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Monthly Girl's Onanie Adventure Column by "Mana".
一般女性にオナニーの話を聞きまくるUstream番組『女子オナニー会談』でお馴染みのアラサー実家暮らしフリーター女子"まな"が、同世代の女子よりエロスキルが低い「性的弱者」からの劇的な脱却を目指すべく、様々な自慰体験によって自分自身を開発していくオナニー・アドベンチャー・コラム。月に一度の連載です。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
季節の変わり目はだいたい体調を崩す虚弱アラサーの私は、今回もバッチリ風邪をこじらせて寝込んでしまいました。
バイトで出かけるとき以外はずっと寝床に引きこもっていたのですが、2週間以上たっても一向に良くなる気配はなく、性欲はどんどん衰退していくばかり......。
体調崩す直前に、清水の舞台から飛び下りる気持ちで買った「スワン・トランぺッター」という1万円以上する高級バイブにすら、ピクリとも手が伸びない始末。
憧れの膣内イキのために、大枚はたいたのに......。
やはり健康あってこそのオナニーライフなんだなぁ、としみじみと痛感しております。
そんなこんなでオナニー頻度が激減していた私ですが、病床で何をやっていたかというと、iPhoneで乙女ゲームのアプリをひたすらDLしまくっていたのでした。
乙女ゲームというのは、女性向け恋愛シミュレーションゲームの中でも、女性主人公が男性キャラをオトすものを指します。
女性向け恋愛シミュレーションゲームにはもうひとつ大きな派閥があって、BLモノ、いわゆるボーイズラブゲームというやつがあるんですが、ネットで調べた情報によるとBLゲーム市場は最近停滞気味だそう。
確かに私も、前回まであれだけBLについて語っていたのにも拘わらず、BLゲームにはいまいち食指が動かないんですよねぇ。
漫画や小説と違って、恋愛シュミレーションゲームは主人公キャラ=自分ということになってしまうので、男性主人公とシンクロすることにどうしても違和感が出ちゃうのかも。
BL作品読む時の自分の立ち位置って、受けに感情移入したり、攻めに感情移入したりすることもあるけど、基本的には傍観者なんですよね。
そういうわけで今回は乙女ゲームをやりまくることで、恋愛気分を高める→性欲高まる→オナニー欲回復、を狙っていきたいと思います。
さっそくiPhoneで乙女ゲームアプリを色々と検索してみたのですが、18禁エロまではいかずとも少しは色っぽいシーンがあるやつがいいよね、ということで選んだのがコレ。
『イケメン王宮◆真夜中のシンデレラfor dゲーム』は、一般庶民だった主人公が公募でお姫様に選ばれ、プリンセスとしての修行を積みつつ、王宮内にいるイケメンから結婚相手=次期国王を選ぶという、乙女ゲームにありがちな王道逆ハーレム物語です。
物語を読み進めるためには「ストーリーチケット」というアイテムが必要で、一応1日5枚は無料で与えられるのですが、はっきり言って1日5枚じゃまったくストーリーが進まず、イライラします。
そこで「もっと読みたい人は"課金"してね」ということになるわけです(商売上手!)。
また、アバター(ゲーム内での自分の分身)のファッションを充実させるという着せ替え人形遊びのようなシステムもあり、これも乙女心をくすぐる重要な要素なのですが、良い服を着せようとすると、やはり"課金"が求められます。
iPhoneで落とせる基本無料の乙女ゲームは、このへんのシステムはだいたい似たり寄ったりで、勝負所はストーリー性の高さと画の上手さなのですが、ザッと見た感じその二つが群を抜いているのが、この『イケメン王宮』なんですよね。
選べるお相手は全員で6人。
今回は「お色気×教育係」という、いかにもエロそうなキャッチコピーに釣られて、ジルに決定。
一体どんなエロい教育をしてくれるのか......??と下半身をワクワクさせつつゲームを進めていくと、夜中に城を抜け出そうとした主人公をお仕置きと称して押し倒してくるわ、ベッドの上での作法を教えるとか言い出すわ、初っ端から期待通りのエロ展開が目白押し。
やはり私の目に狂いはなかった!
とは言えエロゲーではないので、すべて寸止めにはなるのですが、この焦らし具合が幼少期に読んでたちょいエロ少女漫画を彷彿とさせて、グッとくるんですよねぇ。
そしてストーリーが進んでいくうちに本格的な恋仲になっていくと、
こんな台詞を吐かれつつのセックスシーンに突入!
冷静になってみるとすごくダサい台詞のような気もするけど、ストーリーにのめり込むと結構キュンとくるんですよ......!
