手の一面に欲情する【Good Girl】。
家ではいつもイチャイチャしている同棲カップルの光輔(東惣介)と芙子(倉多まお)。あるとき芙子の会社でパソコンが使えなくなり、彼女は一日家で仕事をすることになる。普段は見ない真面目なOLっぷりに欲情する光輔だったが、仕事をしなきゃならない芙子は厚着&マスクの完全武装で彼の欲望をガード。しかし拒んだはずの彼女が我慢できなくなってしまい――。
うーん、わかる。普段は目にしない仕事モードの恋人にグッときてしまう気持ちもわかるし、「自分が拒んだくせに結局ヤリたくなっちゃう」って気持ちも女としてはうなずくことしきりです。
というのもこの光輔くん、無理強いはせずすぐに引き下がったかと思うと黙って夜食作ってくれたりしちゃうんですよね。
「あっさり引き下がってちょっと拍子抜け→ご飯作ってくれるなんて超優しい~→こんな優しい彼を拒むなんて!→ああヤリたい......」そんな心の動きが目に見えるよう。このへんの心情の描き方はほんとシルクラボの独壇場ですな。
彼女のほうがすり寄ってくると、ここぞとばかりに「こんなになって変態だな。毎日してても足りないの?」と言葉責めしてくるタイミングも◎。これ、彼女が拒んでるときに言ったら顰蹙モノですからね。
やんちゃ系の東惣介と薄化粧&メガネでいつもよりちょっと地味目な倉多まおの組み合わせが好印象な一本。
続く2話目【two of a kind】は、いつも些細なことでケンカしているフミト(有馬芳彦)とトモカ(篠田ゆう)が主人公。
ケンカはしてもいつの間にかイチャイチャが始まりセックスで仲直りが定番、むしろケンカが前戯みたいになってる2人。今日も長期出張中のフミトが大阪からサプライズで家に行くとトモカは家におらずケンカが勃発。普段ならすぐに仲直りするはずがフミトはいつになく頑なだった。実はその日は2人の記念日で――。
おお。カップルいざこざの王道、記念日忘れパターン!
トモカが首に手をまわしてイチャイチャを発動するも、「その手には乗らないッ!」と唇を尖らせる有馬くんの可愛さがヤバいです。
相手役の篠田ゆうちゃんも可愛い顔してさすがベテラン、有馬くんを責めて焦らして臨場感満点のラブラブセックスを魅せてくれる。ゆうちゃんといえば腰からお尻のラインが絶品だけど、体位やポーズのエロさはやっぱり抜きんでてますね。一戦交えた後の仲良さそうなピロートークもナイス。
そして最後【Can't Stand】は、ケンカもおあずけも無縁な直球発情カップル陽太(一徹)×奈央(尾上若葉)のストーリー。
レイトショーデートの帰りにバーに寄った2人は、酒の力も手伝って店内でイチャイチャ。ボディタッチしたり体を密着させたままダーツしたりとやりたい放題。
実際にバーでこんな感じのヤンキーカップルに遭遇したら舌打ち必至ですよ(笑)。
トイレでキスしたことで本格的に火がついた2人は、家まで帰る時間ももどかしく、エレベーターの中や玄関先でもハァハァ絡み合います(もうちょっと落ち着いて!と言いたくなるほど)。
爽やかイメージの一徹さんとほんわか可愛いタイプの若葉ちゃんがずーっとエロモードで発情してるのは、珍しいけどいやらしい。
円満なカップルの四六時中発情セックス。しかも男は細マッチョのエロメン。
あー、これはすべての女が夢見るシチュエーションだよなあ......と思ってニヤニヤいたら、案の定数か月ぶりの整理が始まってしまいました。ははは、ホルモンて正直(涙)。
文=遠藤遊佐
動画を公開中!!
『四六時中発情中』(SILK LABO)
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