毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa. |
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onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
ぼんやりしていたら新年早々誕生日がきて、また一つ年をとってしまいました。
ついに四十路に突入! うあぁぁぁぁぁ!!!
いやあ、しかし冷静に考えてみると四十にもなってオナニーマエストロとか言ってんの痛いよなあ……。
ひかれないよう今年の誕生日は素知らぬふりでやり過ごそうと思ってたんですが、やっぱり黙っていられませんでした(なぜなら面白いから)。
ちなみに40歳初の姫始め(むろんオナニー)は四十路熟女AVをオカズにしてみました。いわゆるひとつの縁起物ですな。ふふふ。
同じ誕生日の有名人はアイザック・ニュートンと竹内力。オナニーマエストロ遠藤@40です。
今回は、元・バンドギャルで現・子ども電話相談のお姉さんという普通なようで普通でない彼女に、甘酸っぱい青春時代オナニーについて聞いてみました。
■デザートは別腹!
シブメグ「あの、変な話なんですけど、学生時代、家庭科の時間にミシン使った後ってオナニーしたくなりませんでした? ドドドドドドド……っていうあの振動が股間に響いてキュンとくるっていうか」
――いきなり何を言い出すんですか(笑)。シブメグちゃんは、いつ頃そんな甘酸っぱい欲望を感じたの?
シブメグ「バンギャルとして目覚め始めた頃だったから、中学2、3年かなあ。私、ビョークがすごい好きだったんですよ。私が15歳の時に、彼女がソロになる前にやってたシュガーキューブズってバンドが初来日したの。で、アルバム写真でヴィヴィアン・ウエストウッドのジャケット着てるのを観て同じ服着て公演を見に行きたいって思って自分で作ったんです。ベルベットの生地を買って、家庭科の先生に頼んでパターンにおこしてもらって……それを一緒に放課後家庭科室で縫ったんですけど」
――ああ、それでミシンにつながると。先生は教え子のためだと思ってミシン踏んでくれてたのに、こっちは振動にムラムラしてるっていう。ひどい生徒ですねえ。振動にムラムラくるってことは、その頃はもうオナニーはしてたの?
シブメグ「してましたね〜。でも、オナニーよりも初体験のほうが早かったです。14歳のときだったから」
――バンギャルだったり洋服一から作ったり、私から見るとものすっごい行動派の中学生ですよ、早熟というか。あの、やっぱりセックスをしててもオナニーはするわけですか。
シブメグ「それは別モノです(笑)。中学生の血気盛んな頃にセックスを覚えちゃったんで、オナニーで気持よくなれるのはありがたいなあと思ってました。したいときにできなくても、性欲をコントロールできるから。
――オナニーに罪悪感はなかった?
シブメグ「罪悪感は……あんまりなかったですね。こういうのってサブカル女子の嫌なところだと思うんだけど、私たちだってセックスして生まれたわけだし別にイイじゃんみたいな、妙に理性的な考えが働くんですよ。相手がいないからって他のどうでもいい人とセックスするより、好きなオカズでオナニーしたほうがいいかなとも思うし」
――なんてこなれた中学生……言ってることがOLみたいだよ! 子供電話相談室のお姉さんて、結構天職なのでは? じゃあ、オナニーではちゃんとイケてたんだ。
シブメグ「オナニーでイクようになったのは17か18のときですね」
――ああ、私もそんな感じ。イクのがわかったのって20歳くらい。それまでは漠然といじってただけだったんだけど、初体験でクリトリスの場所がわかってからイケるようになった(笑)。シブメグちゃんと私はわりと同年代なんだよね。あの頃って今ほどエロ系の情報がなかったから、オナニーするっていってもやり方がよくわからなかったりしなかった?
