毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
いやあ、やって来ましたね、師走! ホメイニ師も陰陽師も淫乱女教師も走るという12月!! もちろん私も絶好調にテンパリスト。およそ3時間に1回の割合で「木こりになりたい……」とつぶやいたりしております。
ああ、忙しいとは心を忘れるって書くのよね。毎年同じことやってんのに忘れてました……。
オナネタを考える気力さえないので、ここ一週間はずっと同じAV(裏洋ピンの中出しモノ)を使っているオナニーマエストロ遠藤です。
まあ、それもこれも年末進行とパートの繁忙期が重なってゆっくりオナニーする時間さえなくなるせいなのですが、最近は「木こりになりたい」よりもむしろ「老人になりたい」と思うようになってきました。
朝からバタバタ家の中を走り回る老母と私を尻目に、こたつでカステラ食いながら悠々とテレビショッピングに見入る祖母(95歳)。先週はまた『ちい散歩』から荷物が届きましたよ。しかも一週間に2回。なんだその憎たらしいまでの余裕。
まあ、年寄りが悠々自適じゃなかったら困りますけど、どうせ買うなら腰痛ベルトや土鍋じゃなく“たらば蟹セット"にしてほしいものです。土鍋もサポーターも去年買ったばっかりじゃん……ああ、忘れてるのか……(´・ω・`)。
さてさて、そんなこんなでぼやきながらも人生は続く。そしてオナニーも続くのであります。
前回、前々回のコラムで自ら採取したAV男優の生チン型。実はあれから先のチンポバイブを制作するという行程は編集部のIさんにお願いしていたのですが、その完成品がようやく届きました! いよっ、待ってました!
うう、ドキドキする……半年ごしで夢見ていた男優チンポバイブがこの中にあるんですね……。
まだ真っ昼間だけど、夜までなんて待てっこありません。こ、これはなんとしても開けてみなくては。
ビリビリ……ベリベリッ……!!(←飢えた野獣のように段ボールを開ける音)
お、おおっ。これはッ……!
思った以上のリアルな出来栄え! なかなかの色艶です。
ていうか、これほんとにチンポですよねえ。これに比べるとリアルディルドがオモチャに見える!
ここだけの話、見たとたん思わず口に入れましたよ! いや、とりあえず咥えるでしょ、これは。
うーん、すごいなあ、クローンちんちん。
やっぱりね、いくらリアルディルドと銘打った商品でもホンモノには及ばないんですよね。同じバイブでも、ちょっと曲がってたり亀さんがエグいくらい大きかったりっていう個性があってこそ、リアルな愛情が注げるってもんです。
そうさ僕らは世界に一つだけのマラ
一人一人違うカリを持つ
そのマラを勃たせることだけに
一生懸命になればいい……
ああ、なんかあまりの出来栄えに涙が……。
マエストロったらどうしちゃったのかしら。更年期?
いやあ、自分からチン型バイブを作りたいなどと言っておきながら、実は工作的なことにはまったく自信がない私。心の中ではハンドメイドでそんなにうまく作れるはずがないと思ってたんですよね。
「自宅でチンポ作ってるのなんて親に見つかったら勘当されちゃう!」とかなんとか適当なこと言ってIさんに頼んで正解でした。忙しい中ありがとう、Iさん。
あ、せっかくですからIさんの労をねぎらう意味も込めて、チン型からバイブを作成する行程をちょっとご紹介しておきましょうか。実際に作ってみたいっていう人もいるかもしれませんしね。
うーん、こうやって見ると、手順さえちゃんとしてればそんなに難しくないように見えますね。
本当はこの後、出来上がったチンコから余分なゴムを切り取るという作業があるんですけど、Iさん曰く「最後の仕上げは遠藤さんが楽しみながらやってくださいね」とのこと。
ああ、なんてかゆいところに手が届く人なの、あなたは!。・゚・(ノД`)・゚・。
なるほど、よく見れば送られてきたチンコは確かに余分なゴムがはみ出したり垂れさがったりしています。どれどれ、お言葉に甘えてちょっと工作させていただきましょうかね。
以前、この連載でカスタムバイブ(自分でイボやローターまわりのシリコンをカットして好みの形にできるっていうやつですね)を使ったとき、この手のものはナイフよりはハサミを使ったほうがラクだとわかったので、略式ながらハサミでチョキチョキいかせていただきます。
しかし本体から余った部分を切り取るだけとはいえ、ここまでリアルな肉棒にハサミを入れるというのは正直ビクビクしちゃうなあ。い、痛い……。
とはいえ、よく見るとカリのところに白い型取り溶液のカスが入り込んでたりして、ちょっとムラムラしてみたり。いやーん、こんなとこにチンカスつけちゃって! んもう!
こうしている間にもチンポ君たちとの愛が刻一刻と深まっていくような気がします。
そして10分ほど作業に没頭した結果、余計なゴムもチンカスもないキレイなチンコが……。
できた! ついに本当に完成です!!
ああ、なんてたのもしいサイズ。そして美しいテカリ具合。
こうしてマエストロの手の中にあると思うと、あの日見た実物の男優チンポよりも一層愛しく感じられます。
そうだ、名前をつけてあげなくちゃ。“銀ちゃん2号"と“じったくん2号"っていうのはどうかしら゚・*:.。..。.:*・゜うふふ、なんて可愛い子たち!
でも、これだけうまくいってしまうと欲の出るのが人情というもの。ニヤニヤしながら眺めているうちに、一つ気になることができてしまいました。
それは“銀ちゃん2号"の色。このチンポ君、この間拝見した実物よりもかなり色合いがソフトなんですよね(銀次さんの生チンは備長炭のごとく黒々としておりました!)。
うーん、これはよりリアルさを出すためにペイントとかするべきか。うーん、うーん。
悩みながら次回に続きます。
(続く)
09.12.12更新 |
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