毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by "maestro"Endo Yusa.
世界のみんな、聞いてくれ! 俺はついにやったよ。
え、「何を?」ですって? やだなあ、スマホに機種変してやったんですよ。むはははは。
ドコモのスマホが7万くらいすると聞いて以来、一生ガラケーから抜け出せないと覚悟していた私。しかし先日「らくらくスマホに変えたいのよぉ~」という老母に付き合って地元のドコモショップに出かけたところ、実質無料で買えるということが発覚。
なに、日本の経済どうなってんの!?っていうかドコモのやり口わかりづらすぎるだろ!
と憤りつつも、初めてのタッチパネルにニヤニヤ。やだ~、画像も超きれいじゃないの~。
エロ動画をダウンロードしてずぶずぶと深みにはまっていく自分が見えるよう。オナニーマエストロ遠藤です。
ただ一つだけショックだったのは、2つの機種(メモリが大きくて動作が早いのと、防水機能がついてるの)のうちどちらにしようか迷っていたら、すかさずドコモショップのお姉さんと老母に「中年女は機能云々より絶対防水!」と言われたことです(もう少し柔らかい言い方でしたけど......)。
田舎のドコモのお姉さんて、エロいけど容赦ないんだよな......ちっ。
とまあ、そんな話はさておき。
念願のスマホにしたことで気分がひとまわり若返ったマエストロ。心機一転フレッシュな気分でオナニーインタビューに臨む所存です。
お相手は、実家住まいの元OL・まなさん。自分のことを「普通ですよ」と言いながらネット上でオナニー草の根活動をしている彼女。本当に普通なのか、それとも何か隠された顔を持っているのか......。
■実家住まいとエロ活動。
――今は実家住まいなんでしたっけ。
まな「実家です」
――それだと余計にお風呂オナニーはハードル高いですよね。アンアン言ってる声がお風呂エコーで響き渡っちゃったりしたら困るし。道具に凝らないとなると、エロへの情熱はオカズ選びのほうに向かった感じですか。
まな「うーん......それも普通でしたねえ。あんまりハードなエロは手に入らなかったんで、BL(ボーイズラブ)のマンガを読んで、頭の中で妄想を膨らませてオカズにしてました。遠藤さん言うところの脳内ダウンロード。
――BLって私はあんまりよくわからないんだけど、どっちかのキャラを女の子である自分に身立てて興奮したりするの?
まな「いや、その妄想の中に自分は入ってこないんですよ。私は第三者的な立ち場で男同士のセックスを観てるの」
――ああ、私もAVは第三者的な目線で観てるから同じですね。ハメ撮りとか主観物とかも興奮するんだけど、自分を投影するっていうことは基本的にない。実体験が乏しいせいですかね......。あ、まなさんもAVは観ますよね?
まな「はい。でもオナニーに使うのは痴漢物とかが多いかなあ」
――お、今自分の性癖を告白しましたよ!
まな「ふふふ。AVって笑えるのとか感動するのとかもいっぱいあるじゃないですか。ああいうのは観ててすごく面白いんですけど、それでヌケるかと言われるとヌケないんですよね。オナニーに使うのは、特に面白いとかも思わない痴漢物がちょうどいい。
――わかるわかる。今、DVDじゃなくてパソコンの動画でヌク人が多いのってそれですよね。オナニーのオカズにするんだったら、必ずしも「作品」じゃなくていいから。エロマンガや活字はどうですか?
まな「活字はあんまり読まないんです」
――ライター志望なのに(笑)。
まな「大人になってからはまだ多少読むようになったんですけど......エッセイみたいなのが好きなんですよ。あ、でもBL書いてる作家さんがネットで小説発表したりしてて、そういうのは読んでオカズにしてましたね。まあそれもやっぱり脳内にダウンロードして妄想して......って感じで」
Iさん「小学校の頃から自分のパソコンを持ってらしたんですか」
まな「いえ、それは家族の共有パソコンで。今もそうです」
――え、それでエロ観たりエロ活動したりするのって大変じゃないですか!?
まな「ノートパソコンで一応持ち運びはできるんからなんとか。あ、ちなみにUstはiPhoneでやってます」
――へー。同居だとエロ活動の際もご両親の目とか気にしちゃいません?
