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マニアビデオの極北を目指して 【5】

0003.jpg インタビュー・文=安田理央

80年代初頭のAV黎明期から存在するSM専門メーカー『アートビデオ』を直撃!!

峰一也監督ロングインタビュー!


「アートビデオ」の歴史は日本のSMビデオの歴史である。多くの人々が「アートビデオ」の名作群によって、SMに目覚め、そしてこの業界へ入ってきたと言う。その強烈な魔力の源となっていたのは、マニアによるマニアのための作品作りというポリシー。「アートビデオ」は24年間、そこにこだわり続けてきた。社長であり、数多くの作品を手がけてきた監督であり、そしてイカセ屋、ミスター・ミネックの名でも知られる峰一也氏に「アートビデオ」の歩みを聞いた。AV黎明期、こうして「アートビデオ」は生まれた!
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演技からはエロスは生まれない
だから本気でイカし続ける



現在の「アートビデオ」を支える監督たちは夢流ZOUの弟子たちといっても過言ではない。彼らの多くが黒田透のファンであり、その熱意で入社にこぎつけた監督さえいるという。天性のSMマニア黒田透の遺伝子は、現在でもしっかりと「アートビデオ」に根付いているのである。
80年代からの「アートビデオ」ファンは、この峰監督の突然の転向に驚いた。それまでの峰監督による作品とは、まるで180度作風が変わっていたからだ。

しかし今回のインタビューで、その謎は解けた。ある意味で、何も変わっていなかったのだ。峰氏のポリシーとは、「プレイをそのまま撮る」というものだ。そして80年代の作品は黒田透のプレイをそのまま撮ったものであり、90年代以降の作品は峰氏自身のプレイをそのまま撮ったものなのだ。

さて、その峰氏のパートナーであった黒田透は、男優引退後もスタッフとして「アートビデオ」に関わっていた。そして黒田透名義で数作監督した後に、夢流ZOUと名乗って、かつての峰・黒田ラインを継承するような作品を撮り続けている。

さらに90年代の「アートビデオ」は、前述のゴールドマンや斉藤茂介、チャールズ・ヤンといった新しい監督の作品もリリースしはじめる。彼らは、従来のSMの枠を超えたアバンギャルドな作品を次々と連発し、「アートビデオ」が新しいステージに突入したことを印象づけた。

そして2000年代。森田晋、榊原KEN、東園賢、海野TODO、村上RYUJI、一縄詩音といった監督たちが峰一也、夢流ZOUと共に「アートビデオ」を支える(ちなみに篁りょうは、峰氏がドラマ物を撮る時の別名義である)。

「アートビデオ」は、最も老舗のSMメーカーでありながら、他のSMメーカーに比べると正統派SMという枠からは、常に微妙に外れている感がある。中心である峰一也自身からして、いわゆるSMファンからは「あんなものはSMではない」と言われてしまうような「イカセSM」というスタイルにこだわっているし、ゴールドマンや一縄詩音といった異端の感覚を持った監督を生み出したりもする。しかし、そのいずれにも共通しているのは、強いマニア性だ。自分にとって興奮するのは、こういうものだ、という監督自身の性癖が生々しく画面を通して伝わってくる。そしてそれは時にステレオタイプなSM観とはズレが生じても当然だろう。

峰:「いかにも撮影って雰囲気がいやなんですよ。あくまでもプレイを撮りたいんです。自分も遊んでるって感覚じゃないとダメだし、相手にも本気で楽しんで欲しい。ある意味じゃ、制作者というよりマニアなんだな。ただのエロオヤジですよ(笑)」

だから、ミネック作品では「女優」は、あまり起用しない。AV初出演という子がほとんどで、本当の素人出演者も多いという。

峰:「演技してもらっても、興奮しないじゃないですか。本気じゃないとエロスが画面から伝わってこない。あくまでもエロスを作っているんだからね。営業的なことを考えれば、人気のある女の子をキャスティングした方がいいんだろうけど、それじゃつまらない。うちはマニアを相手にしてるんだから、ある程度売れればいいんですよ」

「アートビデオ」の初期の作品をビデ倫新基準のモザイクで再編集してリリースしたり、最新作も含めてネットで配信するといった、ファンにとってはうれしいプランがいくつも計画中なのだという。

峰:「最近、SMの人気が低下しているのは、いかがわしい雰囲気がなくなってきているからじゃないかな。あの頃の黒田のようなヤバさ、生々しさがない。原点回帰して、初期の頃のような雰囲気を出したいとは考えているんだ」

「アートビデオ」、常に唯一無二の道を歩き続けるSMビデオ界の至宝である。


(おわり)

※この記事はS&Mスナイパー2006年11月号に掲載された記事の再掲です。
また記事中の画像の著作権は、全て株式会社アヴァに帰属します。



関連リンク

アートビデオ公式サイト

レンタル作品紹介=http://www.art-sm.com/
セル作品紹介=http://www.art-video.jp/
最新作のサンプルムービー等を紹介=http://www.ace-web.co.jp/
旧作のダウンロード販売=http://www.art-smonline.com/

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安田理央の恥ずかしいblog
http://d.hatena.ne.jp/rioysd/

新刊「エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること」(翔泳社)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4798111082

安田理央 気がつけば、今年で40代を迎えるエロ系ライター。今年はボーッとしてると大変ヤバイことになってしまいそうなので、色々と新しい行動を起こすぞと考えたり考えなかったりしております。「エロの敵」に続くアダルトメディアルポも構想中。  

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07.05.05更新 | WEBスナイパー  >  インタビュー