毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
えー、恥ずかしながら最近またゲームにはまっております。
寝る間も惜しんで何をプレイしているかといいますと、今流行りの『NEWラブプラス』……とかじゃなくて、なぜか今さら『バイオハザード』。それも最近出た3DS版じゃなく、5年前に発売されたWii版の『バイオハザード4』。
買ったものの深夜にプレイするのが怖くて5年間寝かせておいたんですけど(←バカ)、引きこもりのお供にと思って始めたら、いやあ、面白いのなんの!
毎日数時間は余裕でやってますね(おかげで二度寝しなくなった)。
ショットガンの撃ち過ぎで四十肩がハンパないけど気にしない。あと、コントローラー振るたびに腹がブルブル揺れるけど、それも気にしないよ! オナニーマエストロ遠藤です!
ちっ、この触手ゾンビなかなか死なないんだよな……しょうがない、仕事すっか……(手をブルブル震わせながら)。
……というわけで! 現役女王様のオナニーインタビューも今回で3回目でございます。
初のSMバーは母親同伴、ディズニーランドのように思っていたというレナ女王様。話を聞いてると、なかなかエロスの匂いがしてこないんですが……。
■女王様も濡れるんですか?
――彼氏ができた頃から、SMバー行ったりアダルトショップ行ったりしてガーッとはじけてますよね。彼氏はSMバーのことは知ってたんですか。
レナ 知ってましたよ。でも一緒に行ったりはしないし、俺にはそういうことしないでいいからって言ってました。話も聞きたがらないし。性生活もまったく変わらなかったし。「それはそれ、これはこれ」みたいな。
――こなれてるよなあ。あの、失礼かもしれないんですけど、もしかしてレナさんってSMに性的興奮を感じないタイプ? 興味とか単に面白いからやってるとか……。
レナ いや、性的興奮ありますよ。ただ、体じゃなく脳が興奮する感じですよね。それと、幼稚園・小学校のときにおじさんに仕返ししたいと思ったのが叶って、征服欲とか支配欲はすごく満たされました。ずっとトラウマとして残ってたのが浄化されたというか。SMをやったことでそこらへんのモヤモヤが全部解消されたんです。
――なるほどなあ。あの、女王様ってそうやってM男をいじめても濡れるのかなって思うんですけど、実際のところどうなんですか? 脳が感じるのでも濡れる?
Iさん 遠藤さん、それは濡れるに決まってますよ。女王様がプレイをしてて「私濡れてないわよ」っていうのは、女の人が「私オナニーなんてしてません」ていうのと同じです!
――え、まじ?
レナ 絶対に「濡れてる」なんて言わない女王様もいますけどね。もう、そういう話をふる時点で「下品!」みたいに言って話したがらないの。あと割り切って「私バイト女王だから。SでもMでもないし」っていう人もいます。でも、そういう人はそういう人で需要があるんですよ。
――なんで?
レナ「ああ、お金としか思われてないボク!」っていうのに興奮するM男がいるから(笑)。「この方は本当はSなのに、まだ気づいてらっしゃらないんだ……」とか物語をつくったりね。
――なるほどね〜。深いわ〜。そうやって考えるとM男って最強の生き物ですね。
レナ 私が今までSMで一番興奮したのって、お店で初めて針プレイしたときなんですよ。SMバーに客として行ってたときはやったことなかったんですけど、お店のコラムに「針やったことない」って書いたら「私をどうぞ実験台にしてください」っていうお客さんが来て。フル勃起のおちんちんに針を刺したとき、脳が気持ち良すぎて失神するかと思いました。
――え、ちょっと待って。それってどこに刺すんですか。皮?
レナ いや、亀頭にブスッと。
――直に! うわ、痛い痛い痛い!!!(←ヘタレ)
レナ 後でちゃんと針プレイのやり方は勉強したんですけど、そのときは「血が止まらなくなったらどうしよう」とか考えて刺す直前まで震えが止まらないくらい動揺してたんですよ。でも実際に挿したらその人もさらにグインと勃起して。
――それはやっぱり、そのドキドキ感がリアルに伝わってきて興奮したんですよ。
レナ 新人女王様にいろいろ教えるのが好きなベテランM男さんだったみたいで。めちゃくちゃこなれてましたね。「どこに刺してもいいっすよ、俺大丈夫なんで!」って、すごいフランクにやらせてくれた。ほんと、いろんな人がいますよ。
■この母にしてこの子あり
――なんかSM話が新鮮でいろいろ聞いちゃうんですけど、そろそろオナニー話をガッツリと(笑)。
高校1年で彼氏ができるまでは、実生活でのエロはほとんどなかったって言ってましたけど、オナニーのほうは……。あ、聞き忘れてましたけど、しますよね? オナニー。
レナ はい、オナニーは小学校5年生から。
――そのときってまだ変態さんにバリバリつけ狙われてた頃ですよね。レナさんて案外オクテっぽいですけど、その頃は普通のセックスというもののイメージは頭にあったんですか。
レナ うーん、まったくなかったですね。小学1年ときの写真おじさんが「股を触ると気持ちいいんだよ」って言ってたのはずっと気になってたんですよ。でも、トラウマで触っちゃいけないもんだと思ってたんですね。それが何かのときにふと触っちゃって「おや、気持ちいいな」と。それが始まりだから、中に何かを入れるっていうのはいまだにダメなんですよ。
――そうなんですか。じゃあ下世話な言い方をするとクリ派ってことですね!(嬉々)
レナ その頃は親に見つかりそうなくらいやってましたよ。もう、隙あらばって感じで。親にも絶対ばれてたと思うなあ。そういえば、このあいだ母が東京に遊びに来たときに「どこに連れてってほしい?」って聞いたら「新宿二丁目」って言うんで、ひげガールと二丁目のゲイバーに連れてったんですけど、そこで母が保育園の頃からオナニーしてたことが発覚して。
――母とオナニー話しますか! 私もさすがにそれはない!
