↑ベープ（みたいなやつ）とサラテクトとウナコーワ。こんなに万全に虫さされ対策をしているのにもかかわらず真っ先に蚊に刺される私。そのうえ傷が残りやすい体質なので、現在おばちゃんの腕や足は根性焼きのような痕でいっぱいです。水玉模様の四十路……。なんかもう人生どうでもよくなってきた。
毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
内職しようと思ってパソコンの前に座ったら、なんだかお尻がむずがゆい。我慢できないほどにむずがゆい。
「おかしいなー、カンジダはもう治ったはずなんだけどなー」と思い、勇気を出して鏡で見てみたらなんとアナルを蚊に刺されていました。
……い、いつのまに！！
当たり前ですが、おばちゃんはヌーディストじゃありません。毎日きちんとパンツを穿いて暮らしています。尻を出すなんて風呂に入るかオナニーしてるときくらい。なのにどうしてこんなことに……。
ああ、かゆい。かゆいかゆいかゆいかゆいかゆい！！！
染みるのをぐっとこらえて腫れたアナルにウナコーワを塗っていたら、なんかもう人生がどうでもよくなってきました（もちろんポーズは四つん這い）。
そんな夏の終わり、みなさんいかがお過ごしですか。オナニーマエストロ遠藤です。
うー、しかしどうして私ばっかり蚊に刺されるんだろう……。
考えてみれば昔からそうでした。元気良く庭で遊んでいると、30分後には体中が奴らの餌食に。鼻の穴（しかも左右両方）を刺されて窒息しそうになったり、足の裏を刺されてドン引きするほど腫れあがり、仕方なく松葉杖で学校に行ったりしたこともあったっけ。
まあ体質だと言われたらそれまでですが、それにしたってアナルは初めてだよ！
部屋が一階ですぐ隣が藪だからでしょうか？ いずれにしてもこれじゃおちおちオナニーもできやしません。キー！！！
こんなに蚊に刺されるなんてあまりにも理不尽なので「せめて原因だけでも」と“蚊に刺されやすい人”で検索してみたところ、蚊っていうのは二酸化炭素に寄ってくる性質があるそうで、
・酒飲み
・汗っかき
の人が最も刺されやすいことが判明。そりゃしょうがないか……刺されても。
なんでも、肝機能が下がると身体が酸性になり、身体が酸性になると呼吸が増えて二酸化炭素放出量が増えらしいです。
「つまり、蚊にさされやすいということは、体がよくない状態にあるというわけです」だって。ああ、なんかもう死んじゃおうかな……アナルかゆいし｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
そんな感じで不健康のお墨付きをもらいながらも、前回に引き続き、歌舞伎町のビデオボックスで3DAV観賞中のマエストロ。
暑い中、滝のような熟女汗を流しながら出かけたというのに、「うち、AVしかありませんよ？」という店員のいらぬ気遣いと（そもそもAVを観にきてるのですよ私は！）、初めて目にした3Dテレビの操作に手間取って、なかなか目的を遂げることができません。
「これじゃあ1本も観れないうちに退室時間がきてしまう！」
あたふたと焦っていると、トゥルルルルル……フロントから電話が。
な、何？ もしかして「女子お断わり」とかいうんじゃないでしょうね。いや、それならまだいい。フロントの兄ちゃんに「AV好きの欲求不満熟女がいる」とか思われて、あんなことやこんなことを強要されるなんてことになったら……。
ああ、そうよ。だって今このビルにいる女はたぶんマエストロ一人。そしてここは東京きってのいかがわしいゾーン歌舞伎町。フロントの彼だけならまだしも、飢えたサボリ中の営業マンや、飢えたリストラサラリーマンや、飢えたご老人（シルバー客もけっこういた）がこの狭い個室に一斉に押し寄せてきたら、わたくしの細腕（？）じゃあ抵抗なんてできっこありません。どうしよう……ダメよ……ジュン……。
震える手で受話器をとるマエストロ。
「あ、もしもしフロントですぅ。すみません、さっき渡した鍵と伝票なんですけど、間違って306号室の渡しちゃったみたいで……これから交換に伺ってもよろしいでしょうか」