まぁそのセックスシーンもこれからって時に朝チュンで省略されるんだけど、導入部分はしっかり官能小説っぽいので、その続きをついつい自分で妄想しちゃうんですよね。
最近私もすっかりAV慣れして、過激なエロを見てもイマイチ刺激を感じにくくなっていましたが、こういう時こそ妄想力を向上させる控えめエロに立ち戻ることが大事なんじゃないかと。
あと、やっぱり恋愛のトキメキがあったほうが、エロパートが断然グッとくる、ということを再認識させられましたねぇ。
このゲームはドラマの作り込みがなかなか凝ってるので、その分エロパートに入ったときの充実感も大きい。
正直もうちょい突っ込んだエロが欲しいなぁ、とも思いますが、基本無料でプレイ出来てこのクオリティは素晴らしい(私は早くストーリー読みたくて、かなり"課金"しましたけど)。
そして次に遊んだのは『ときめきレストラン☆☆☆』。
このゲームは、主人公が経営するレストランにイケメンアイドルが常連として来るので、胃袋を掴んでメロメロにしてしまえ!?という設定。
さきほどのゲームと比べてひとひねりあるストーリー設定ですが、ゲーム性も非常に高く、さすが『パワフルプロ野球』『ときめきメモリアル』で有名なKONAMIが作ってるだけあるなぁ、という感じ。
基本的には料理のレシピを充実させて、レストランを大きくしていくゲームなので、ついつい恋愛要素よりもレストラン経営に力を入れすぎてしまいがち。
しかしこちらも作画とストーリー性のクオリティはかなり高く、ちゃんと私好みのガチムチキャラも用意されてますよ!
でもこっちは基本ストーリーがレストラン経営なので、いまいちドラマチックな展開になりにくいんですよね。
さきほどご紹介した『イケメン王宮』のベタだけど王道なラブストーリーと比べると、ちょっと恋愛にのめり込みにくい。
その点を補うためなのかどうなのか、必要以上にエロいミニゲームが用意されているのが『ときめきレストラン』最大の特徴であります。
これがそのミニゲームなんですけど、内容をざっくり説明しますと、「好感度が上がったイケメンアイドルの全身をまさぐってアンアン喘がせる」というものです。
もちろん私の好きなガチムチも喘ぎます。
この必然性のないエロス満載のミニゲームを終えると、なぜか主人公の体力が回復し、おまけにお店まで繁盛してしまうという、謎システム。
このミニゲームのおかげで、主人公が完全に痴女としか思えなくなって、より一層感情移入しやすくなりました!
最後にご紹介するアプリは、『妄想彼氏メール』。
このアプリは、5人のイケメンの中から好きな相手を選び、恋人になってメールのやりとりをしていくというもの。
メール画面の作り込みがカンペキで、かつ一日に2、3回程度というリアルなメール頻度が効いていて、本当に誰かとメールのやりとりをしているかのような気分にさせられます。
メールへの返信は、2-3パターン程度の中から選んで返すという方式。
ここまでは普通のゲームというか、むしろちょっと地味すぎる感もあるのですが、ゲーム画面をよくよく見てみると......
なんとこのゲーム、公然と浮気システムを組み込んでいるんですねぇ。
確かに恋愛シミュレーションゲームって、さきほど紹介した『ときめきレストラン』もそうですけど、同時に複数の男の人の好感度を上げてイチャイチャすることもできちゃうので、冷静になって考えるとどう見ても浮気なんですけど、公式にはそれは浮気じゃないことになっていました。
しかしこのゲームでは、浮気彼氏は自分が浮気相手であることを承知のうえで付き合い、あくまで二人の関係の主導権は女性に握らせる、というのだから驚き。
女性の浮気を公式に認めた恋愛シミュレーションゲームって、もしかするとこれが初めてなんじゃないですかね。
現実に自分が浮気をするのはリスクが高すぎるのでなかなか出来ませんが、せめてゲームの中でくらい複数の男性からモテモテになりたい!
そんな乙女のささやかな欲望を叶えてくれるのが、本作なのではないでしょうか。
以上ご紹介した3つのゲームは、すべて基本的には無料ゲームアプリなんですが、どれもこれもこだわりを感じる良作揃いでしたねぇ。
おかげさまで病床でも楽しく疑似恋愛することができ、ちょっと性欲が回復してきたので、オナニーも通常運転に戻りつつあります。
次回はもうちょいエロ要素を濃厚にした乙女ゲームにも手を出したいなぁ......と思う秋の夜長です。
(続く)
13.09.28更新 |
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