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onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
先日パン粉を買うため久々に外出したら、ふと見た書店の店先に『ガラスの仮面 48巻』のポスターが……。
えっ、もう新刊出たの!?
『ガラスの仮面』といえばなかなか話が進まない、話がなかなか進まないといえば『ガラスの仮面』、という刷り込みのある我々四十路世代。連載が再開したのは知っていたけど、こんなにきちんと(半年に一度)出るなんて正直びっくりです。
このまま順調に行けば、私の目が黒いうちに完結してくれるかも……ゴクリ……。
新刊を購入した日ばかりはオナニーさえも後回し。どんなに忙しくとも必ず“1巻から最新刊まで一気読み祭り”を欠かさないオナニーマエストロ遠藤です。
確か46巻が出るときはマツコ・デラックスの月影先生、47巻が出るときはデーブ・スペクターの真澄様がポスターだったんですよね。
こうなると次は誰が来るかが気になるところ。私の予想では“デヴィ夫人の亜弓さん”が有力なんですが、どんなもんでしょうか。“叶恭子様の亜弓さん”というのもイイと思ったんですけど、ギャラの折り合いがつかない可能性がありますもんねえ……うーん。あ、待てよ。川崎カイヤの亜弓さんもアリかも……。
……はっ、いかんいかん。なにが悲しくて18禁SMサイトで『ガラスの仮面』について熱く語ってるんだ私は。
最近、WEBスナイパーが18禁のSMサイトだってことを忘れそうになって困ります、年のせいですかね。『花とゆめ』最新号のふろくが“速水真澄の白タキシード・メモパッド”でも、そんなこと気にしちゃダメ! さあ、気持ちを切り替えてローションローション!!
えー、前回・前々回と編集部Iさんに貰った“ローションの素”なるグッズでいろんなローションを作ったマエストロ。これが思いのほか面白く、現在実験テンション上がり気味であります。
実験といっても要は一人遊びみたいなもんですから、私みたいな引きこもりにはうってつけなんですよね。
で、次はもう一つの“スライムバス”なるグッズでローション風呂を試してみよう!ってことになったんですが、前回、冷蔵庫に入れておいたローションを同居人に見つかって呆れられたという経緯があるので、できればこの実験は秘密裏に行ないたいところ。
実は私、入浴剤系のお風呂グッズを試すのはこれで2回目。前回は“エステゼリー”なるゼリー状の入浴剤だったんですが、この手のものって使ってみると「追い炊きはするな」だの「風呂から出たら入浴剤が固まっちゃう前にサクサク流せ」だの、けっこう注意事項が多いんですよ。ただ「風呂に入れて入ればいいんでしょ?」と思ってやっちゃうと、後で焦ってテンパる可能性大。
なので、同居人がいない平日の日中を狙い、心と時間に余裕を持って実験しようというわけです。うーん、大人だ。
というわけで、まずは“バススライム”の説明書きを読んで、使用方法と“使用上の注意”(これ大事!)をしっかりチェック。
使用方法はこのままお湯に入れればいいだけのようですが、問題は使用上の注意です。
お湯が冷める前の排水はもちろんのこと、追い炊き・ジェットバス・24時間風呂での使用も風呂釜の故障につながるのでやっぱり不可。うちは古アパートのくせに追い炊きがついているのであらかじめ切っておかねばなりません。あぶないあぶない。
そして、地味だけどなんといっても一番気をつけねばならないのはこれ。
「浴室や浴槽が滑りやすくなるのでご注意ください」
この一文を読んだ途端、マエストロの脳裏をダチョウ倶楽部がローション相撲する姿がよぎりました。四十路ともなると運動神経もそれなりに衰えてきますから、充分注意しなくては……。
そうでなくても私は、太腿にヘアアイロンを落として10年モノの火傷跡を作ったり、酔ってベッドから落ちて全治二カ月のケガしたりなんてことを日々繰り返しているドジっ子ちゃん。万が一タイルの上ですっ転んで全裸で即死なんてことになったら、68歳の老母に合わせる顔がありません。
あ、やばい。適当なこと言ってたらなんか本気で怖くなってきた……。
一応、脱衣所で準備体操(プールに入る前にするアレ)をし、「滑らない……滑らないぞ……」と受験生のようにつぶやきながら浴槽へ。
使用法に書いてあったように“バススライム”を少しずつお湯の中に投入します。すると……おお! なんかトロトロしてきましたよ!
以前試した“エステゼリー”は大量のツブツブの中に入ってるって感じが気持ち良かったんですが、これはほんとにトロトロ。葛湯のようになめらかな感触です。でも“スライム”と呼ぶにはまだまだかも。
うー、けっこう(ボトル半分くらい)入れたんだけど、もっと入れなくちゃスライム感は出ないか。もったいないけどしょうがない。景気よくドバッと一気に1本いっちゃいましょう。えいっ!
ああっ、しまった!
残った“バススライム”を全部ブチ込んだはいいけれど、今度はボトルに残ってた濃い液が一度に入ったせいか、お湯がところどころ固形に固まっちゃった。
そういえば、使用方法に「よく振ってから少しずつ入れろ」って書いてあったような……。あんなにちゃんと読んだのに、「滑らない」ってことばかり考えて大事なところを忘れておりました。バカだ! バカだ! 大事なことなので2回言ってみました。もひとつおまけにバカだ!
あー、どうして私っていつもこうなんだろ。いい年こいてローション風呂ひとつ作れないなんて……。しょんぼり。
しかし、落ち込んでいてもダマが消えるわけじゃありません。仕方なく、少しずつローションの固まりをほぐすことにしました。せっかくのローション風呂だし、こんな固まりがあったら排水溝に流すこともできませんからね。
でも、これが思った以上に手間がかかるわけですよ。一つほぐしては母のため……二つほぐしては父のため……。
ひきつる手、どんどん冷えてくるお湯。くそぅ、なんでこんなことしてんだろ私(涙目)。
とはいえ、明けない夜はありません。10分も手作業に没頭すると、なんとかダマもなくなっていい具合のドロドロ感になってきました。
さっきまでの葛湯みたいな風呂とは比べ物にならない濃厚さ。ネットで見た謳い文句は嘘じゃなかった、確かにスライムのように肌にまとわりついてきます。
なんともいえない気色いい感触。ああ、これが本当のローション風呂なのね。マエストロ感激。
さて、ローション風呂の真髄も味わえことだしそろそろ出ますか。
そりゃ、本音を言えばもっと遊びたいです。こんなに苦労して作ったローション風呂なのに、味わうのが2〜3分じゃあ寂しいですもの。
でも、今はまだ肌寒い3月。1秒ごとに冷えてくお湯に浸かっていたら間違いなく風邪をひきます。遊びたい。でも寒い。でも遊びたい。うー。
迷った末に、決断しました。いいや、やっちまえ!
(追い炊きスイッチオン!)
風呂釜が壊れるんじゃないかって?
ははははは。いいのいいの、どうせ賃貸でうちの風呂じゃないし、大家さん地主で金持ちだし。いざとなったらシラを切るまでよ! いやっほう!(←鬼畜)
ローション風呂に頭から潜るなんて恐ろしいこともしちゃいますよ。へへへん。
悪の道に足を踏み入れたことで、なんだかおかしなテンションになってきたマエストロ。転がる石のようになりながら次回に続きます。ライク・ア・ローリングストーン!
(続く)
12.03.31更新 |
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