――あ、そうですか。は、はい、いいっすよ。
↑よく見ると確かに「306」って書いてありました。部屋番号は309。気づけよ、俺。
ぼんやり待っているとさっきのフロント兄ちゃんがやってきたので、ついでに3Dテレビの使い方を教えてもらうことに。
実を言うと最初に「テレビの操作方法は大丈夫ですか？」と聞かれたときに「大丈夫っす〜」と安請け合いしていたのでちょっと恥ずかしかったんですが、背に腹は代えられません。
慣れた手つきでちょちょいとリモコンを操るお兄さん。
おかげで自分で悪戦苦闘するよりも数倍サクサクとセッティングに成功。ケガの功名ってやつですね。
しかしこれ、けっこう操作が複雑（私みたいなメカ音痴にとっては、ですけども）。
さっき廊下で見たシルバー客なんて、絶対自分じゃできないと思う！
↑壁に貼ってあった3Dテレビの設定方法（焦っててピントがずれてる……）3Dメガネのほうも電源入れたりしなきゃいけないみたいで、昭和生まれの想像をはるかに超えたメカニックです。
ちょっと自信なくしたけど、とにかくテレビのほうは映るようになったからいいでしょう。
部屋にしっかり鍵をかけて（さすがビデオボックス、防音は万全！）、念のため（？）ズボンを脱いで、手元にフェアリーポケットミニをスタンバイ。借りてきた3DAVをどんどん観ていくことに。
えーと、まず最初はタイトル忘れちゃったアニメ作品から。
映画館で観た『トイストーリー3』はかなり自然な感じで飛び出してたし、アニメはイケるんじゃないかと思ったんですが、これはいまいち。なんていうか、絵柄が普通の萌えアニメなんですよね。
『ファイナルファンタジー』に出てくるようなCGっぽい絵柄ならスルッと入りこめると思うんだけど、二次元ぽい絵柄なのでなんか飛び出るほうが不自然に思えちゃう。まあ、これは個人の好みによるのかなあ。ちなみにマエストロは普段アニメをほとんど観ないので、そのせいもあるのかも。
2本目は、どれにしようかちょっと迷ったけど、私にとってはけっこう本命のこの作品をセット。
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↑ミリオンさんの『美3D 超立体おっぱいIカップ』。出ているこの子は松すみれちゃんですね。
というのも、1本目を観てみて、早送りしまくりの流し見でもそれなりに時間がかかるってわかったから。借りた6本＋持ち込んだ2本、計8本を観るのはとても無理と泣く泣く断念。だったら美味しいほうから味わったほうがいいですもんね。
普段から「せっかく3Dを観るなら、迫力ある潮吹きとか熟女の柔肌の質感なんかを楽しむべき」と主張しているマエストロですが、実際に電マを手にしてしまうと気になるのは自分の性癖にあった巨乳モノ。さて、その結果はといいますと……。
家の2Dテレビで赤青メガネかけて観てるのよりは、もちろん全然飛び出てる。3Dメガネについてる色のせいでやや画面が暗くなるものの、肌色が紫っぽくなるっていうストレスも緩和されてます。
正直言って、期待ほどじゃありませんでした。
いや、松すみれちゃんのオッパイは乳輪デカめのエロ巨乳で非常に素晴らしいんですけど、3Dっていうことを第一に考えると、やっぱりオッパイってそれほど奥行きがないんですよ。だったら、足の長い女の子がこっちに向かって足を突き出してるとかのほうが飛び出して見える。でも私は足じゃオナニーできない。うーん、難しいとろこです。
さて、3本目。
お次は2本目の教訓を生かして、ちょっと動きのあるこの作品をチョイス。
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↑ネクストグループさんの『ストリップ劇場3D 美人ダンサー達が魅せる3次元生板ショー！！』。パッケージを見ると「パナソニック社製3DカメラAG-3DA1使用」なんて難しいことが書いてあって、なんか期待が高まります。
おお、これはなかなか飛び出してますよ！
ネクストグループていうのはそれほど大きなメーカーさんじゃないと思うんですけど、比較的初期から3DAV市場に参入してるらしく、いくつも3D作品をリリースしてるんですよね。