レナ 店の人たちが「いつからオナニーしてた?」みたいな話をしてたら、いきなり母が「私、保育園よ」て。
――いきなり入ってきちゃったか! しかも娘よりずいぶん早いという(笑)。
レナ 私は、小学校5年生からオナニーしてたってことすら親に言っちゃいけないし言うことでもないと思ってたから、自分よりも断然早い段階でしてたっていうのを聞いて「この母にしてこの子ありだな」って。
――お母さんとしては「やだわ、うちの子オクテでどうしよう」くらいに思ってたんじゃないですか。二丁目に行くくらいだから今もはじけた感じのお母さんなんでしょ?
レナ 生理があがってようやく落ちついたんですけど(笑)。そんなふうになんでもぐいぐい聞いてくる人なんで、高校1年で彼氏ができたときにも当たり前のように「あんた、初体験どうだった?」と。「痛かった? どやった?」って。
――「どやった?」って(笑) 大阪イズム! レナさんはなんて答えたんですか。
レナ 「そんなん聞かんといてや!」って。私、四つ下の弟がいるんですけど、彼もたぶんすごい迷惑被ってるんですよ。私が家に帰ったら、弟が隣にいるのにお母さん嬉しそうに「今日さあ、静かにしてるからなんだろうと思ってドア開けたら、この子オナニーしててん!」とか言うんですよ。
Iさん ははははは、かわいそう〜!!
――そりゃトラウマですよね。私も親に見られたことあるけど、兄妹にバラされるってのはないわー。
レナ ほんま、グレるからやめたり!って。
Iさん グレるんだったらまだいいけど、羞恥マゾになったらどうするんですか!
――そうですよ!! しかも微妙に近親相姦で親子どんぶりまでからんでる。
レナ で、案の定その後初めてできた彼女が12歳年上で。「こりゃ弊害きたな……」と思いましたね。
■初オナニーのオカズはラブシーンとオッパイ
――オナニーのオカズって何ですか? 最初のオナニーってやっぱりSM的なことを考えて……。
レナ いやいや、全然逆。普通の映画とかです。
――普通の映画?
レナ 子供の頃って、映画でHなシーンが出てくると必ずお父さんに目隠しされてたんですよ。でも、見ちゃだめだと言われると見たくなるじゃないですか。そういう普通の洋画にちょこっとだけ出てくるラブシーンをこっそり観てオカズにしてました。あとやっぱり「Hなこと=オッパイ」みたいなのがあって、オッパイには興味津々でしたね。お父さんが留守のときに映画のビデオを漁って「この映画にはオッパイが出てたはず」って観たりとか。
――それはエロじゃなくて芸術的な普通の映画? なんかびっくりするくらい普通ですねえ……。初のオカズは普通の洋画のヌードシーン。
レナ そうですね。中学生男子のようにわずかなおっぱいを思い返して。
――身近にもっとエロいレディコミが転がってるのに、わざわざそっちに行くんですね。
レナ かけ離れすぎてたんだと思います、レディコミは。もう日常じゃなく別世界って感じでしょう。マンガの中でだけこういうことが行なわれているんだろうなと思ってたんで。
Iさん 小学5年生の初オナニーから初体験まで何年かあるんですけど、その間にオナニーはどう成長していったんですか?
レナ 最初は指で触るくらいだったんですけど……あの、途中で家のお風呂のシャワーヘッドが変わったんですよ。
遠藤・Iさん ああ、ねー(うなずく)。
レナ マッサージ機能、バーッと出るんじゃなくてピンポイントでタッピングするみたいにお湯が出る機能がついたんですよ。そこからもうシャワーオナニーし倒すようになりましたね。やたらお風呂時間が長くなって。
――気づいてしまったわけですね! イッちゃうみたいな感じはあったんですか? それはまだ後?
レナ 「なんかやばいぞ」って思うところまで行ってたんですけど、なんか一線を越えちゃいけないっていうブレーキがかかって、セーブしてました。
――オカズに変化はありました?
レナ 相変わらず映画とか……あと、マンガですね。少女コミックとかの、好きな人と結ばれる的な部分とか、まあ、あとはやっぱりオッパイとかを。
とにかくオッパイが好きであると!(笑) いやあ、清々しいほどに男子中学生だなあ。
しかし、洋画に出てくるわずかなオッパイでオナニーしていた超普通な少女が、一足飛びに女子校生女王様になるってなんだか不思議。私なんて小学生の頃は父親の裏ビデオでオナニーするセレブだったのに、今はこの体たらくですからね!(泣)おかしいなあ……うーん。
世の不条理に憤りつつ、次週、最終回に続きます。
(続く)
12.03.03更新 |
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