シブメグ「うんうん。私の場合はですね、ずっと手のひらで触るようなやり方をしてたのがある時から指でやるようになって、気持ちいいポイントをうまく突けるようになったんですよ。私は初体験早かったんだけど、実は自分自身はそんなに盛り上がってって感じじゃなかった。彼は10歳年上で大人だったから避妊とかもバッチリだし「よし、じゃあいっとくか!」みたいな感じだったんです。ヤリたくてしょうがないっていうよりは、大人と子供の壁をとっぱらってくれたことのほうが嬉しかったんですよね。気持よさとかは二の次で、だから自然にオナニーに手が伸びたのかもしれない」
――胸キュンだなあ。その後も、セックス相手というか彼氏は途切れることなく……?
シブメグ「途切れることもありましたけど、わりといました」
――うう……。じゃあ14歳からセックスのある生活を送っていたと。でもオナニーもして月に何本もAV買うわけですよね。素晴らしい両立っぷりだ。いよっ、文武両道!
シブメグ「お腹いっぱいでも、デザートは別腹なんですよ、ふふふ」
屈託なくすくすくとエロライフを満喫していた感のあるシブメグちゃん。
私が14歳の頃って何してたっけ。夕焼けニャンニャン観てた記憶しかないや。
ああ、おばちゃんもう眩しくて目をあけていられません……。
■エマニエル夫人と裏ビデオと芸術新潮。
――初体験の早い子と遅い子って、オナネタも違うんですかね。ちなみにシブメグちゃん中高生のときのオナネタはどんなものを?
シブメグ「中学の頃、深夜テレビで『くりいむレモン』てアニメをやってたんですけど」
――ああ、ああ!
シブメグ「それを夜中にガン見して、頭の中の“エロバケツ”(日常生活で目にしたエロいものを溜めておくバケツらしいです……)にキープしてオカズにしてましたね。『くりいむレモン』に出てる女の子ってロリで自分と同じくらいの年令設定だったから、いろいろシンクロしてるなーなんて思いつつ。あ、あと思い出した! 夏休みになると毎年絶対に木曜洋画劇場で放送される『エマニエル夫人』」
Iさん・遠藤「あはははは! ありましたねえ」
シブメグ「鉄板ですよね。あと『エマニエル夫人』が放送されると、ゴールデン洋画劇場のほうでは『青い体験』をやるんですよ! あれはけっこうオカズになった。テレビ東京で昼間にいきなりやってるB級映画とか、ヘンにエロくて興奮するんですよ」
――なるほど、中高生の頃はなんというか普通ですよね。そのわりに彼氏のAVに興味を覚えてからの情熱がすごい(笑)。『くりいむレモン』や『エマニエル夫人』流れの少女は、恥ずかしくてAVなんて買えないと見くびってました。あ、もしかしてオナネタ買うときはサブカルを隠れ蓑にしてたとか?
シブメグ「うー、正直それはしますって。すみません、懺悔します、私、最初はサブカルを隠れ蓑にしてオカズ買ってました! 自販機本とかもサブカルって名目で……」
――自販機本もサブカルなんだ。いいなあ、サブカル万能じゃないですか(笑)。私は田舎で教育県だったんで近所で見かけたことないんですけど、当時はそんなにたくさん売ってたんですか?
Iさん「マンガの有害図書規制の機運が盛り上がったときあったじゃないですか。あの後グッと減ったんですけど、それまではけっこうありましたね」
シブメグ「そういえば、うちの近所で自販機本が置いてあったところって今全部お米の自動販売機になってますよ」
――米と同じ感覚で自販機本が。もはや生活必需品じゃないですか。そういえば、酒屋でやってるコンビニもなぜかエロ本率が高いですよねえ。……はっ、米関係はエロと密着してるな(笑)。
Iさん「僕も青少年の頃『S&Mスナイパー』と『マニア倶楽部』は酒屋のコンビニで買ってましたよ」
シブメグ「私は地元が湘南なんで、入手しやすかったっていうのもあるかも。あのあたりって自転車ちょっと飛ばせばいくらでも自販機があった。中学時代の裏山には『スーパー写真塾』がさんざん捨ててありましたしね」
――あー、海老名とか厚木とかってすごくエロ本落ちてそう!(暴言)いい環境ですねえ〜。
シブメグ「あと、高校生の頃は裏ビデオもよく観てました。ちょうど渋谷のセンター街で渋カジやチーマーが幅を利かせ始めた頃で、その流れで女子高の中に裏ビデオが蔓延しだしたんですよ」
――え、わかんない。なんでチーマーが幅を利かせると女子校生が裏ビデオ観れるの? “風が吹けば桶屋が儲かる”的な?