まな「仕事辞めてどうしようかなってフラフラしてたときに、アダルト業界にも興味があってそういう会社ばっかり受けてたんですよ。それで揉めたんで、ある程度エロに興味あるんだなっていうのは親もわかってると思います。でもオナニーUstやってることは言ってないので、そこは微妙」
――いやあ、うちもそうですよ。去年まで実家でエロライターしてたんですけど、部屋にAV山積みにしてたりすると顔しかめて「あんたはエッチねえ!」とか言われましたもん。さすがにいい年なので頭ごなしに叱られたりとかはありませんでしたけどね。
うーん、でも、なんだろう。まなさんてすごく自然体じゃないですか。エロ活動をするのにすごくコソコソしてるわけじゃないし、だからといって開き直ってもない。普通は普通だけど、話を聞いてるとなんだかホッとするんですよね。
■25歳まで、エロは他人事でした。
――エロに興味がありながらも、ずっとBLをオカズに指オナっていう可愛らしいことをしてたのは、何か理由があるんですか。
まな「私、処女時代が長かったんですよ。25歳くらいまで本当に浮いた話がなんにもなくて......その間はずっとBLオナニーに耽ってました」
――じゃあ実践としてセックスをしてからはオナニーのほうも......。
まな「そうですね。自分が経験してからは彼氏とのことを思い出しながらするっていう、いわゆる"思い出しオナニー"をするようになりました。今考えると、処女のときはなんだかんだ言ってもエロが他人事だったんですよね。エロいものが好きだし観たいけど、でもやっぱりそれは自分にかかわってくることではなくて他人事。切ないですけど」
――それはやっぱり切ないことですか。
まな「切ないですよ~。エロが好きなのに実感できないっていうのはね」
――そうかあ。じゃあ早く経験してみたいっていう気持ちもありつつ、オナニーをして気を晴らしつつ。立ち入ったこと聞いちゃいますけど、彼氏は25歳までずっといなかったんですか。
まな「いませんでしたねえ」
――ということは、初めてつきあった殿方と初エッチ?
まな「いえ。初めての彼氏ができたのは本当に最近なんですけど、まあ付き合うっていうんじゃなくてもそういうことはいくらかあって」
――あ、わりとチャレンジャー(笑)。以前、コラムにお悩み相談いただいたときも「フェラチオだったら誰でもガンガンできる。精子も飲める」みたいに言ってましたよね。
まな「できますねえ!(笑)あの、でも挿入が苦手なんですよ」
――ああ、さっきもバイブがダメって言ってましたね。
まな「バイブどころか、すっごい小さいタンポンとかでもダメなんです。
――タンポンもダメっていうと生活に支障出ちゃうよなあ。なんだろう、「挿入恐怖症」みたいなものなんですかね。トラウマ的なもの?
まな「なんなんでしょうね。自分でも指を入れる練習とかしてみてるんですけど、ダメなんですよ。思い当たるトラウマとかは一切ないんですけど、もともと小心者というか怖がりで、ピアスの穴も開けられないっていうのはあるなあ。痛いのが怖い、注射もイヤみたいな」
――「私すごくフツーです」って言ってましたけど、そうでもないような気がしてきた(笑)。
まな「よく言われます(笑)」
■痴漢電車に乗る小倉優子が鉄板です。
――オナニーするとき、自分のこと変態だなって思うような妄想することあります?
まな「痴漢AVみたいな妄想はいつもしてましたね。ていうか、最初に痴漢AV観たときに『あ、私の妄想と同じだ!』って思いました」
――まなさんがそのとき考えてた痴漢妄想ってどんなのか聞きたいなあ。これまでのベスト痴漢妄想ってどんなシチュエーションで?
まな「私の鉄板妄想はですね、小倉優子みたいな女の子が電車の中で3人くらいのオッサンに痴漢されるっていう」
――ははは。小倉優子は絶妙!
まな「かわいいんだけど自分はそれほど好きじゃないっていう女の子が、ひどいことされてるのはグッときますね」
――ああ、それが小倉優子であると。実際にファンだったりする子だと可哀想になっちゃうっていうね。ちょっとわかるなあ。
Iさん「小倉優子以外だとどういう人が槍玉に上がるんですか」
――槍玉て!
