
↑スーパーの特売で老母が買ってきた豆まき用のパック豆(そのへんは特にこだわりないらしい)。ところで、豆まきの後は年の数だけ豆を食べると健康に過ごせるってことになってるらしいですが、果たしてあんな硬くてうまくもないものを40粒も食べられるもんなんでしょうか。ばあちゃんなんて96粒ですよ。むしろ死ぬだろ。
毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
96歳の大年寄りを中心とした田舎の家庭(しかも本家)であるため、季節の行事にはちょいとうるさい遠藤家。
つい先日は節分ということで、厳かに恵方巻きを食らったあと、家族3人で楽しく豆まきをいたしました。
料理番組で男性タレントが「豆大好きです!」とか言ってるのを見ると胸がキュンとしてしまう今日のこのごろ。皆さんお元気ですか。オナニーマエストロ遠藤です。
「鬼は外〜! 福は内〜!」
と豆をまく老母の後ろを、サポートメンバーである私が、
「ごもっともォ!」
と大声で相槌を打ちながらついていく、というスタイルなのですが、友人にそれを言ったら「そんなやり方見たことない……」と言われました。
ウソでしょー。みんなやりますよねえ?
「鬼は外〜!」「ごもっとも!」
「福は内〜!」「ごもっともごもっとも!」
って。……え、ウチだけ?
どうりで近所の人たちがじろじろ見ると思った……。
さて、先週いっぱいで無事にバイトが辞められたので天にも昇る気持ちのマエストロ。最近はこたつで昼寝できる幸せをかみしめながら、引っ越しの荷造りに精を出しております。
しかしこれがまあ、びっくりするくらい進まないんですよね。
正直「持ちこめる量なんて決まってるし、こんなの本気出せばちょちょいのちょいだろ」と思ってたかをくくってたんですが、持ち込む量が決まってるからこそ大変だったりするわけです。特に厄介なのが、1000冊以上あるマンガ関係。
ああ、誰か私に教えて。『マスターキートン』と『MONSTER』どっちを持ってくべきなの!?
『ドカベン』は愛蔵版と文庫版両方あるけどどっちを持ってくべきなの!?(文庫版のほうが場所とらないけど、文庫版だと私が好きな山田太郎が柔道部の頃のエピソードが載ってないというジレンマ)

↑丸2日かかってようやくこれだけ決めました。『クウネル』と『セックス障害者たち』が一緒になってるあたり、こじらせてますね。
いやあ、悩む〜。まじ悩む〜。
『美味しんぼ』はとても全巻持っていけないから山岡・栗田の結婚式までの前半を持っていこうとしたものの、よくよく見たら後半の性格丸くなった海原雄山もなかなかセクシーなんですよ。っていうか、ビジュアル的には後半の加齢臭漂う感じのほうが好きだったりするわけで(←フケ専)。
「よし、こうなったら巻数は関係なく“俺のツボにハマる雄山”だけを持っていこう!」なんて思って1巻から読み返し始めちゃったからさあ大変。そりゃ進むわけないよな……でも雄山ステキ……ぽわーん。
……ああ、いかんいかん。こんなことをしてたらアッという間に時間が過ぎていってしまう!
マンガもだけど、エログッズのほうも早くセレクトしなくちゃ間に合いません。ていうか「オナニー平和主義」的にはむしろこっちのほうが重要問題です。
“ティム・ガンのファッションチェック”(NHK教育テレビで放送してたファッション番組) でオシャレスキルを上げたニューヨークレディ達のように、数は少なくとも自分に本当に必要なエログッズを見極めれば、かえってオナニースキルはアップするはず。
そう考えて、前回は番組中に出てくる“ティム・ガンの10の基本ファッションアイテム”をパクった“遠藤の10の基本エログッズ”を決めたんですよね。
“マエストロが厳選した10の基本エログッズ”
1、ローター
2、電マ
3、奥を刺激する一本バイブ
4、Gスポットを刺激するバイブ
5、持ち運びのきくバイブ(旅行中や買い物中、ムラムラしたときに使えるもの)
6、アナルバイブ
7、トレーニンググッズ(ヴァギナバーベルなど、感度の向上に役立つもの)
8、気持ちを盛り上げてくれるバイブ(道具としての機能はイマイチでもそれを使うとオナニーのテンションがあがるもの。リアルディルドなど)
9、おもしろ系バイブ
10、ローション
※ボーナスアイテム