そのせいか、パナソニック社製のカメラのせいかはわからないけど、ストリップの舞台上で踊るお姉さんたちがリアルに飛び出して見えて、なかなかの臨場感です。
どうも3Dには、バックとのコントラストとか照明の具合とかも関係がありそう。
そして4本目。
うー、どうしよう。時間的にどんなに急いでもあと2本が限界です。
持ち込みの『3Dコスプレ 乃々果花』と『Mドラッグ みづなれい』は家でも観られるからやめといて……いや、待てよ。『Mドラッグ』は3Dテレビじゃないと観られないサイド・バイ・サイド方式のみの収録なんだよな。あの飛び出すゲロがどんなにグロいかはなんとしても観ておきたいし……。
よし、じゃあ『Mドラッグ』いくか。もう考えてる暇さえ惜しい。急げ急げ、スイッチオン！
お、これもかなり奥行きを感じる映像になってますね。飛び出して見えるよう、構図にもこだわってる感じがする。
そして、ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━！！ イラマチオからのゲロシーン。みづなれいちゃんの端正な顔から吐しゃ物がこっちにむかってドバーッと！
↑「これは写真に収めねば！」と慌ててシャッターを切ったんですが、後で見たらこんなボケボケでした。そうか、3Dメガネなしだと2重に見えるんだよな……。
いやはや、これは予想通りの迫力。なんだかんだ言ってやっぱり3Dには汁が合うんでしょうか。
そしてラストの1本は……うーん、どうしよう。
迷った末に、「もう一度汁の洗礼を受けておくか」とこの作品にしました。
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↑グレイズの『3D潮吹き』。いかにも「3Dだ」ってことだけを推してるタイトル＆パッケージです。
「潮吹きも押さえとくか」って軽い気持ちで手に取った作品だったのであんまり期待してなかったんですが……いやー、なんとこれが大当たり！
内容はまあ普通の潮吹きAVなんですけど、結果的にはこれが一番の飛び出し具合でした。
うーん、そんなに撮り方とか工夫してるようにも思えないのに、なぜだろう……と思ってよく見たら、ああなるほど！ 他のはDVDだけど、これだけはブルーレイディスクでした。しかもハイビジョンコレクションて書いてある。要するに、他の作品よりも画像が段違いで綺麗なんですね。
そうかー。やっぱ3Dってハイテクなのねえ。というわけで、「3DAVを観るならDVDよりは断然ブルーレイ！」という真実を得たところでちょうどタイムアップ。
滞在時間、1時間20分。ほんとは2時間までOKなんだけど、この日は後に予定が入っていたので、そそくさとズボンを穿き借りたDVDをまとめて泣く泣くビデオボックスを後にしました。うう、無理すればあと1本くらい観れた気もするけど、それで遅刻したら元も子もないもんなあ。
まあ、ビデオボックスはいつでも来れるしな。次来たら、絶対にブルーレイを借りるようにしよう。うん。
そして後日談。
ここまで後ろ髪引かれてビデオボックスを切り上げたのに、この日行った映画の試写会は満席で入れませんでした。ちくしょう、だったら『3D 美熟女大饗宴』も観たのに……。つくづく運の悪いマエストロなのでした。
（続く）
（C）花津ハナヨ
遠藤遊佐 ＡＶとオナニーをこよなく愛するアラフォー女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値（１６歳から３４歳までの無職者）から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。ＡＶ好きが昂じて最近はＡＶ誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。
遠藤遊佐ブログ＝「エヴィサン。」
11.09.10更新 |
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