まな「小倉優子がちょうどいいんですよねえ」
――小倉優子ってかわいいというかぶりっ子系ですけど、おっぱいバーンのいかにもエロそうなフェロモン姉さんなんかには萌えません?
まな「麻美ゆまちゃんはすごく好きです。おっぱい大きいのは憧れるし、エロカワはいいですよね。でも、いずれにしても実際に自分がされるのはやっぱりイヤですよ。あと、自分でセックスするようになって思ったのは、私ペッティングが一番好きなので......」
――ペッティング! その単語久々に聞いた!
まな「ふふふ。ひたすらペッティング、触られまくるのが好きなんで痴漢にグッとくるのかもしれないです」
■イッたことがないから、オナニーはエンドレスです。
――無理矢理ハメられてイヤなのにイッちゃって......みたいなファンタジーではないんですね。
まな「そうですね。あの、私イッたことないんですよ」
――え、意外!
まな「だから延々やってて、飽きたからそろそろやめようかなみたいな(笑)」
――えー、それは究極。1時間でも2時間でもやってられるっていうのは夢ですね。
まな「いや、でもそんなに長くはしないですよ。30分とか」
――イカなくても気持ちはいいんですよね。
まな「はい。イッたことないからわからないんですけど、じわじわ気持ちいいです。でもイクっていうのはじわじわじゃないんですよね」
――じわじわがこう、徐々に盛り上がって......って感じかなあ。
Iさん イクっていう区切りがないとすると、妄想してるときはどこがフィニッシュになるんですか。
まな「終わりがはっきりしてないんですよ」
――なんとなくモヤモヤした妄想をしつつ、自分もじわじわくる気持ち良さを味わうという。それは新しい! よく「女は男と違って何度でもできて羨ましい」とか言われますけど、その上をいきますね。終わりのないオナニー!
まな「でもやっぱりイッてみたいですよ。Ustで話を聞かせてくれた人たちもみんなイッたことあるって言うから、どうやったらイケるかいろいろ聞いてみたりしてるんですけど、まだ経験できてない。実家住まいだから気が散って没頭できないっていうのもあるのかも」
――うん。
まな「なんかオシッコが漏れそうになるときとかあるんですけど、そこで辞めずに頑張って続ければイケるのかなとか......」
――ああ、それは是非試してみたほうがいいですよ。イクって一線を越える感覚ですから。でも家のベッドの上でおしっこ漏らしたら27歳女子としてはちょっと親に顔向けできないよなあ。
まな「そうなんですよ!」
――親がいないときを見計らってチャレンジするとか、思い切ってオナニーのためにホテルに泊まるとか。一人旅に行ったときとかも狙い目。
まな「ああ、今日なんてまさしくそうですよ(注・まなさんは大阪から来てこの日はホテルに泊まる予定)」。
――いいじゃないですか、ビジホなら100円入れればエロチャンネルも観れますし、オカズには事欠かない!
まな「100円て。今カード式じゃないですか?(笑)」
――あ、そうか。でもいずれにしろ、イクとオナニーも面白さが増しますよ! 私もまなさんと同じでイクようになったのって遅いんですよ。大学生の頃に初めてイッたんですけど、今みたいにオナニーにハマりだしたのってそれからですもん。そして今ではマエストロ!
まな「やっぱりそうですか。だからイクのにすごい憧れがあるんですよ」
――セックスで、というか挿入ではイッたことないけどオナニーならイケるって女の子は多いから、自分で訓練してみるといいですよ。あと電マ。やっぱり電マはおすすめです!(出た、電マ信者!)
まな「電マは一度使ってみたことあるんですけど、私には強すぎるかなーと。指時代が長かったから強い刺激に慣れてないんです」
――じゃあ、お漏らしを恐れずイクまでずっと同じとこにローター当てましょう。それがポイント! がんばれ!
まな「はい!」
ああ、大変いい返事です!
オクテなのかハジけてるのかわからないけど、何を聞いてもてらいなく正直に答えてくれるまなさん。ええ子やなあ。
一刻も早くイケることを、そしてもっとオナニーを好きになってくれることを願いつつ、次回に続きます。
(続く)
12.11.03更新 |
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