↑連載100回目のときに二人で撮った記念写真。マルちゃんも遠藤もとっても幸せそう!(やばい、なんか愛しすぎて泣けてきた……)
おお、すごい! あんなに進まなかったエログッズ選びが、嘘のように着々と進んでいくじゃあないですか。まさに夢のメソッド。
結局、チューハイ飲みながら1時間足らずでチョイスし終わってしまいました。もしかして私ってすごいんじゃないの?
というわけで、マエストロがこれまで試した中から選んだ“10の基本エログッズ”はこちら。
世の中には星の数ほどエログッズがあるけど、実際に使った中から10個選ぶなんて機会なかなかありませんよ。ちょっと奥さん、メモらなくちゃ損!
“マエストロが厳選した10の基本エログッズ”
1、フェアリーポケットミニ(参考価格:4000円)

↑ローターサイズなのに振動の強さはしっかり電マの小さな巨人。携帯の充電器やUSBで充電できるというのも素晴らしい!
2、無段階コントロール電マ・フェアリー(参考価格:2500円)

↑マエストロのオナニー人生における黒船となった逸品。もうこれなしではいられない一生モノ。
3、セミリアリスティック(参考価格:7200円)

↑ドイツ製の骨太バイブ。強力かつ丈夫!
4、イケるんです(参考価格:2000円)

↑マエストロが初めての中イキを経験したバイブ。ソウルメイト的な意味合いで選んでみました。
5、LELO NEA(参考価格:12000円)

↑スウェーデンのメーカーが作ったオシャレローター。小さく静かで充電式。そして最大のポイントは人に見られてもローターとばれないところ。
6、ソフトエネマローターベルガ(参考価格:1200円)

↑小さい初心者向けのアナルバイブ。アナル関係も一つくらいはそろえておくのが淑女のたしなみですね。
7、スマートボール(参考価格:3200円)

↑マンコの締まりをよくする器具。ぶっちゃけあんまり効果は感じなかったけど、自分が女だということを忘れぬために選んでみました。四十路ともなるとどんどんユルくなりそうだしな。
8、PENIS-ABDRUCK-SET CLONE-A-WILLY(参考価格:5000円)

↑オナニーマエストロという職権を乱用して作らせてもらったチンポ型バイブ。一生もの。ディルド制作キット自体は5000円くらいだけど、男優さんのチンポはプライスレス!
9、ニューミニたん(参考価格:7800円)

↑おバカなルックスのクンニマシーン。でもけっこうキます。あっためてローションつけて使うと一味違う。
10、アストログライド(参考価格:1500円)

↑NASAの技術者が開発したというスーパーローション。少量ですんで長持ち! 無臭なところもいいです。
どうですか、お客さんっ! ああ、ほんとにほれぼれするようなバランスのとれた美しいセレクト……。
まあ、実際に使ってみたマエストロ以外にはこの満足感はわかっていただけないでしょうが、いいのいいの。どうせオナニーなんて自己満足なんだから。
何はともあれ、この10のアイテムを愛媛みかんの段ボールに詰め込んで新居に連れていくことに決めました。はからずも小さめのグッズが多くなったので、思ったよりも場所とらなさそうでその点もニンマリです。
よし、これでオナニーグッズは引越し準備完了!
……と思うでしょう。ところがどっこい、まだやることは残ってます。
そう、ちゃんと正しいセレクトができたオナニストにはボーナスアイテムを選ぶ権利が与えられるんですよ(“ティム・ガンのファッションチェック”に習って勝手に決めた枚ルール)。
強力なやつを選んで、新居での一発目のオナニーに華を添えたいところ。うふふ、どうしようかなあ。
あ、マンガの整理がまだ途中だったっけ……。
(続く)

(C)花津ハナヨ
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛する三十路独身女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(16歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。
遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」
11.02.12更新 |
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