シブメグ「彼氏がチーマーで、ヤクザ者にカツアゲ状態で裏ビデオ買わされてた子がいたの。昔のパー券と同じですね。そういう子が『観る?』っていうから『観る観る!』って。だからヤクザさんのハメ撮りとかやたら観てました。女子校生なのに(笑)」
Iさん「じゃあ、ファーストアダルトビデオは裏モノ?」
シブメグ「そうです。背中に彫り物バーッて背負ったヤクザさんがフンドシ締めてセックスしてるようなやつ。で、笑っちゃうのが、女の人は顔を観られたくないんでしょうね、テングのお面をしてるんですよ!」
――むはははは、テングのお面! 抜けねえ!! でもいいなあ。バブル時代の都会の子ってそんな思いをしてたのか! すっごい羨ましい……。あれ、なんか鞄の中にまだ甘酸っぱいものが入ってそうなんですけど。
シブメグ「あ、これもすごくいいんですよ。見てくださいよ!」(と、鞄をガサゴソ)
――うわ、こりゃまたサブカル隠れ蓑ど真ん中じゃないですか。でもこれ、芸術とはいえ結構どぎついですよ。エロマンガだったら絶対に消し入りそうなモノがズバリ出ちゃってる。春画に描かれてる人たちってフリークス的なデカチン&デカマンですよね。それにすっごいカリ高(笑)。シブメグちゃんは、やっぱり初体験が裏ビデオだったからこういうダイレクトな描写がそそるの?
シブメグ「いや、どっちかっていうと裏ビデオは『こんなの観ちゃっていいのかなー』って気持ちになるんで苦手。ダイレクトな描写っていうより、こんなえげつないことしてるくせに、能面みたいな顔ですましてるっていうのにグッときます。素知らぬ顔でヤッてるのとかいやらしくないですか?」
――マニアック! 私は逆だな。局所だけ観るぶんにはオカズになるけど、ちょんまげとか見ちゃうと萎える。うりざね顔でセックスかよ、みたいな。うわ、これ超ディープキスしてるじゃん! 立ちバックとかもあるのね!!(←なんだかんだ言いつつ興奮の色が隠せないマエストロ)
シブメグ「ほら、この絶妙な亀頭の色とかを出すために刷り師が何色も重ね刷りをしたりして頑張ってると思うと泣けません? 江戸時代の性具なんかも載ってるし、これなんて、絵の周りにびっしり喘ぎ声が書いてあるんですよ。今で言ったらゴールドマン監督の淫語劇みたいなもんですよね。こっちなんてレズビアンだし、江戸時代の性ってすごく自由ですよね」
――うわーこの人、ありえない上付き具合!(←せっかくのアカデミックな話を聞いてないマエストロ)こっちなんて顔がマンコになってるし、改めて観ると春画ってめちゃくちゃだなあ。でも、中高時代に見たら確かにこれ買いますね。むろんオカズ目的で。
シブメグ「でしょう〜? こういう、こなきじじいみたいなおじいさんとキレイな娘さんがヤッてる図とかも、今のAVに通じますよね!」
おお、なるほど確かに!
ていうか、ほんとにガッツリAV観てるんですねえ……。初体験早くて真面目な仕事についててHカップのちゃんとした女性にAVに詳しくなられると、オナニーマエストロ的には不利なんですけど……。
ちょっと焦りながら、最終回に続きます。
(続く)
11.01.15更新 |
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